江東奇譚

中年男の果てしない思い入れを綴っております

宇宙棺桶

2013年06月27日 18時43分38秒 | インポート

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-新小岩駅前居酒屋・AM5:30、ファンキーアンチャンの独り言-

 

 

ヒタヒタとさ、ほら、足元目指し、やって来るじゃないよ。

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ちょっと前だったら漫画で済まされてたけど。

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それだってヒデー結末だっけど、シャレになんねーと思うよ、今度は。

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連中はシェルターに逃げ込む了見なんだろ。

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どうすんだろ、それだってなんの解決にもならないのに。

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そういえば、日本の裏側当たりは、南米辺りなんだろ。

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リニアも走り出したら、随分、地球は短くなるね。

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どうして人は死ぬの、って女に言われてさ

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あんまり人がたくさんだと、

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地球に足場がなくなって、人がこぼれ落ちちゃう

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って、寅さんのセリフ、なんかこう妙に泣けるよな。

 

 

 

 

 http://www.youtube.com/watch?v=Fwz6xcdOyoM

 

 

 

 

 

 

 


キミは何処から、やって来た。

2013年06月25日 00時19分10秒 | インポート

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新橋の駅ビルの一杯飲み屋で

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レモンサワーを数杯飲み

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家路についた。

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マスターとの会話を思い出す。

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選挙のこと、東北のこと、男と女のこと、とか。

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彼もまた離婚組らしい。

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その別れ話の滑稽ぶり、男と女の変さを肴に

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白い酒だった。

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なにもアタオタしなくても、

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時間は過ぎるし、なんとかなる、とか。

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その後、しみじみ、

 

 

なんとかなるのかな、

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と、一人突っ込みモードの勝どき橋。

 

 

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=888X7GuHWOo

 

 

 

 


あなたが好きな明日

2013年06月21日 03時49分28秒 | インポート

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世界は、生きており、

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静かに佇んでおります。

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ワタシはその中で、チャカチャカ

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動いております。

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なんの脈略もなく。

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ワタシはどこへ行けばいいのかと。

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そしたら、岬が見えて来ました。

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たくさんの人たちが集結し、

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その、ひとっ所をめざし、

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喘ぎ、泣き、笑い、怒り、揺さぶり、

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一点に終決し、かなぐり捨て

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爆走しますか。

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それは、桜の血飛沫となり、

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姿かたちも、朝日に寿いで

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チラチラ、舞い落ちるのを見てしまいました。

 

 

 

 

 http://www.youtube.com/watch?v=ROK4Nq4BqtY

 

 

 

 


箸が転んで喜ぶオッサン

2013年06月17日 19時56分41秒 | インポート

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いつの間にか、彼女とすれ違うようになっていた。

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最初、背の高い女だな、次にいい女かもと思った。

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長い髪で、タイトな体つき、Gパンが良く似合う。

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なんとかゆう女優に似ているかも、とも、思った。

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まさしく、指が触れるくらいの距離ですれ違うが。

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実は数カ月経ったいまも、彼女を直視していない。

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最初の段階で軽いノリで挨拶のひとつもしてれば。

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失敗したなとしみじみ思う。だからと言ってだが。

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なにかこう、妙な野心があるわけでもないのでね。

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女子は、二十歳すぎくらいのオトメ盛りなんだし、

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こっちは、まぁ腰痛持ちのオッサンであるのだし。

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良からぬことを考えるだに、恐れ多い妄想と自覚。

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ただ、まぁ、まさかこんなに毎日、出会うわけで。

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ほぼ同じ時間、ほぼ同じ場所で。すれ違うとゆう。

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で、何を言いたいかとゆうと結構、現状満足です。

 

 

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=INTOx7QW974

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


物狂わしいかな、レィデオ。

2013年06月12日 19時52分40秒 | インポート

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あの頃、と、ひと口に言えない歳になったことに気付く、この頃。あの頃とは、一体、いつの頃だったのか。それぞれに、強印象の思い出だったと馳せる。

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20代前半。当時、付き合っていた女子の贈ってくれたプレゼント。年がら、ピーピーしてたオレは、これ幸いと、せっせと質草にしてた。アイテムは、ラジカセをメインに数点。なんとか、流しはしなかったけど。

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そんなことを繰り返してた、ある時。浴衣をもらった。思い入れ100%のこれを入れ、どうにもこうにも、流してしまった。

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逼迫すると、金目の物を、と。血眼になる。

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当時、流行ってたと思う。ガラステーブル。四畳半に“映えるな”と思い、購入。実際、傾いていたアパートの一室でおしゃれかもとうつつを抜かし、買い入れた流行家具だったか。

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現実は早急に、いよいよ、逼迫し、そのテーブルを掲げ質屋に向かう破目に。昼下がり、人の交いを避け、恥ずかしながらと、ようよう質屋に辿り着いた。

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いま思えば、まぁ当然、亭主へのプレゼンテーション実らず。持ち帰りかと、諦めかけた。

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そこへ、亭主の娘さんが現れ、嬉しいかな、助け舟を出してくれた。

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“お父さん、いいじゃない。ほら、前、畳を背負って来た人がいたじゃない”と。

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なんでも、上は上がいるものだと。心も身体も抜けたわけです。

 

 

 

 

 http://www.youtube.com/watch?v=cAdpzhIQQbU