昨晩は大晦日で夜更かしするので、最新の「女性映画」をTSUTAYAで何本か借りて来たのですが、「紅白」を観てる内に寝てしまい観れずじまいでした。
なので今回は、昔観て特に強い印象が残った「女性映画」を挙げ、まずは「アレクサンドリア」からとします。
これはスペイン製作の古代エジプトを舞台とした映画ですが、主人公のレイチェル-ワイズはイギリス人で言語も英語なので、世界的にヒットしました。
古代に実在した特別な女性を描くコンセプトは「Say」と共通し、映画史に残る「美しい女性」を描き出しております。
「美しい女性」と言えばアメリカのアンジェリーナ-ジョリーも外せず、デビュー作「17歳のカルテ」は昨晩観逃しましたが、「すべては愛のために」の頃も充分に美しかったです。
これは「大人映画」の括りに入れられる社会派映画で、世界の紛争地帯を渡り歩く医師に惚れたジョリーは、最期まで彼の為に身を捧げます。
日本映画で一番強い印象が残っている「女性映画」は、伊丹十三監督「スーパーの女」です。
潰れそうなスーパーを元気な女性が立て直す物語ですが、私は結構1人暮らしが永いのでスーパーには強い馴染みがあります。 日本人でスーパーのお世話になってない人もまず居ないかと思え、生活の要であるスーパーを描くコトは特別な意義を持ちます。
私も「スーパーご飯道」という本を書こうと構想を練っており、食べるコトは生きるコトなので「道」を付けるに相応しいと思います。
次に何回かテレビで観たミュージカル映画「マンマミーア」を挙げます。 ベタなチョイスですが、これは女性を描いた作品として特別な光を放っていると思います。
ストーリーは語る必要ないかと思いますが、アバの歌がフィーチャーされていて中でも「チキチータ」を唄うシーンは素晴らしいです。 これは「女性が女性を謳った」珍しい歌で、ぜひとも「女性の歌」にコレクションしたい傑作です。
最後にミュージカルの傑作として映画史に残る「サウンド・オブ・ミュージック」を挙げます。
これもストーリーを語る必要はないかと思い、「マリア先生」が歌で子供たちを導いて行くシーンはぜひ「Say」に取り入れたいです。
「教育の神サラスワティー」も歌で子供たちを導いたとされ、そのトゥルク(転生者)であるセイも「女国 (にょくに)」の子供たちと一緒に、雪山の麓で踊りながら高らかに歌声をコダマさせます。