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単なる漫画オタの日常

第一回「売り込め野菜ランドのしろPR強化事業」ワークショップに参加してきたお

2013-07-18 00:16:40 | グリーンツーリズム
約半年ぶりくらいの更新ですヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ

FBに日々言いたいこと全部書いてるからブログで改まって書く事ってそんなにないっていうか・・・うん・・・サーセン

えー、気を取り直します!(キリッ

本日、能代市が主催(?)のワークショップにいってまいりました。
その名も「売り込め野菜ランドのしろPR強化事業」!!!!ドーン!!

なかば強制的に職場の所長から「行ってきなはれ」といわれたのが先週。

今日の朝言われるまですっかり忘れていた・・・。

10時から能代市の中央公民館で開催。

講師には食環境ジャーナリスト・食総合ジャーナリストの金丸弘美氏をお招きして、
今日は第一回ということで参加者の自己紹介の後金丸氏の熱弁が振るわれました!

ちなみにこのワークショップの概要とは
「野菜ランドのしろ」の実現を推進するため、生産農家や集荷業者、商業者、直売所、
地域興しグループ、消費者、市などが連携し、白神山地のネームバリューを活かした
イメージ戦略など、専門家のアドバイスをもとに統一したPR戦略を構築し、PRの強化と
積極展開を図ることで産地・能代を消費者に定着させることを目的とする。

だそうです。

計5回を予定しています。


さて、金丸氏のお話をきいて私がメモったことをここにもメモ書きしていきます。

要は備忘録なのです。

・能代は直売所がかなり遅れている。需要が全然満たされていない。
・直売所での商品が中途半端。地元産野菜を使ってはいても調味料だのその他が全然
 違う産地のものだったりする。
・小学生の便秘が多いのは野菜の食べ方に問題があるのではないか。給食で栄養はしっかりと
 とれているはずなのに。
・小学生で朝起きれない子たちが多い。朝食を抜いたりしているので生活習慣病の温床になっている。
 イコール、医療費が上がる。
・能代は医療費がかなり高い。
・主要品目の差別化ができていない。量をつくるのではなく、差別化で勝負。
・もっと野菜の食べ方などをアピールしていかなくては。
・石巻では地権者が全部地権を手放して、会社にまちづくりを任せている。
・単純にイベントやったら野菜が売れるわけではない。
・ISOなど国際基準の規格をとると海外で売れる。
・6割以上の農家が株式になって自分たちで価格決定権を持つようになっている。
・食べ方の提示は大事!
・量をおう農業ではダメ!
・契約栽培が主流。オーガニック。
・「関わり」で売る。
・とある街の直売所では、併設しているレストランで法事や合宿、結婚式まで引き受けている。
 イコール団体客ゲットでリピーター確定。
・直売所では売れ筋商品は絶対きらさないように、1時間に1回や15分に1回など
 在庫状況や売上などを生産者にメールで送られるシステムを導入している。
・想いがあるものを売らないと!!


金丸氏は能代市長とお話したときに、市としては健康の街づくりをうたっているが、
まず市民が健康じゃない。
生活習慣病の市民もかなりいる。
そういうのでは説得力がない。

ともおっしゃってました。



さてとりあえず眠いので備忘録としては完成したのでおやすみなさい(ノД`)~゜。ネムー

「金色の山男」YUTAKAさんの棚田で稲刈り体験

2012-10-07 22:35:01 | グリーンツーリズム
「金色の山男」YUTAKAさんの棚田で稲刈り体験


トラクターに乗る男前「トラ男」のメンバー、金色の山男ことYUTAKAさんの棚田にて稲刈り体験してきました!

ワタシは友人と参加しましたが、ワタシたちのほかには東京からわざわざいらしたご家族連れが。

ワタシを除いてみんな稲刈りは初。

まずはみんなで自己紹介から始まり、軍手をはいて鎌を持ち、田んぼの隅の3列2~3mを手刈り。
機械がそこまでギリギリにはいけないからね。

YUTAKAせんせーからレクチャーを受け、早速みんなで実践!!

