きじゅからの幸せブログ

先輩から人生はこれからよ、と云われました
ブログと仲良くしながら、心豊かに歩んでまいります。

年賀状で切手が当たったもう一人の方

2017-02-22 21:20:06 | 日記

 前回までは、癌にかかわる方をテーマに投稿し

 悲しい気持ちになっていました。

元気な方は居ないのかしら、とも思っていたら、

あ、ここに居ましたよ、元気はつらつ傘寿の先輩です。

大寒のお見舞いと切手を頂いたお礼状が届いた頃、

ある日、電話で懐かしい声を聴くことになりました。

 

この方は、今もゴルフは現役、グループの纏めをしているし、

昨年まで我々OB会の役員をし、

皆のリーダーで活躍されている方で、

驚くなかれ、6回の手術経験があります。

現役の頃の事

職場では彼の後輩が「又、手術で入院しているんだ」

と云いながら、彼のバックを固めていたのを思い出しました。

4年ほど前の事、6回目の手術後のある日、

勤務時代の数人で、お見舞いに行きました。

その時も、まだ「個室で療養中」と云う事で、

手術回数も多いし、年齢も上がったし最悪なの?~~との噂、

面会して、直ぐ目に入ったのは、

手足がピカピカ光るほどパンパンに膨らんで、

まだ、点滴中ですし、大変な病気なのだ、と思いました。

ベット脇を両手で握り、むっくりと起き上がりましたので、

同行のもう一人と一緒に、手をとり、

中心に向かって、静かにマッサージをしますと、

見る見るうちに、手は赤くなり浮腫=腫れは引いて、

ご本人は「あれ~~、使えるようになったよ」と、

云いながら、開いたり、握ったりと、満足げに笑い、

手が腫れていたので、お箸やスプ~ンが使いにくかったのです。

家族の方は、今回ほど心配した手術はないと、云いますし、

年齢も上がり、回数も増え一体手術の場所があるの?と云いながら、

今日に至ったようです。

「あと、切っていない所は、頭だけだよ」と、冗談を言いました。

と云う、病歴のある方ですのに、

傘寿を過ぎた今も、電話の向こうで

「元気か~~い、切手が当たったんだ~~~良かったね~~」

と、あちらの方が元気に声掛けをしてくれて、

「傘寿か~~、人生まだまだだ~~」等々、

「00日に、A君B君・・・・あと~00氏とゴルフだい」

「どうした、最近コースに出ていないのか?~~~」と

こちらをも気遣い、元気そのもの、

精神ですよ、精神が若いのですね、

何が有っても、コケないで、何時も前向きですし、

精神論になりますが、身体の衰えは「精神・心から」ですね。

たった一枚の年賀状ですが、考えさせられましたし、

楽しみました。

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癌で危険な状況にある方のその後

2017-02-14 21:21:08 | 日記

2月初めにご主人が癌で寝たきりになった方ですが、

この日の文末のコメントは、60人程が投稿し、

  「初めてコメントします・・・」

との方も、日を追うごとに増えました。

  今、国では2人に1人が癌に罹患するであろうと、

  こんな時代だからでしょうか、

  癌に関するブログが本当に多いのです。

  他にも、同時並行で乳癌のステージⅡの方のブログを

  開いていますが、

  この方は本日、内視鏡検査をするのに、

  鎮静剤の注射の為の、血管が見えにくく

  大変な思いをしていらっしゃいます。

さて、冒頭の方のその後が気になっていたのでしたが、

あんなに大変な看護をしながらも、

毎日ブログ投稿を行い、コメントも本文より活字は沢山で、

その一人として、開いています。

そして、最悪の状況になり、

  「苦しまずに、逝きました」

  「眠るように、柔和な表情でした」

  「沢山のコメントをありがとうございました」

   一日おいて

  「通夜は00日00時からです」とあって、

葬儀の日程も記されています。

コメントする方々も、

  「その時間に、合掌致します」との事でした。

「これから、繁忙の日々になるので」と、あり、

ご主人が最悪の時の文章は、気の毒なほど揺れていましたが、

今日は、大役を果たした状況が、活字に溢れています。

今後も状況が許す限り投稿される予定で、

「これからは、辛気臭いブログになりますが」とあり、

  「訪問してくださいね」と云うことでしょうか。

  「今朝は、雪が舞っている白い朝です」

と、締めくくられています。

これから、看護時代とは別の形の繁忙期に入るのです。

