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こぶログ

こぶです。
なるべく多くの方に読んでもらえるとウレシイのです。

硫黄島からの手紙

2007-01-21 23:42:02 | cinema
硫黄島からの手紙を観てきました。
いい映画だと思います。それ以外の形容詞が思いつきません。「面白い」とか「悲しい」とか「感動した」とか、そんな言葉は、この映画の感想としては、ふさわしくないかなと思います。戦争映画って、映画に込められたメッセージが押し付けがましいものが多いけど、この映画は、そういう感じはなくて、観た人それぞれが色々な捉え方をするのではないかと思います。

私はこの映画を観て、靖国参拝が問題になっているけど、やっぱり時代に翻弄されて犠牲になった戦没者を弔う気持ちを彼らの犠牲の上に成り立つ現代に生きる私たちが持つことは、大切なんじゃないかなと、思いました。彼らの手紙が戦後の調査によって見つかっているのも、過去の事実が葬り去られることなく、未来に残してほしいというメッセージなのかと。

ところで、この映画、渡辺謙ばかりが脚光を浴びているけど、登場が多いのは、むしろ二宮和也のほう。でも、二宮君についてはあまり触れられていないのは、やっぱり演技力がイマイチだからなんだろうなと感じました。私は、人様の演技をああだ、こうだ語れるほど演技には詳しくないけれど、やっぱり、観ていて何だかシックリこないんだな。二宮君は、一家の主で、奥さんと生まれたばかりの子供がいるという設定なんだけど、その立場としては、ちょっと子供っぽ過ぎる気がしました。確かに、昔の人はずいぶん若くして父親になったのかもしれないけれど、人間的に子供っぽいというか・・・軽いというか・・・現代っ子っぽさが消せないまま役作りをしている感じがしました。ミスキャストかなと思います。

渡辺謙のほうは、もう貫禄あってとても素晴らしかった。あの表情から湧き出る力が凄い。顔力ってやつ?! 時には穏やかで優しい人間の顔、時には合理的で知的で厳しい閣下の顔を自然に演じていて、決してわざとらしくなく、すごく良かったと思います。

ところで、中村獅童の役は何だったんだろう・・・よく分からん。パッとしない感じだったことは確か。

プラダを着た悪魔

2007-01-03 23:04:08 | cinema
今日は水曜のレディースデーで映画が1000円なので、プラダを着た悪魔を観に行きました。オンナって、おトクだわ
映画の内容のせいか、サービスデーのせいか分からないけど、圧倒的に女性客が多くて、年齢層が結構高めな感じがしました。

ストーリーは、至って単純だけど、そのストレートさが心地よい感じです。主役のアンドレアのファッションもとても可愛くって、ストーリー展開だけじゃなくてコーディネートにも目が離せません。あぁ羨ましい 場面の切り替えが早くて、"今のファッション、もう少し見たかったなぁ"なんてことも何度かありました。
上司役のメリルストリープがはまり役で、大御所の貫禄が漂っていました。

スタイルも経済力も手が届かないレベルですが、私ももっと仕事もオシャレも頑張らねばなぁと・・・、ちょっと刺激を受けた映画でした・・・。That's all..

007 カジノ・ロワイヤル

2007-01-01 23:20:35 | cinema

今日は、映画サービスデーだったので、「007 カジノ・ロワイヤル」を観に行きました。みんなヒマなんやね~、結構混んでました。
さて、新人の6代目ジェームズ・ボンド君ですが、なかなかエロオヤジの風格が漂っていました。怒られるかな・・・ 007になりたての頃の話ということもあって、だまされまくりで、まだまだ青い感じでした。全体的には、まぁまぁかなぁ。これからのシリーズで頑張ってほしいです


Straight Story

2006-08-13 23:14:17 | cinema
Straight Storyを観た。とってもいい映画だった。

目も腰も悪いおじいちゃんが、10年仲違いしている兄に会いに旅に出るロードムービー。しかし、足は車ではなくて、トラクターを改造した何ともいびつな乗り物。時速8Kmしか出ないその乗り物にのって、500Kmも離れた兄のところまで行くというなんとも気が遠くなるような話。

酸いも甘いも経験してきたおじいちゃんが旅の途中で出会った人たちに語る言葉がすごく温かくて深くて、じわっと涙が出てくる。映像もとてもいい。一面の畑と空。どこまでも続く一本道。最初と最後の満点の星空が素晴らしい。
私のお気に入りの1本になった。


swimmimg pool

2006-08-05 22:30:52 | cinema
Swimming PoolをDVDで観た。

誰かぁーーー、この映画を観た人、私に解説してくださいっっ!!!
もぉ~めちゃくちゃモヤモヤしてるっちゅーの。
これ分かんないと、私の中でただのポルノ映画になってしまいます・・・
いや~ホントわからない。映画解説のサイト観たけど百人百様の捉え方があるんだよ。だけど、どれも納得いく感じではないのだよねぇ。っていうか、この映画を観た人たちが、こんなふうに悶々としているのを監督が世界のどこかで楽しんでるような気さえしてしまう。見る女、見られる女、それを見る観客、それを楽しむ監督・・・みたいな。ちっくしょー、観るんじゃなかった・・・。

