プラチナのように輝いて!

定年生活も軌道にのってきました。
シニアー夫婦の日々を綴ります。

若者の海外旅行離れとiPhone

2008年07月11日 | 日常
昨日、若者の海外旅行離れの新聞記事に触れました。
そのことについてもう少し書くことにします。

日経産業地域研究所が6月中旬に調査を実施。
海外旅行への当面の参加意向を調べたところ、
「行くつもりがない」と答えた人が20代の若者では44%、
特に男性では52%が海外旅行に興味がないと答えたそうです。

ひところは、この時期と言えば、就職の決まった大学生達が、
大学卒業記念旅行と銘打って、こぞって海外へでかけたものです。

私にとって、この調査結果にはとても意外でした。

それでは何故海外旅行に行くつもりが無いのか?20代では、

「海外旅行にまわせるお金がない」 と同率で

「他のことにお金を使いたい」 もトップに並んだそうです。

若者の興味の対象も多種多様になりました。
私たちの若い頃は比較になりませんが、私達の子供達が学生の頃は、
やっと家庭でのPC  が一般化し始め、携帯電話  はまだまだ珍しく、
海外旅行は若者にとって憧れでした。

しかし今や海外旅行は消費の中で優先順位がかなり低いようです。

これから社会で活躍、日本を担う人材になってもらうためにも、
他の国を見聞し、グローバルな物の考え方を身につけることは、
とても大切なことだと思うのです。

今朝のニュースでもやっていましたが、iPhone  大人気、
渋谷の販売店店頭には開店前に1500人もの行列ができていたそうです。
徹夜組みも800人とか。

若者達は海外旅行ではなく、こういったPC,携帯電話等の、
情報機器に群がるようですね。
これも時代の流れでしょうか。

老婆心ながら、
「若者よ、大志を抱け!」
「海におふねを浮かばして、行ってみたいな、よその国!」




さて今日9日目の我家のビーンちゃんで~す!

        


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6 コメント

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何処へ向かうのか若者よ! (スキャット)
2008-07-11 22:28:42
この問題はとても難しいですよね!
とても一言では言い表せません。
長くなりそうですが、聞いて下さいますか?

今日のIphoneの発売でどんなものかさえ初めて知ったのですが・・・いつ、どんな風に使用するのでしょうか?
携帯電話もこんなに普及するなんて当初は考えられない事でしたし、PCもしかりですね。
確かに生活のあらゆる物がアナログからデジタル化に移行しつつあります・・・その一方で「人間力」といいますか「生命力」のようなものが弱くなっているように思います。時代の流れ、といえばそれまでですが・・昔人間としましては少々危機感すら感じています。余計な事ですが・・下の娘が大学卒業後進路を変更して「臨床心理士」を目指し今大学院で学んでいます。そのきっかけは、心を病んでいた友人、知人のあまりの多さでした。
便利な文明の利器も上手に利用する事がとても大切だと思います。
ちなみに、フランスの娘は家の中に時計もなく、もちろん携帯電話も持っていません。フランスのカレンダーは数字が老眼では見えないくらい小さい物がほとんどです。時間がゆっくり流れています。こんな人が全部ではありませんが、大切に思っている事が違う国もある事を知って欲しいから、若者には本当に世界を自分の目でしっかりみて、体感して欲しいと、心から願っています
長々とごめんなさい

夢路さんの問題提起で、日本の未来を真剣に考えました(偉そうに言い過ぎました
スキャットさんへ (夢路)
2008-07-11 22:58:07
ごもっとも!
スキャットさんの文章力、素晴らしい!
私の言い足りなかった事、100%仰ってくださいました。ありがとうございます。

小さな島国、日本に居るだけでは、井の中の蛙。
蛙だって一生懸命ジャンプして、外の世界を知ろうとするじゃないですか。

そうそう、海外旅行に気が進まない別な理由に、
言葉が通じないというのもありました。

止めてよ~!情けない!
こんなおばさんでも英語やフランス語、頑張っているのにねえ~、スキャットさん!
反論だ~~ぁ! (qld)
2008-07-12 04:13:52
確かに若いうちに海外に出かけ他国の民族文化、風習、などなど見たり触れたりは大事なことです、それを進めますが、海外に長いこと生活するわれわれは
今の知能指数の低い若者、女性、おばちゃん、おじちゃんは海外に行ってほしくない。
海外まできてアホをさらし日本人の程度はこれほどかと思われたくない。実際そう思われています。日本人はあまりにも無知でおごっています。せめてその国は地図上でどこにあるのかは最低知ってほしい、そしてその国の風習、習慣を受け入れ勉強をしてから行ってほしい、そして

