蒜山の雪景色*画像はお借りしています (国民休暇村からの同じ写真ですが・・・)
10年ほど前でしょうか、義母を看取った年に夫が私への労いに何か所かの温泉地に連れて行ってくれました。
その時の国民休暇村の大浴場の大きな窓から見た蒜山の雪解け景色と”くろぼこ”の景色は春を待つ私の胸に
焼き付けられました。この写真からその時の思い出が蘇ってきました。
そして蒜山は山ですが、その時のカニ料理もかなり豪華でした。あのお値段では今はもう無理ですし第一
蒜山でカニ料理でもないかもしれません💦
折角ブログを再開しましたので、特筆すべき記事も、素敵な写真もありませんが今日も頑張ってみました。
明後日は昨年心臓(冠動脈)にステントを入れて1年経過の検査入院をします。
昨年の入院時に詠んだ短歌(拙詠ですが・・・)私が所属している結社の雑誌です。写真は今年のですが、下にUPしている歌は昨年の歌です。
地中海令和五年四月号 本元由美子
題 痛み
山腹に残りし雪がちちははの古き痛みを冬空に吸ふ
痛み持つ小鷺の群れが冬空へ飛び立つ先に鉛の凍て雲
瑞々と睦月の雪のはだらなる野に立つ五位鷺痛みを放つ
永年の胸の痛みの不安あり胸に入りたるステント三センチ
局所麻酔といえども痛みのなかりせば医学の進歩の偉大さ惟ふ
しんしんと雪降る夜の病室で留守居の夫の朝食想う
「早春賦」奏でる夫のオカリナは春立つ朝(あした)のはるかぜ誘ふ