もともと苦手なんだよね・・・。想像力と洞察力と感性と・・・って色んな頭を使わないと理解できないような映画。そう、ツインピークスを観たときの感じ。そう、デビッド・リンチ系なのかもね。

というわけで、我こそは理解したぞ!という人。解説コメントください。


Lost in Translation

2006-08-05 21:32:50 | cinema
Lost in Translationを観た。
胸がキュンとなる映画だった。
人生で、こんな一瞬の恋があってもいいと思う。言葉の通じない東京、理解できない文化、そんななかで寂しさを埋めあう二人が微妙な距離を保ちつつも、無意識のうちに少しずつ温められていく関係・・・。劇的な展開とかではなく、穏やかに話はすすんでいく。そこがまた良い。ラストで、二人の気持ちが一つになったとき、胸のつかえがとれた感じがした。そしてキュンとなった。でも、それぞれの道にむかって歩き出す二人。また、キュンとくる。でも爽やかな感じ。

スカーレット・ヨハンソンがとてもチャーミングだ。特に口元が印象的。言葉は少ないけれど、彼女の豊かな表情だけで、十分伝わるものがある。

外国人の視点で日本がとられているので、日本人には気づかない日本の変なところに気づかされたりして面白い。それと、東京ってゴチャゴチャしてて美しくない・・・なんだか、虚しい街だなぁって感じてしまう。

色々と感じさせてくれることの多い映画だった。なかなかです。


トリック 劇場版2

2006-07-27 23:02:12 | cinema
トリック 劇場版2を観た。 わにゃー(特に意味はない)

今回も相変わらずギャグ、パロディを織り交ぜたふざけたシーンが随所に見られる内容。嫌いじゃない。ストーリーもトリックも今までのシリーズと遜色ないと思う。

今回の相手役は片平なぎさ。といえば、アレしかない。アレやるのかしら・・。やった。やっぱりやった。トリックがやらない訳がない。ヒロシ・・・。(ヒロシです・・・ではない!!)白い手袋を口で外すあの仕草・・・。たぶん、私の年齢でギリギリ通じるギャグではないだろうか。

他に、わたしにもよく分からないギャグがあった。ゆーとぴあというコンビのギャグ「よろしくね」だ。これが、ずーっと出てくるけど、その世代が違うため、この面白さがよく分からなかった。


残念なのは、今回、生瀬勝久のからみがほとんどなかったこと。スケジュールがあわなかったのかな・・・。一応、毛髪ネタはあるんだけどね。

毎回お馴染みの里美の書道教室のシーンで"今回で最後"って書いてあったけど、本当なのかな。ま、映画にしなくてもいいけど、その代わりテレビドラマの復活を望みます。

M:I:Ⅲ

2006-07-17 22:41:04 | cinema
ミッション・インポッシブル3を観に行ってきた。また、錦糸町のオリナスで。しかも10:30~の回。早っっ
それは張り切り過ぎでわないかい?って自分に突っ込みたくなる感じ・・。でも、満席だったよ・・・。さすが、トム さすが、M:Iシリーズ

今回のM:I:3もなかなか面白かった。黒幕はバレバレだったけどね。ハラハラドキドキ・・・裏切らないねぇ。むしろ今までよりもドキドキするシーンが増えた気がする。結構長かったけど、あっという間に終わったよ。仲間のスパイに、東洋女性のマギー・Qが登場するんだけど、コレがまた美人でスタイルがいい。スーパーモデルらしい。あと、マトリックスのモーフィス役のおじさんも今回出演してた。あいかわらずゴツかったよ。
確かにありえないーーーってシーンは多いんだけど、ま、映画だし、かたいことは言わず楽しめ!!って感じで。



パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

2006-07-15 21:53:53 | cinema
パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェストを観に行ってきた。
ちょっと冒険して錦糸町のオリナスにあるTOHOまで行ってきた。出来たばかりの映画館でとてもキレイ。座席も前の人の頭がジャマにならないように、適度な段差があって安心して観られる。結構空席があったので、当日券でも大丈夫だったけど、受付がやたら混んでいたので、VitのWEB予約でチケットを購入しておくことをオススメする。

さて、映画の内容といえば、1に引き続き面白かった。
ジャックスパロウのあのオカマっぽい走り方、フラフラした身のこなしが好き。
早くも次回作が予告編で流れて、ずいぶんインターバルが短いと思ったけど。2の続編なのね。今回のデッドマンズ・チェストのラストは、ジャックスパロウが怪物との一騎打ちで、さてどうなっちゃうんだろう・・・ってとこで終わってる。あぁ早く続きが観たいわ

