2019年12月18-20日
毎年恒例のようになっている、年末の「関西買出し」に今年も行って来た。大阪在住13年で培った年末年始の食べ物・・・だけではないが、関西(特に大阪、京都)に行ったら食べたい物も買って来ようとなった訳である。但し、嫁様のリクエストが大半となったのは言うまでもない。
12月18日(水)
今回の出動はVW PASSATにした。
往きのこの日、大阪までのルートを検討したが、結局、東名高速(新東名ではない)-名神高速で行くことにした。出発時間も朝9:00にし、現地到着を16:00頃と計算した。
本来なら中央道-名神高速のルートの方が慣れているし、家から近いので迷わず選択している所だが、今回は路面の凍結や降雪などのリスクも考えられたため、南の東海ルートを選択したのだった。
写真は久々に見た燃費の数字で、思わず撮影したものである。
考えて見ると、リコール修理を行った7月以降愛車PASSATの燃費が良くなったような感じがしている。今回は久々に東名高速を走った訳だが、過去PASSATで写真のような燃費表示を見たことがない。
最終的なこの日の走行データは以下の通りとなった。
走行距離: 513.1km
給油量: 28.5L
燃費: 18.0km/L(満タン法)
12月19日(木)
この日は朝から大阪 鶴橋(つるはし)で「キムチ」を購入することにした。鶴橋の商店街付近には駐車場が少なく、車を止めるのに苦労するので、平日ではあったが店のオープン時間に間に合わせて鶴橋に着くようにした。
鶴橋のコインパーキングに着いて見ると、駐車している車はなく、好きな所に止めることができた。車を後にして商店街の中のキムチ販売店を目指すと、駐車場からは歩いて数分の距離だった。
商店街の大半はまだオープン時間前で、店のシャッターが下りたままだったが目指す店は既に開店していた。
このキムチ販売店を利用し出したのは、大阪に住み出した平成3年(1991年)頃からなので28年ほどになる。平成17年(2004年)に東京に帰っても大阪に行く機会は結構あるため、このキムチ店の利用はずっと続いているのである。
私の好きな、チャンジャと白菜を購入すると直ぐに駐車場に戻った。
この日の最大の目的はキムチ購入で終わったが、時間はまだ十分あったため少し観光をすることにした。
始めに向かったのは大阪府茨木市にある「継体(けいたい)天皇(第26代) 三嶋愛野陵(みしまのあいののみささぎ;太田茶臼山古墳)」である。
写真はGoogle Mapより拝借したものだが、写真からも分かるように「陵」は典型的な前方後円墳となっている。前方後円墳で有名なのは「仁徳天皇陵」だが、大きさは異なるものの似た形状をしていることが分かる。
残念ながらこの形状を実際に見て確認するには、写真のように上空から見るか、高層ビルの展望スペースから見るかしないと確認できない。ドローンでも使えば良いのかも知れないが、それも私はもっていないので無理。と言うことで、現状の私にできたのは、下の写真位である。
宮内庁の管理で「継体天皇陵」とされている。
写真のように後ろの小高い山(丘?)が天皇陵だが、この角度からでは前方後円墳かどうかは分からない。
天皇陵の脇に「継体天皇陵 陪塚(ばいちょう)」という塚が公園の中に保存されている。石柱の下方に「宮内庁」の文字が見え、ここも宮内庁の管理地であることが分かる。被葬者が誰なのか分かっていないようだ。一般的に同種のものには天皇の家族或いは家臣が埋葬されていると言われるが、この塚がそうなのか不明のようだ。
次は大阪府枚方市の「百済寺(くだらじ)跡公園」及び「百済王(くだらおう)神社」に移動した。
天皇陵から百済寺跡公園まではおよそ30分の距離だった。公園の駐車場に車を置くとまず公園に入った。遺跡と言うことは分かるが、公園にはチョットかけ離れているように見えた。公園の整備中だったのか、再調査をしていたのか、とにかく至る所が工事中のようになっていた。
次は公園隣にある百済王神社に行った。
当社境内にある解説板(枚方市教育委員会)によれば、延宝九年(1681年)には既に当社が存在していたようであるが、創建時期ははっきりしないようである。祭神は百済国王及び牛頭天王(ごずてんのう)とされ、百済国王の末裔(まつえい)、百済王(くだらのこにきし)氏が祖霊を祀っていたとしている。つまり、この付近には百済からの渡来人(とらいじん)が住んでいたと言うことになる。
走行距離: 114.3km
給油量: 9.0L
燃費: 12.7km/L(満タン法)
12月20日(金)
関西買出し最終日のこの日は、朝から買出しに出かけた。この日の買い物は、漬物、餅(関西の丸餅)、京野菜、和菓子である。先ずはベタだが京都の「錦市場(にしきいちば)」に向かった。錦市場では漬物を購入し、直ぐに次の大原に向かった。「里の駅 大原」で京野菜、餅を購入した。最後に和菓子を購入するため「鶴屋吉信 本店(つるやよしのぶ ほんてん)」に移動した。この3か所での買い物は、量的には大したことはないが、財布にはかなり響くことになった。
昼少し前に京都東ICから名神高速に入った。帰路のコースは、名神高速-中央道で帰ることにした。この日は天気も良く長野などの気温の低い地域でも雪や凍結と言ったリスクが低そうなので中央道を走ることができると思われたのである。想像通り中央道は問題なく走ることができ、19:00頃無事帰宅することができた。
走行距離: 537.2km
給油量: 26.0L
燃費: 20.7km/L(満タン法)