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「癌」に関する先輩のブログから

2017-02-08 21:27:39 | 日記

癌で療養されている方やそのご家族の投稿を開いていますが、

この方は6年間拝読していて、

ある時、プツンと投稿されなくなり、

数か月して、お気に入りから消すことになりました。

ある日テンプレートが真っ黒で、めずらしいな~

と、思って目に止め読み始めました。

月に十数回の投稿で、散歩中の花の写真を挿入し、

ご本人は「たわいのない」と云われますが、

散歩中の事、生活の中の出来事等や、

お線香を持ち、途中でお花を買って、

ご主人のお墓まいりの様子もあります。

悪天候の時には、お子さんの送迎で受診し、

病院での医師や看護師との会話から、

病気の状況が伝わるブログでした。

コメントは、ほぼ全員が癌の治療をしている方ですから、

ハンドルネームから、

その方の病気の経過を覚えてしまいました。

さらに、検査での副作用で困難している内容の時には、

「00と云う薬を飲んで楽になった」とか、

「00日くらい経過すると楽になるから」とか

ブログを中心にして、それぞれの方が、

ご自分の癌の治療経過と比較しながら、

投稿者を、お助けしているのでした。

暫くすると、放射線治療での副作用から脱毛になり、

00円位で造れるから、早めに「ウイング」を使ったら、

とアドバイスがあり、

ご本人は早速作り、次回の診察日に付けて行きました。

「00さ~ん」と看護師が呼んでいるのに返事をせず、

診察室の近くに隠れていても知られないほどに、

綺麗なウイングを付けて診察を待っていました。

ちょっと、遊んでみた状況が文章の隅々に溢れ、

別人と思い看護師さんは、分からなかったのです。

二人で笑った場面が、詳細に記録されていて、

ほほえましいのです。

そして、ある日、プツンと・・・・

 

今、開いている方は、ご主人が癌で最悪になっていて、

毎日、ご夫妻の愉快な日々が伝わってきましたので、

それは、楽しい事と解釈し、ご自分を励ましていたのです。

 

今日「実は夫が癌の末期で、先日の救急車は・・・・」

癌のご主人の最悪の入院で、あと何日もつのか、と、

看護に疲れ、気を紛らわすためのブログでした。

ここまで、何年読ませていただいたのか、

 

ご自分の大変なご苦労を、

全てはき出そうとブログに投稿していても、

懸命にご自分をセーブしながらの内容でした。

先日「これからは、飾らずに素直に投稿します」

  「嘘だらけの幸せな投稿では・・・・」

  「あと何日もつか」、と

本当にお気の毒な状況が伺えました。

付き添いをお子さんと交代し、

家で休もうと戻りましたが、

身近なご親戚が宿泊されることを想定し、

最悪の事を予測しながら、家中のお掃除をされました。

「癌の夫の看護が大変なので」とはありませんし、

懸命に、看護の日々をおくっています

目が覚めたご主人は、意識障害が始まり、

  「ここは何処だ」と

救急車で入院したことが分からなくなっています。

亡くなった方の名前を呼んで、

  「なんで来ないのか」と奥さんに云います。

病院へ泊った翌日家に戻ると、飼い犬が、

  「不思議そうに観ていて、」

度々訪問する方が変わるので、犬も異変を感じるのですね。

コメント欄には、沢山の方が投稿され、

  「少し休むといいわよ、」

  「コメントに返信しなくても」

  「返信しようなど思わず、そんな時は寝るのよ」

  「あったかい物、甘い物を食べてね」

  「がんばれ~~~」

  「あ~~よかった、寝息が静かなのね」

  「お姉さんも来られて、会えたのね」

  「結局ワンちゃんと面会できないのね」

コメントされる方も、一緒に看護しているように

励ましコメントが毎日投稿されています。

そして、先日からは本文が数行になりました。

最後の覚悟が伺え、沢山のご親戚が面会され始めました。

本文より長い・長い~~~コメントも、

全て拝読しています。

そして、「あと何日もつか・・・・」と、あり、

今日は、主治医からの電話で、睡眠を誘導する薬を、

と云われ、お任せしたそうで、

患者との会話が途絶え、大好きな飼い犬にも会えず、

  このまま、近々さようならかしら、と。

明日の投稿が待たれます。

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