あとはみんなでコンバインに乗って機械実習w
いやーイケメソYUTAKAせんせーにマンツーで教えてもらえてドッキドキですわぁ~(・∀・)ニヤニヤ

以下田んぼの写真とか。















これはお昼ご飯!YUTAKAせんせーんちの家庭の味!
おにぎりめっちゃ美味しかったー♪


新米できりたんぽ作り!
秋田県民だけどメインで食べてるのはだまっこだから、きりたんぽなんて作ったことない!



なんとかかんとか完成(;´∀`)
めっさ美味しかったー(;゜∀゜)=3ムッハー


秋田に住んでても農作業したことない人なんて山ほどいるんだよね!って今日わかったw

でも、実際こうやってきっかけをちょこっと作ってあげると、「すごく楽しかった!」っていってもらえるんだよね。

自分たちが普段食べているお米や野菜、お肉なんかもどうやって作られているのかを知ることはとても大切なことだし、どれだけ愛情と手間(&コストw)がかけられているのかを知るいい機会だと思う。

こういうことを経験していけば、食事を残さないように食べるようになるよ。
ワタシがいい例。
ワタシ野菜嫌いで超偏食だったけど、飲食業やって、一人暮らしやって、農業やったらもう残すことに罪悪感を感じて残せないもんね。

どうしても、という時はほんとうに手を合わせてごめんなさい、ってやる。自然に。

「いただきます」の意味をみんながちゃんと身をもって理解できたら、世の中もっと変わっていくんじゃないかと再認識した一日でした^^


「食・農・観」連携ビジネス・スクール 開講式と第一回講義

2012-06-30 10:10:16 | グリーンツーリズム
行ってきました、「食・農・観」連携ビジネス・スクール!!

主催は秋田県農業研修センターと秋田県農林水産部農林政策課担い手支援班。

29日の開講式と第一回講義はホテルメトロポリタン秋田で行われました。

自己紹介などを含むオリエンテーションを約30分ほどで終え、それからすぐに第一回目の講義です。

講義①は株式会社ナチュラルアート 代表取締役 鈴木 誠氏を講師にお迎えして、「農業経営の多角化について」という演題でした。

こういってはなんですが、講義の内容は今まで自分自身何度も人様に言われてきたり思ってきたりしたことでした。

でも、鈴木さんのような成功している方も同じことを言うっていうことは本当に根幹であって大事なことなんだと再認識させられました。


ぶっちゃけ、今回の講義は①②ともに「いかにして儲けるか」がポイントでしたw

①では、「生産」「販売」この2つをセットで頑張れば黒字になる!というもの。

「生産」を頑張るということは「技術レベルを上げる」ということであり、それにより「品質向上」「収量増加」に繋がる。

そして黒字経営にするには、人に負けない強みを持つことが大事

とかく農家の方々(特に高齢者の方々)は「俺が作ったんだからとにかく美味いんだ!」とか「俺の作った野菜が一番なんだ!」とか言いがちですが、それでは消費者の声を無視している、と。

マーケティングがされていないと、自己満足に陥ってしまって独りよがりになってしまいます。


いくら自分が満足しても、結局一般的な商品と同じものであれば意味がない。

一般的な商品とは違うものを作れればそこにチャンスがある=競争優位性

物の価値=品質と値段のバランス

しかしいくら人とは違うものを作ったって、それが消費者にちゃんと伝わらなければこれもまた意味のないことです。

ここは難しいですよね。

パッケージに思いや価値を込められればまだいいほうです。
経営状況によってはそんな予算もとれない場合もありますよね・・・(;´Д`)

難しいです、ホント。


で、あとは「販売」。

赤字の時はとにかく販売先をとことん見直すこと、と言っていました。

農協に出すとたいてい全農にも手数料とられますからね~~(;´Д`)
これは大きい。

どこだっけな、福井だかの農協は「これじゃいかん!」ということで全農を切ったそうです!!

