真の動物福祉牧場を目指して

希望の光

 前に「Sayの物語」で、一冬の内に3000人もの命を奪う暴挙を描きましたので、そのフォローをしたいと思います。

 彼らは眠っている内に逝きましたが、そこには「希望の光」があったと描きたく思います。

 

 それは現実的な面からは、「世界制覇」という偉業を成し遂げる為に殉じたという感慨が挙げられます。 アッシュル-ナツィルパル二世の世界制覇は世界の屋根にまで及び、それは他国の富を略奪するコトではなく、自らの力に依って成し遂げられたとする為です。

 

 チベット高原に人類の王国を築くコトは「世界制覇」と言うに足り、それには様々な探索が必要とされます。 水の確保は聖山カイラスに依り、そこの先住民であるヤクとの共生は平和的である必要性がありました。 

 木と農耕地の確保も一先ずは出来ましたが、それは更に拡張する必要があり、遠くへ部隊を派遣して適合地を得ました。 こうした成果は建国の礎と成り、兵士達に「希望の光」をもたらしました。

 

 ここで「王国」について脱線させて貰いますと、私は「エホバの王国」にも2年ほど通った経験があります。 これは地方で勢力を伸ばしている「キリスト教原理主義」で、福島での農業復興支援を行う上でこの「王国」とは協調路線を取ったコトは前に語りました。 

 この「エホバの王国」は余りに神頼りで、人類の叡智で「王国」は創れると主張する私の意見は異端とされたので、離れざるを得ませんでした。(キリスト教で最も異端視されている教団に異端とされたコトを光栄に思います)

 

 「王国」と言えばもう一つ、日本もその異端性を世界に誇っている国と言えるでしょう。 世界の先進国ではイギリスとスウェーデンが王室を保持していますが、その権勢は大いに民主化されており、日本の様に首都の中心で広大な聖域を有してはいません。 これは民主主義の進歩と一般的には取られ、先進国では王室が日本の皇室よりも積極的に民主の発展に尽くしております。 

 

 話を「Say」に戻しますと、王国建設の為に命を捧げた兵士達の心は栄光に満たされており、そこにはまた特別な「光」も灯されていたコトを次回に語りたいと思います。

 

 

 

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