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ミラクルコンビのゆる散歩 - のんびり歩いたお散歩記録

一緒に歩くと必ずミラクルなトラブルがおこるミラ子とクル子。。。               お散歩記録といろいろ記録。

麗子像を探して - 岸田劉生

2010年11月11日 | 美術館巡り
いつものミラクルコンビではない番外編の美術館巡り。
母と美術館を巡ってきました。

前々から言っていた
岸田劉生の『麗子像』を全部見たいという話から東京都内で見られる麗子像を周ってきました。

今現在、都内で観る事が出来る麗子像は4点。

東京国立近代美術館とブリヂストン美術館と東京国立博物館
そして今回は三菱一号館美術館。

この美術館は周れる範囲内にたまたまあったので
2日間で3館巡ってみました。

まず三菱一号館美術館
新しくオープンした美術館です。
入口付近の中庭もとっても綺麗。天気の良い日はのんびり出来ます。


今回こちらで見たのは岸田劉生の麗子像『麗子花持てる』です。
ちょっと不気味にも見えるこの麗子像ですが他の麗子像を見てみると不気味どころか本当にかわいらしい絵もあり父親が書く娘の絵という「愛情」がすごく感じられます。



その愛情がものすごく感じられる『麗子五歳之像』を見る事が出来るのが竹橋にある東京国立近代美術館。五歳の麗子を描いた本当に柔らかい優しい絵ですごく良かったです。教科書で紹介されているあのちょっと怖い麗子像とは全く違う絵でした。一つの絵が有名だとそのイメージで固まってしまいがちですがこうやって違う表情の絵があって今までの麗子像の印象が変わりました。


そして今回こちらでは麗子像のほかに長谷川利行の『カフェパウリスタ』が長い修復期間を終えて公開されていましたので見る事が出来ました。修復の手順などの説明も説明されていて見応えありました。

そのカフェパウリスタにもせっかくなので行ってきました。



そして最後にブリヂストン美術館

しかし……
常設で展示されていたはずの麗子像がこの日は公開されておらず…(ナビダイヤルで確認したのですが…泣)
残念ながら3点目の麗子像を見る事が出来ませんでした。

と言う訳で2点でしたがとても良い絵を見る事が出来て大満足の美術館巡りでした。
季節にもよりますがこのあたりの美術館巡りは電車を使わずに歩いて行くと良いお散歩になります。
今回も竹橋から銀座まで歩きました。