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プラチナのように輝いて!

定年生活も軌道にのってきました。
シニアー夫婦の日々を綴ります。

ピレネー山脈ゆったりハイキング(4)~「花の宝庫」ソウゲ高原

2012年07月01日 | 旅行

  

6月16日、旅行4日目になります。

14,15日と連泊したガバルニーの「ホテルマルボーレ」にはこの日でお別れです。
ホテルマルボーレのマダムはとても元気の良い名物女将。
ご主人がコックでいつも美味しいお食事を提供して下さるのですが、ご多分にもれず、その量ときたら半端ではありません。
日本人にはとても食べきれない。

ところが困ったことに、この女将、ツアーーリーダーの話によると、全部たいらげないとご機嫌斜めになるとか。

ま~それは冗談でしたが、現に「全部食べない人にはデザートなしよ~!」なんて脅かされました(笑)

私はデザートだけは欠かせませんので、一生懸命頂きましたよ。そして見事デザートゲット。勿論全員に出ましたけど。

そんな女将の派手な見送りを受け、ホテルを専用車で9時半に出発しておよそ30分、ピレネーの典型的高原であるソウゲ高原のハイキング入口に到着です。

 
  <ホテルマルボーレと専用バス>                     <観光用馬のご出勤>

この日のハイキングは最高でした!お天気快晴!抜けるような青空、平坦なアップダウンの少ない緑の高原歩き。
遠くに前日訪れたガバルニー大圏谷を眺めながら、のんびりゆったりハイキング。

ソウゲ高原はまさに花園です!「花の宝庫」にふさわしい美しい高原。至福の時間でした。

今回のハイキングではこの日と雨のオルデサ溪谷のみ20000歩を切り、私の体力、気力ではこれぐらいが丁度良いようです。

高原ですので、見晴らしがよく、歩いたコースは特に説明するようなところでもありません。
写真と簡単な説明のみにさせていただきま、ハイキングの雰囲気をともに感じていただければと思います。

      

さ~いざハイキング開始です。現地ガイド、ツアーリーダーの説明を聞く私達ツアー仲間たち12名。
本格的ザックを背負っている白髪の男、私の夫です。

ザックが誰よりも大きいでしょ?何故か分かります?・・・・フフフ、私の持ち物が沢山入っているのよ、私のサーバント!

ツアーメンバーにいつも言われていました。
「優しい御主人ね~何でもして下さるのね~」「ハイ、山でだけです!」と私。

  

はるかかなたに前日訪ねたガバルニー大圏谷が見えます。大滝も!澄み切った青空!余りの美しさに声も出ずです。

 

 

まるでパレットに絵具を流したような色鮮やかなお花畑。色とりどりのお花に皆うっとり。

 
    <キジムシロ このお花が一番多く、踏みつけなければ歩けないほどでした>


                 <ユキノシタ?ピレネーではよく見られるお花の代表格>

      
                  <ゼントバーナードりりー とても珍しいお花だそうです>

    

休息時間に現地ガイドフィリップさんがガバルニー近辺の山地図を広げ、私達の歩くコースや周囲の山々、歴史その他もろもろのことを説明してくださいました。標識もしっかりしています。でも全部フランス語!
フランスでもスペインでもピレネーハイキング標識、解説には英語はありませんでした。誇り高きフランス人!

 

ランチタイム&休息です。美しい山々や可憐な花々に負けず光輝く美しい(?)山女熟女たち!

 

遥か下に見える街。夫が望遠で撮りました。右は幼子のイエスキリストを抱き上げるマリア像。
敬虔なカトリック信者の多いピレネー地方では、こうしたマリ像があちらこちらに建てられていました。

 

下山後 4日目5日目の宿泊場所コトゥールの街へ。この街は温泉地でもあり、また冬はスキー場としても多くのスキー客も訪れます。

ホテルに向かう途中、是非見たいというツアー客の希望でローランド峠の望める場所に停車。

岩壁が四角く切りぬかれたようなローランド峠ピレネー国境越えとして有名で、ここを越えると向こうはスペインです。
何ゆえにあのような形になったのか、とても不思議です。自然の驚異を感じざるをえません。

あのローランド峠を越えるには、雪渓や険しい登山道を歩き、山小屋にも泊まらなければなりません。健脚向きのトレッキングコースです。

私が参加した今回のツアー会社にもこのローランド峠越えのトレッキングツアーもありますが、私はとてもとても・・・・。山男の夫は魅かれたようです。
夫の望遠で撮りました。この時もきっと誰かが歩いていたでしょう。そこまでは見えませんでしたが。
 

今日こそ簡単にと思いましたが、またまた長くなりました。4日目の旅の報告はここまで。
ご一緒にハイキング楽しんでいただけましたか?

 

 

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