彼女には毎回物語に転生して重要な役割を果たして貰い、今回でこの「転生女神の物語」も4作目となります。
前作の「Say」ではそんなトゥルクの初転法輪を描き、それは約一万年前に人類が初めてチベット高原に住み着いて、後の古代シャンシュン王国の礎を築く物語でした。
そこではトゥルクのセイに大いに活躍して貰い、彼女の歌もそこで多く描きました。
今回は2作目「Shu-Shan」のトゥルクであるサラの娘が転生女神の世襲をする形で、これはかなりイレギュラーなのですが、国が占領されて民族がディアスポラ(難民)となった緊急事態のタメにそれも仕方なしとしました。
そんな秀祥の転生は今回、キチンとドラマチックに描こうと思い、その旅を盛り上げるタメに3000人ものパーティーを乗せて「銀河鉄道」を走らせるコトにしました。
なので「銀河鉄道」の主賓はあくまで秀祥で、モルモン教徒から「ネイティブのキリスト」と讃えられた秀祥の「12使徒」と、105歳の秀祥が命を捧げて冥福を祈ったチベット蜂起軍と中国兵捕虜達は、彼女のお陰で天界へ旅立てたとします。
そんな秀祥には「銀河鉄道」でも大いに歌って、みんなをリードして貰います。
今回は前置きが長くなりましたので、次回からその歌のアイデアを語って行きます。