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真の動物福祉牧場を目指して

勝利の月 ②

 前回で、能登半島の「創造的な復興」に欠かせないとした「テラ-プレータ(宝土)」は、近年注目を集めておりユーチューブでもその作り方を観れます。
アマゾンにある奇跡の土壌と言われる「テラプレタ」。今回はこの畑を ...

アマゾンにある奇跡の土壌と言われる「テラプレタ」。今回はこの畑を ...

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 この「奇跡の土」こそ現実に於いても物語に於いても「勝利の月」を昇らすカギを握っていると思え、今回はそれを「Sun」の物語の「勝利の女神」が進める「スローな革命(長征)」で描かせて貰います。

 その前に「勝利の月①」を振り返りますと、そこでは「農民工ユニオン」が労使問題を解決して「メーデー」を祝うとしましたが、これはしょせん出稼ぎでの勝利に過ぎず、本業の農業で勝利しなければ真の「勝利の月」は昇りません。

 そこで「長征」のスポンサーである台湾の「光復党」は、数百年に渡って布農(プノン)族に受け継がれて来た「テラ-プレータの作り方」を「スローな革命」で広めます。
 これには同じく「宝土改革(有機農業100%)」を達成したブータン王ウゲンもスポンサーとなり、数億円の支援と共に優秀な農業指導員タシ(吉祥)を派遣するとしました。

 今回はそんなタシの活躍を描きますが、まず彼は簡単に炭を作れる「無煙炭化器」を作ります。
 これはスクラップ(鉄くず)を盃のような円筒形に地面に埋め込むモノで、そこで木材を燃やすだけで対流燃焼が起こり、煙は上がらず900℃まで高温になって炭化します。

 こうして作った炭を畑に撒くコトで、土壌の物理性と微生物性が格段に高まります。
 更に、空気中から自由電子を集める作用によって植物と微生物の生化学反応も高まり、微生物はより多くの有機酸を分泌して土から多くのミネラルを溶かし出し、それを植物に与え共生レベルが高まります。

 微生物達はみな共生によって進化して来ており、それは植物の葉緑素が元は光合成細菌だったコトからも明らかです。
 植物の根に共生する菌根菌も、植物にミネラルを与える見返りに物理性(温度、湿気、酸素濃度など)の優れた安定した住処を得ています。

 タシはそんな微生物達の声を聴く力を持ち、彼等の酵素活性を高める超微量ミネラルの与え方も熟知しているとします。
 これはヒマラヤ岩塩を粉にして撒くのが手っ取り早いかと思え、塩害の心配がある畑ではそれを改善する有効微生物群を点滴灌漑で施用します。

 この点滴灌漑は光復党がモンゴルで広めたような、廃棄自転車チューブを用いたエコノミー(経済的)でエコロジー(環境に良い)なモノとします。
 「エコ」の定義をもう1つ加えて三位一体にするならばエコー(共鳴)が相応しいかと思え、タシのエコ農法は農民工を通して中国全土の農地に紹介され、経済的で環境に良い農法は共鳴を呼んで広まります。
 

 
 
 
 
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