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社会福祉を考える会 ユメこえ

北斗市を拠点に活動しています
み~んなが笑顔♪
み~んなが嬉しい♪
大きな○マルを目指しています★

市民活動団体ユメこえ

ユメこえは、誰もが笑顔になれる!をテーマに活動しています。 ひとりひとりの笑顔がつながって、 大きな○マルになることを目指しています。 ユメをこえに出して見ることから、実現の一歩ははじまります。

**~ご案内~**

ユメこえでは、子育てママ、子ども、プレママ、親子が、参加できる親子レクを企画&運営しています。 障がいを持つ方も、そうでない方も、一緒に参加できるレクレーションを企画&運営しています。 また東日本大震災復興地へ募金をお届けしています。 詳しくは、このブログをご覧下さいね♪

3回目の注文を終えて

2012-12-29 09:05:24 | ユメこえ日記
今年はチョコ募金のスタートが12月3日からはじまり、
私たちユメこえでは、12月7日にチョコが届き、スタートしています。



届いたときは、やっぱり天気が荒れていて、
こんな中に届いたチョコだからこそ、
想いがつまっている、と感じたものです。

今年は新聞社さんの好意で、2度記事にしてもらい、
いるか号も来てくれたこともあって、
先日、まとめて注文の連絡が入りました。

手持ちもチョコがたりなかったので、
早速、きのう追加注文しました。
発送は年始になりますが、待つことにしましょう。

これを読んで下さっている方の中で、
「私もチョコ募金のチョコがほしいな」と思っている方は、
どうぞお声をかけてください。

いつでも笑顔でお届けします。


ソーシャルニットワーク・プロジェクト

2012-12-28 13:28:37 | ユメこえ日記
ソーシャルニットワーク・プロジェクトについてです。



前の記事にもふれた、第3世界ショップのプロジェクトです。

東日本大震災による津波や原発事故の影響で、
大切なものを失ったり、住み慣れた故郷を離れるなどした
被災地の方と共に、編み物を通じて、
継続可能な仕事づくりに取り組む。
それがソーシャルニットワーク・プロジェクトです。

編み手さんの中には、津波で家や身内を流された方、
津波の恐怖が頭から離れずお風呂に入れなくなった方、
原発の近くに家があり、いつ帰れるかわからず、
今も避難所や仮設住宅での暮らしを続けながら、
不安を感じている方もたくさんいます。
地域の復興はもちろん、心の復興もまだまだ時間がかかります。

そんな中、編み手さんからは
「手を動かしていると自然と前向きになれるのね」
「待っている人がいるから大切に編むわね」
との声を頂きます。
編み物をすることが、日々の仕事づくりや生きがいづくりになっています。

ニットプロジェクトの製品が出来次第、
ユメこえでも取り扱いスタートします。

お楽しみに!

ニットプロジェクトの、詳しくはコチラ

第3世界ショップHP

笑顔の大きな○マル

2012-12-28 13:18:16 | ユメこえ日記
2011年3月11日(金)
その日、私たちは札幌市内のある店舗で、
上田農園の天恵卵を使ったプリンを作っていました。

ちょうどガス屋さんがいて、火をつけていた。
グラグラグラ~と揺れて、
ちょっと大きいし、揺れが長すぎない?
と、ラジオをつけた。

翌日に、このユメこえ作上田農園プリンのデビューが決まっていて、
プリン作りは夕方までかかった。
その間、ずっとラジオをつけていた。
だんだん、揺れによる被害の情報が入りはじめ、
津波が繰り返し押し寄せていることが分かりはじめた。

この3月から、私たちユメこえはキッチンポランに関わりはじめます。
キッチンポランの店長メグちゃんの所属している
NPO法人北の大地。
この北の大地は、震災後すぐに物資を自前のトラックに積み込み、
東北入りした。
その後、第3世界ショップとも共同で、
現地の仕事作りに取り組んでいる。
ソーシャルニットワークプロジェクトなどは、そのひとつです。

私たちユメこえが、第3世界ショップの商品を取り扱うのは、
そんな縁からです。

「キッチンポラン閉店後も、第3世界ショップの商品を取り扱おう」
それは、閉店が決まってすぐに、
私とタッカで話したことでした。

これまでの縁を大切にしよう。
縁を大切にすることが、○マルになっていくことだ。

みんなが笑顔の大きな○マルでつながることを、
ユメこえは目指しています。

ゆいみさんがのはなし

2012-12-28 10:01:45 | ユメこえ日記
おはなし:ちばひでき
ぶん:たかはしのぶえ
せいさく:結みさんがチーム

という、結みさんがのはなしという冊子があります。
少し長いですが、紹介します。

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ゆいみさんがのはなし


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ふたつ ならんだ、きのビーズ。
ひとつはケヤキで、
ひとつはミズナラ。
いつも いっしょに ゆれている。
とおくでうまれた 2ほんのき。
どうして いっしょにいるのか・・・
それは、きいてのおたのしみ。

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2011ねん3がつ11にち。
そのひ、だいくのヒデさんは、
しごとばで ほんだなをつくっていた。