英断!!!!

だってほんと全農必要ないもんねw

仲介が増えればそれだけ手数料も多くかかる。

この福井の農協は農家さんのことをちゃんと思って、大英断をしたそうです。

ウチの農協もそういうことしてくんないかな!!
いくら「ネギの売上10億円目指します!」とかいっても、何にも努力が見られません!

そしてちょっと高飛車な態度をとられるので、地元の農家さんたちは農協にも出すけども青果市場にもだいぶ流しているらしい。

青果にいく分が農協に全部入っていれば10億円近くまでいくんじゃないか????


しかしその辺に気づこうともしない大きな組織・・・。


農協ももっと営業努力しろー!!!ヽ(`Д´)ノプンプン


っと、単なる愚痴になってきてしまった(;・∀・)


鈴木さんが口すっぱくいっていたことは「偶然はない。必ず原因があって結果がある。勉強したことはちゃんと実践すること!」でした。

農業は、原因がわかってもすぐ直してちゃんとその年に元通りになる、というような流れではなかなかいかないですよね~・・・。

何年もかかる場合もあるし・・・。

長期的なスタンスでいないと続かないと思います。

それにはしっかりした顧客を見つけて、できるだけ安定した収入を得た上で改善なり拡大なりしていかなくては、と思いました。


で、講義②は竹下塾  塾長 竹下 幸也氏。

竹下さんはとにかく「自尊心」を持て!とおっしゃっていました。


そして「生産者からの情報発信」ということも。

実際生産者の方々の動画などを見ながら講義を進めていきました。

販売ターゲットの選定のところが私個人としては興味深かったです。

「マズローの欲求五段階説」

戦後は「生理的欲求」→何でもいいから腹に入ればいい
その次は「安全の欲求」→賞味期限は大丈夫?など
その次は「社会的欲求」→みんなと同じがいい。例:隣の家がカローラ買ったからウチも同じレベルのサニーを買おう
その次は「自我自尊の欲求」→人との差別化。例:隣んちがカローラならウチはクラウン!
最後は「自己実現の欲求」→人は人、自分は自分。人に影響されない人たち。

時代によって購入者の欲求は違います。
購入者がどの層にいるのかを見極めることが重要。

ちなみに欧米はほぼ「自己実現の欲求」層だそうです。

で、日本には2%の富裕層と98%のそれ以外の層がいるそうで、2%のほとんどはインターネットを利用しています。
そこにひっかかるような仕組みを構築すればあとはもう全てがうまくいく(かもしれないw

そして見込み客は県外にいます!!

スマホも普及してるしタブレットも普及している現在において、売上UPを計れるのはインターネット販売!

通勤途中にスマホでちょいっと買い物、とかそんな時代。

SNSも普及して、いまや経費ゼロでどんどん商品をPRできるツールが増えています。

トラ男さんもまさにそれを実行してますよね!!(;゜∀゜)=3ムッハー


とにかく、点で存在している人たちを線で繋げば売上が上がる!といっていました。これが多角化、だと。


うーーーん、色々とアタマではわかっているつもりでも何をどう実践していけばどこに着地するのか。
ていうか自分の着地地点がまだ定まってないからそこまでのプロセスも描けないっていうorz

いんだ!!
今は「白神ガイドの資格を取る」っていう目標もあるし、「人と繋がる」っていう前からの目標(?)もある!
あとは番楽の笛も、1人でも吹けるようにならないと!!

あせらないで、っていうほど時間に余裕があるわけでもないけど、とにかく今の目標を達成することを目指す!!

ビジネススクールもあと9回の講義があって、8月なんかは宮城の伊豆沼農産へ視察にいくみたいだから色々な刺激が
受けられそう♪

たくさん吸収してそれを自分の未来のためにうまくアウトプットしていけるように!!(´∀`*)ウフフ

ではでは、長文最後まで読んでいただきありがとうございました!!^^