ゆうかの戯言

日々の何気ないことや、思うことなどを書いていこうと思います。

読書の秋

2007-10-27 22:49:30 | 
私の場合は秋だからっていっぱい読んでるわけじゃないんだけど・・・。
最近読んだ本。

「ZOKUDAM」森博嗣/著
「ロミ・品川」が配属された新しい部署は、遊園地の地下深くにあった。そこにはちょっとオタクな同僚の「ケン・十河」という若い男がいた。ふたりの新しい任務は、人型ロボットに乗り込み、悪の組織が放つ怪獣と戦うことであったのです。
毎日のマニュアルとの格闘から、実際に稼働までのお話です。
表紙からして何ともオタク心をくすぐりますヨ。
人型ロボットって言うのが、ガ●ダム??秘密基地って言うのも素敵。
登場人物も濃いんですわ。

「0(ゼロ)」柴田よしき/著
「指」という小説の続編らしい。
ホラーって書いてあったけど、違う気が・・・。
10から0へカウントダウンすると、頭を吹き飛ばして人を殺せる能力を持った犯人を捜す、刑事の物語?
前作から読めば良かったと後悔してます。

「えんの松原」伊藤遊/著
主人公の音羽は訳あって宮中で女の子として働いている13歳の男の子。
ある日音羽が働く温明殿の賢所に憲平と名乗る少年が忍び込んできます。
怨霊に祟られているという憲平と、「えんの松原」と呼ばれる松林との関係。
その謎を音羽が探っていく。
児童文学ながらも読み応えたっぷりの作品。

「ゴールド・ファイル」平井義一/著
北海道、たぶん恵庭が舞台の小説。
源義経の埋蔵金と少年の夏の思い出?冒険?
著者も北海道の人。でも、作中の北海道弁がちょっと変。
児童書っぽい内容だけど、主人公の中学生達が飲酒・喫煙してちゃ児童文学の所には置けないね。

「夜は一緒に散歩しよ」黒史郎/著
作家の横田卓郎は妻の三沙子を亡くし、娘の千秋と二人で暮らしていた。千秋は三沙子の死後、奇妙な絵を描くようになる。それは、人ではないモノ。千秋には何かが見えているのか?
そこそこ怖い。夏に読んだら良かったかなぁと。
でも、最後はちょっと強引な感じで、えぇぇ?
始めは良いんだけどなぁ・・・。

上から読んだ順番です。
おすすめは「ZOKUDAM」ですよ。




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