ぐらぐらぐら~~~~~~~。
おおきな よこゆれに、
おもわず ほんだなを おさえた。

ぐらぐらぐら~~~~~~~。
すぐに、またゆれた。
おおきな、おおきな、ゆれだった。
「これは、ただごとではないぞ」

そとに でてみると、
ゆきどけみずの みずたまりが、
ちゃぷん、ちゃぷん、と なみうっていた。

うみのむのうの「とうほく」で、
おおじしんがおきたのだった。

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そのひから、
ヒデさんは いてもたってもいられなくなった。
まいにち テレビにうつるのは、
つなみにさらわれた からっぽのまち。
やけこげたけしき。
「いきよう」と、がんばるひとたちのかお。

「ああ、にねんまえのオレみたいだ」
にねんまえ、ヒデさんのしごとばは
かじになって、
すっかりもえてしまったのだった。
あのときとおなじ、
やけたきと じめんのいろ。

「なにかしたい。ほおっておけない」
ヒデさんは、じぶんになにができるのか、
かんがえつづけた。

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4がつになって、
ヒデさんは だいくなかまといっしょに
「とうほく」までいくことになった。

じしんとつなみで、おおきなひがいをうけたまち、
「けせんぬま」へ。

たくさんのきと どうぐを くるまにつんで、
ひとばん ふねにのって、
みなとから はしって、はしって、はしって・・・
ついたらすぐに しごとにかかった。

あまもりのする やねのしゅうり。
ゆかのはりかえ。
やねのうえにのっかってしまった、べつのやねを
おろすしごともあった。

「ありがとう。これでゆっくりねむれるよ」
けせんぬまのひとたちのえがお。
だいくさんたちも えがお。
「オレたち、だいくでよかったよな」
と、ヒデさんたちはおもった。

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かえるひがくるのは、あっというまだった。
くるまに にもつをつんでいると、
なかよくなった ひとたちのかおが、うかんできた。
だいくの かわむらさんも、そのひとりだった。

「このき、もってけ」
りっぱなケヤキやスギのいたを、
かわむらさんは ヒデさんにくれた。
「すきなもの、つくれよ」
ものずくりのすきなだいくどうし、
かわむらさんと ヒデさんは、きがあった。
「いす、つくろうかな、
テーブルがいいかな」
もくめの きれいな、りっぱなきをもらって、
ヒデさんは わくわくした。
そのかおをみて、かわむらさんもわらった。

たくさんのきと、たくさんのおもいでをつんで、
はしって、はしって、はしって・・・
くるまは、みなとへとむかった。

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いえにもってかえったケヤキをみて、
ヒデさんは おもった。
「このきと、ほっかいどうのきと、
ひとつにむすんで みにつけたい。
むこうで であったひとたちと、
いつも つながっていられるように」

どうしたらいいのか、ヒデさんはかんがえた。

なにをつくったらいいのか、
くるひも、くるひも、かんがえた。

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そうして、このひもがうまれた。

とうほくでそだったケヤキのきと、
ほっかいどうでそだったミズナラのき。
とおくでうまれた2ほんの気が、
いっぽんのひもで、むすばれている。

「ゆいみさんが」は、
いのりをこめた、ねがいのひも。

ふたつならんだ、きのビーズ。
どうして いっしょに いるのか・・・

これは、
ほんとに、ほんとの おはなし。
とっぴんしゃん。


おしまい。


結みさんが。

2012-12-27 15:40:17 | ユメこえ日記
今年も届いた結みさんが。

写真は、昨年のキッチンポランで行っていた、
トゥルーシー・ストラップ募金の様子です。



結みさんがの前身です。

今回のミサンガの募金先のひとつ、
当別の団体「ほっとハウス」。

ここのお母さんことカヨコさんは、宮城県気仙沼出身です。
20110311の、震災直後、
すぐに支援物資を車に積み込んで、ふるさとに駆けつけました。
それが「ほっとハウス災救隊」のそもそものはじまりです。

その災救隊、2011年4月~5月の活動に、
大工として参加したのが、Tさん。

そのご縁がら、「結みさんがチーム」の活動がはじまりました。
2011年6月のことです。

「北海道さヨメに行ったカヨちゃんが、仲間連れて助けに来てくれた」
気仙沼の中でも、半島部にあたる「唐桑町」は、
地縁、血縁の結束の強いところ。
カヨコさんが現地に通い続けることで、
よそ者にはなかなか見えないニーズを、リアルタイムで把握し、
ささやかながら、支援し続けることが出来ています。

「ほっとハウス災救隊」は本当に小さなグループですので、
大きなことは出来ませんが、細くても、続けることに意味があると、考えて、
結みさんがチームは応援し続けています。


私たちユメこえが、
昨年=2011年6月に、ノンちゃんと偶然再会。
結みさんがチームが活動しはじめたばかりの時期でした。

私たちは冒頭の写真にUPした、
ストラップを、すぐに取り扱いスタートしました。

そしてまた今年、結みさんがチームのミサンガを取り寄せ、
新年より扱うことをスタートさせます。

これまでのつながり大切にする。
つづけることを大切にする。
細くても続けることを大切にする。

何事も、まっすぐなノンちゃん。
努力の人のノンちゃん。
私たちユメこえは、いつも彼女を応援しています。