よその国にいく時はもう少し謙虚な気持ちが必要です。
若者の海外離れ(日本人)はある反面われわれにとっては大変ありがたいことなのです。
日本の若い女性の貞操観念のなさは有名ですよ。
セブンイレブン、イエローキャブ、公衆トイレとか影でささやかれています。本当に悔しいことです。

アップルから発売されたiphoneですが、
これは私もほしい。
それほど魅力ある製品ですよ。
近いうちに必ず手に入れたい
海外と意識しないで来てしまいました (YAS)
2008-07-12 09:54:30
初めてコメント申しあげます、私は学の無い84歳の日本人です、難しい事はわかりませんが、自分の事を少しお話させていただきます。

縁有りまして2年前82歳でフィリピンの片田舎へ移住いたしました。周りの親戚縁者には驚かれ、さらに大反対をされましたが、来比しまして2年が経ち、やっぱり来てよかったと思っております。

こちらに来て心身ともに健康を取り戻すことができましたし、そして何よりも毎日心のそこから湧き出る笑いがたえない環境で、急に明るい世界が開けた感じがしております。 ここに来てから、ひょっとしたら100歳まで生きられるかもしれないと感じさせてくれます。

私の場合にはフィリピンと深いかかわりがあったわけではなく、もう82歳で寒い東北の寒さに耐えられなくなったことと、わかってもらえないかもしれませんが、80歳を越えた私には、冬季間の寒さは家に閉じこもっても、外へ出ても危険が一杯でした。

妻が亡くなってからうつで数年間悩んだり、同居家族が病弱な娘一人だけということも有りまして、精神的にも大変でしたが、何とか老人クラブ連合会の仕事の忙しさでごまかしていたところもあったのかもしれません。

四季のある日本は世界一と思いますが、もう十分日本のために尽くしたからいいだろうと思いまして、温かいところでのんびりとゆっくりした生活を楽しんでおります。

周りの環境は、日本よりも生活のレベルはかなり下がったと思いますが、健康的・精神的レベルはかなり上がったと感じております。日本の若い方から見たら、かなりの不便さがあるかもしれませんが、私が生まれ育ったころの日本はもっとひどかったですから、そういう不便さなどをここで体験すると、ついつい苦笑いをして懐かしさを覚えてしまうことさえあります。

ここはフィリピンでもイロカノ語という言語を皆さん話しております。私は言葉も堪能でありませんが、毎日散歩しながら通り道の家にお邪魔して、おばあちゃんやおじいちゃんたちといろいろ話をしてきます。とにかくここでは時計は要りませんし、時間は本当にゆっくりと流れていて、あわてる必要も何もありません。

夕方暗くなれば家に戻ればいいだけです、停電も時折ありますがパソコンができなくなるだけで、食事は炭が有りますし、水も井戸水です、洗濯は洗濯板を使った手洗いの洗濯ですから、電気が無くても周りは何一つ困らない生活です。

もちろん私一人では生活できませんので、ヘルプをしてくれるメイドさんを住み込みで雇っております。日本に居たとき夕食の準備に週5日間来ていただき、月額3万5千円支払っておりましたが、ここでは住み込みで月額7千円以下、私の小額年金でも十分やっていけます。

そしてここは何よりも、子供たちから大人まで、老人を敬い大切にするという、昔日本でもそうだった習慣がまだ残っているところなんです。不便さと引き換えに、何十年も前の日本へ戻ったような感じさえしまして、心地よい生活を送っております。

海外、日本国内問わず、いろいろ各地を歩く事は必要なのではないかと思います、いろいろな考えの方がおりますし、私もこちらへ来てひとつだけ残念なこと、叶うことではありませんが、もう20年若かったらと思うことです。

私も、このようなフィリピンの片田舎でも、インターネットの恩恵を受けながら暮らしておりますが、やはり若い方は自分のいるところから飛び出て自分の身体で体験することが大切なような気まします。

84歳で頭もボケておりますので、何度も同じ事を書いているやも知れませんことをお許し願います。皆様方の長寿を願いまして失礼致します。
QLDさんへ (夢路)
2008-07-13 21:50:12
反論コメント、とても勉強になりました。
考えさせられました。
そんなに海外で日本人が不評とは知りませんでした。
以前よりは日本人はずっと海外でのマナーがよくなったとばかり思っていました。

私はブログに書き忘れましたが、海外へ行くことは、日本の良さを再認識するよい機会にもなると思っています。

私達夫婦もこれから海外旅行に出かけることが多くなると思いますが、QLDさんのこのコメントを真摯に受け止め、注意して参りたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございます。
YASさんへ (夢路)
2008-07-13 21:58:45
はるばるフィリピンからよくお訪ねくださいました。
有難うございます。
YASさんのお言葉、一つ一つ、身に沁みて参ります。
どうぞお体をお大事に、たまには日本のことも思い出してくださり、100歳まで頑張って長生きしてくださいませ。
また時々お遊びにきていただければ幸いです。