第2回大学短歌バトル2016(学生短歌会対抗超歌合)なるイベントが、去る3月6日、角川書店第三本社ビルで開催されました。
昨年の第一回は、やや手探り状態の感じでしたが、今回はスムーズに行き、盛り上がりました。
前回同様、ニコニコ動画が生中継。1時~4時過ぎまでの長丁場でした。
小生はまあ、冒頭と最後にしゃべり、優勝チーム対歌人チームの歌合の判者をつとめる、そういう役で参加しました。
予選を勝ち抜いた当日の出場チームは七組。
A東北大短歌会・Bここのつ歌会・C神戸大短歌会・D早稲田短歌会・Eことのは・F大阪大短歌会・G北海道大短歌会の9チーム。
ここのつ歌会というのは、西南学院大、北九州市立大、熊本大の連合チーム、ことのはは、國學院大有志チームです。
結果、決勝に残ったのはBとF。Bは女性3人。Fは男性3人のチームでした。
決勝は、ディベートありでなかなかの熱戦だったが、優勝したのはBのここのつの会。
その後、エキジビション・マッチ。優勝チーム対歌人チーム、それぞれの短歌を挙げておこう。題は「結」。
結ぶときあなたが閉ざしていく場所のたとえばストロー袋に触れる 木本まや
結末を未だ持たない僕たちを乗せて列車は図書館のよう 長月優
生活に祈りは宿る 呼ぶ声に蝶々結びにそしてあなたに 吉村桃香
鵯のやいのやいのと群れ去りし空に数多の結び目が見ゆ 小島なお
ひとつとしておなじかたちはないという結晶たちに襲われる夜 穂村弘
母となり祖母となりあそぶ春の日の結んで開いてもうすぐひぐれ 小島ゆかり
判は、今回は2対1で、歌人チームに軍配。去年は北大チームの勝ちでしたが。
写真では、ニコニコ動画の生中継のため、なんとなく雑然としている感じが見てもらえれば、と思います。
中央がいわば、対戦の現場。右手は中継中の映像が映る画面で、その下が出場チームの控えの椅子。右側が関係者の席。手前がスイッチャー等、放送のための裏方の席です。
昨年の第一回は、やや手探り状態の感じでしたが、今回はスムーズに行き、盛り上がりました。
前回同様、ニコニコ動画が生中継。1時~4時過ぎまでの長丁場でした。
小生はまあ、冒頭と最後にしゃべり、優勝チーム対歌人チームの歌合の判者をつとめる、そういう役で参加しました。
予選を勝ち抜いた当日の出場チームは七組。
A東北大短歌会・Bここのつ歌会・C神戸大短歌会・D早稲田短歌会・Eことのは・F大阪大短歌会・G北海道大短歌会の9チーム。
ここのつ歌会というのは、西南学院大、北九州市立大、熊本大の連合チーム、ことのはは、國學院大有志チームです。
結果、決勝に残ったのはBとF。Bは女性3人。Fは男性3人のチームでした。
決勝は、ディベートありでなかなかの熱戦だったが、優勝したのはBのここのつの会。
その後、エキジビション・マッチ。優勝チーム対歌人チーム、それぞれの短歌を挙げておこう。題は「結」。
結ぶときあなたが閉ざしていく場所のたとえばストロー袋に触れる 木本まや
結末を未だ持たない僕たちを乗せて列車は図書館のよう 長月優
生活に祈りは宿る 呼ぶ声に蝶々結びにそしてあなたに 吉村桃香
鵯のやいのやいのと群れ去りし空に数多の結び目が見ゆ 小島なお
ひとつとしておなじかたちはないという結晶たちに襲われる夜 穂村弘
母となり祖母となりあそぶ春の日の結んで開いてもうすぐひぐれ 小島ゆかり
判は、今回は2対1で、歌人チームに軍配。去年は北大チームの勝ちでしたが。
写真では、ニコニコ動画の生中継のため、なんとなく雑然としている感じが見てもらえれば、と思います。
中央がいわば、対戦の現場。右手は中継中の映像が映る画面で、その下が出場チームの控えの椅子。右側が関係者の席。手前がスイッチャー等、放送のための裏方の席です。




