ドイツ街歩き、私たちのアンティークコレクション

ヨーロッパあちこちまったりのんびり街歩き、収集したアンティークをマイペースにご紹介します。たまに手料理。

オランダのお嬢さん

2021-01-20 13:27:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは、今日はVitrine(飾り棚)から、陶器のお人形たちをご紹介します。

たたずむ後ろ姿と、その横にいるのは、同じく陶器製ミニチュアのワンちゃんたち。昔フランスを旅した時にアンティークショップで購入したものよ、とドイツ人のおばあさんから譲ってもらいました。

'幸せを運んでくる'と言い伝えのある、フランスの'フェーヴ'という小さな小さな陶器のお人形です。
伝統菓子のガレットデロワに仕込まれています、いろんな形がありますが、これらのコレクターさんも多いです。

ほんの3cmほどの大きさなのに、前足で掻く姿、肉付きや毛の流れ、小型犬の特徴がなんともリアルに捉えられています。
アンニュイな表情も可愛らしいです。
私はスムースとロングヘアのチワワだと思っています〜。


正面を向けて、この女の子はデルフト社のもの。
どこかへお出かけでしょうか、ハンドバッグを片手に、小さなワンちゃんを抱いています。

'Delft'手仕事証明のサイン入りです。

いつものご挨拶も、こんなお嬢さんだと、
'みなさまご機嫌よう〜'なんて言いたくなっちゃいますね

それではまた投稿したいと思います。
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磁器のレースドール

2021-01-17 14:59:00 | 私たちのアンティーク
これもある日のTrödelmarktでのこと。

この可愛い踊り子さんはどこの子だろう?

と、手に取る彼。(出展者さんに許可を頂いてます)

Porzellan(磁器)で、こんなにも繊細なレースやドレープができるのですね。表情やスタイルも素敵
裏側を見てみると、

どこかのメーカーのマークがしっかりと入っています。

これはどこのメーカー?
何年頃の作品なんだろう?と、出展者さんも案外ご存知なかったりもします。

そんな時はマークや特徴を頼りに、ネット上のアンティーク専門辞書を使って調べています。便利な時代ですね。(ここは私の出番。彼はじっと見つめています..)

見つかりました、この子は
'Wilhelm Rittirsch Porzellanfabrik' (ドイツのKüps)、1950〜1974年頃の作品のようですよ。
さらにこれをGoogleに入れると..、
関連シリーズがたくさん出てきます。(彼、感激! )

どれも立派なアンティークドール!

危ない..!もしTrödelmarktでこの可愛い子ちゃんをうっかり連れて帰っていたら、今頃きっと、シリーズで集めたくなってしまっていたことでしょう..!
私たちは収集癖があり キリがないのです〜

その収集してきたものも、またご紹介したいと思います。私たちのつたない投稿に、いつもいいね!ご拝読をありがとうございます。すごく嬉しいです。




'蚤の市'で出逢ったドールたち

2021-01-15 22:25:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは。仲良く寄り添っているこの子たち、
ドイツのシルトクレート社のお人形さんです。

今日はアンティークドールをご紹介します。

社名のSchildkröt'シルクレート'とはドイツ語で'亀'🐢の意味です。
カメさんのように長生きしますようにとの由来だそうで、


その名にふさわしく、1896年ドイツのチューリンゲン州に創業してから現在、最古のメーカーとされています。
海外の大量生産が進む中、ドイツ国内での生産にこだわっているところが良いですね。
ふっくらしたほっぺ、なんとも無邪気な表情が可愛らしいです

Trödelmarktで見かけたお人形さんたち(出展者に許可を頂いて撮影しています)もご紹介します。

個性的な子がたくさん

お人形だけではなく、こういったベビーカーなんかにも有名な人気作者さんがいたりするそうです。これもやはり年季の入ったものですが、見た目よりもすごくしっかりした造りでした。柳の木で作られているそうです。

しかし、こう、あまりに無造作に置かれていると..なんとかしてあげたい衝動に駆られます..

裸ん坊の子も..

え!?青タン!?
リアルな赤ちゃんだし、思わずドキッとしちゃいますね。

この子たちもシルクレート社のもの🐢お衣装も当時のオリジナルはかなり貴重なんだそうです。

世代を超えて、大切に可愛がってあげられる優しい世界ですね。もっともっと広がりますように

いつもいいね!ご拝読ありがとうございます。



ドイツの'蚤の市'

2021-01-13 11:28:00 | 私たちのアンティーク
こんにちは。
コロナ禍で蚤の市もずっと中止、懐かしくなって、写真を振り返っていました。
とてもめずらしいもの、欲しいけど購入に至らなかったものなど(出展者さんに許可を頂いて撮影しています)を今日はすこしご紹介します。

Trödelmarkt(ガラクタ市)の雰囲気が好きです。

いろんな物語を背負った古いものたちには、どこか陰影や色っぽさを感じます。
新しいものにはない、時を重ねたからこそ滲み出すものにどうしても心揺さぶられます..
僕のこと??と彼は嬉しそうですが
ほんとに、人も同じかもしれませんね。

これらはJugendstil、アール・ヌーヴォー時代の作品だそうです。美術館にあってもいいようなものも、ぱらぱらと並んでいるので、倒さないように慎重に拝見します。




ほっこりリスさん、トランプしてましたよ
このコたちは剥製です、今頃どこにいるのかなぁ。


こんなふうに穏やかに、コロナ禍が落ち着いて、また気軽に蚤の市なんかも楽しめるようになるのを心待ちにしています。

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ビール樽とラッキーチャーム

2021-01-04 12:11:00 | 私たちのアンティーク
ドイツのラッキーチャームといえば、こんな可愛らしい雑貨もあります。
以前ティファニーランプを譲ってもらう時、これも一緒におばあさんからいただきました。なかなかの古い物だそうです。

ビール樽にラッキーチャームがいっぱい!

サイドにぶら下がっているのはグラスマーカー。ホームパーティーやなんかで、飲み物がたくさん並んでいる中でゲストや自分のグラスが分かりやすいよう目印に付けて使うものですね。

刺さっているのはピック状のマーカーです。
キノコや煙突掃除人、白いお花(エーデルワイス)やポスト(ラッパマーク)もあります。ちっこくて可愛らしいですね。

弦を担ぐ私はやはり見ているだけでは満足できず、自分でも編んでみました
たくさんのラッキーが皆さんにありますように!🍀
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