江東奇譚

中年男の果てしない思い入れを綴っております

ウィスパー

2018年10月01日 12時32分32秒 | 日記

こいつを、オレは、疑ってる
愛だの、よりそうの、そこら
いちいち薄っぺらく
途方もなく、甘ったるい

だいたい、良からぬ魂胆が垣間見える
小賢しい、キツネ野郎の頬笑み
ガセネタ、悪銭稼ぎの臭いが、プンプン

根っからガサツなオレは、
そんなのに会うと
悪寒を覚える
引っ叩いてやりたくなる
後ろから、ケリを入れたくなる

昨日も、いよいよ眠る段になった時
そいつは、やって来た
ラジオから流れて来た唄だ
不覚にもオレは、良いかもなどと
危うく、持っていかれそうになった

この手のアプローチはいまや、
あらゆる領域に沁みわたり
増殖・蔓延しつつある
年々、細工っぷりも巧妙化してる

おっと、あぶねぇ
オイラに触ると
火傷するぜ