ゆれる

2006-07-13 23:30:28 | cinema
ゆれるを観に行った。

もぅーオダギリジョーが、めちゃめちゃカッコイイ。あのちょっと強引な感じ・・・オンナは弱いわ
猫背気味な背中もいい感じなんだよね。

で、映画の感想としては、まぁまぁです。
ゆれるってタイトルは、たぶん橋がゆれるっていうのと、兄弟それぞれの心がゆれるっていう2つを象徴しているんだと思うのだけど、まじめ一徹の兄が事件をきっかけにちょっとオカシクなっちゃう。でもその兄をかばう弟も何を信じていいのか分からなくなり混乱しちゃう、んで兄弟が崩壊していく・・・。そんな心のゆれ動きを描いた映画。なんだか重たい話だった。

かもめ食堂

2006-07-06 22:50:27 | cinema


かもめ食堂を観てきた。
とってもほのぼのとした映画。
ストーリー展開も特にスリルがあるわけでもなく、事件が起こるわけでもない。淡々と進んでいく。でも、ちょこちょこと笑えるポイントが仕込まれていて、肩の力を抜いて楽しめる作品。

フィンランドの飾らない町並み、のどかな港の風景、そしてシンプルでオシャレなインテリア・・・観ていて、すごく憧れちゃう。すごくセンスが良い。こんな生活味わってみたいなぁ~。
LOHASっていう生活スタイルが注目されてるけど、まさにそんな感じ。朝市場で買い物をし、お店を開き、夜はプールで運動の毎日を繰り返す。

小林聡美が料理をするシーン(とんかつ揚げたり、鮭焼いたり、おにぎり握ったり)がとてもリズミカルで、手際が良くて、観ていて気持ちがいい。この人、私生活でもおさえるべきところはちゃんとおさえてる、いい奥さんなんだろうな~って思った。

そうそうプールのシーンでは小林聡美の水着姿が・・・。ちょっとスクール水着っぽいのを着ているのだけど、それがなかなかカワイイ。この人はややお子様体型気味かも。笑

久々にじわっと良い作品に出逢えた気がした。

東京ゾンビ

2006-01-07 23:13:40 | cinema
東京ゾンビを観に行った。

浅野忠信と相川翔の異色コンビだ。しかも浅野忠信はアフロで、相川翔はハゲヅラだ。いいのか!!相川翔アニキ!!!
大爆笑というほどではないけれど、随所でプププッと笑ってしまうシーンがある。

♭♯街のネオンでハイテンショ~ン♪

エンディング曲がまた
すごく頭に残る。

同じ映画館の次回上映は、コアラ課長らしい。
これもまた、アホな映画っぽい。観に行くか否か、迷うところだ。


チャーリーとチョコレート工場

2005-11-12 23:18:53 | cinema


チャーリーとチョコレート工場を観てきた。


とっても、良い映画だった。老若男女楽しめる映画です。
絵本をそのまま映画にした感じで、見た目もカラフルだったり、ウンパルンパの歌も面白い。ディズニーランドにこんなアトラクションあったよなぁって感じた人もいるのでは??
こんなテーマパークあったら、面白そうだわ。


ジョニーデップは、青白くて、変な髪型でキモイけど、ハマリ役かも。。
チャーリー役の男の子がチョーかわいい。あの、キラキラした目がたまらん
願わくは、マコーレカルキンのように、落ちぶれませんように・・・

ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

2005-10-08 00:23:57 | cinema

ファンタスティック・フォー
を観に行った。

いかにもアメコミっぽい感じだけど、最近は、こういう頭使わないで楽しめる映画が好きだ。インチキくささがまた、面白い。そして、続編を思わせる終わりかた。スパイキッズを思い出したのは私だけだろうか。
ま、何がともあれ、楽しめる映画ではある。

亡国のイージス

2005-09-10 19:30:57 | cinema
周りの反応が良かったのが、気になって、亡国のイージスを観に行った。
本当は、チャーリーとチョコレート工場を観るつもりだったのだけど、予想以上に人気だったのでもう少し落ち着いてから観ることにした。
公開されてからかなり時間が経っているので、映画館は結構空いていた。

最初に、結論を言うと面白い!かなり!!
ストーリーが良かった。
欠点は、CGがとても稚拙だったことかな。ま、日本のCG技術なんてそんなもんさ。

でも、それ以上に真田広幸とか中井貴一、佐藤浩市とかの演技が冴え渡っていた。
かなり男臭い、それも中年の・・映画だったけど、最近そういうのがなかったから、なかなか新鮮でとても良かった。

最近の日本は、男女平等の流れで元々男社会だったところにも女性の進出がみられるようになってきているけれども、この映画みたいに、一部には男の世界ってものが残っていたほうが様になることもあるんだと思った。
ま、この映画みたいに強い男が現代にどれくらいいるのかという疑問は大いにあるのだけれど・・・