暮の大掃除には、あとどれだけ預かって頂けるかしらと、
毎年倉庫に伺ってから始めます。
それでも倉庫に預けない品物は、お部屋に鎮座しますが、
それを除けて歩く事になるのです。
片づけるのが下手だと云われ、自認もしてから、うん十年になり、
片づけるとは = 捨てる事と読んで久しいのです。
幸い、食事をしたり、休んだりする所だけは確保しますが、
今年も、似たような片づけ方で、巳年を送ることになりました。
結局、毎年思いますのは、全て「思い出」が有る物ばかりなのです。
中でも、今は殆ど使われない透明で緑色の一升瓶の事です。
リットル瓶より大きく、液体がゆったり入いります。
この一升瓶でお醤油やお酒を買いに行った記憶は有りませんが、
上の世代が、大事に使っていた瓶で、
それを、側で観ていましたから、手際等まで思い出します。
「品物にも心が有る」と云うのが日本人で、
品物は大事に使うようにとの教訓でしょうか。
一升瓶は当分仕舞って置く事になるでしょう。
何時になったら、ガラス廃棄センターに届くでしょうか。
今年も倉庫で休んで頂きます。
唱歌 露地の細路 2番
ろじの細路(ほそみち) 通りゃんせ
よこちょうの酒屋へ 酒買いに
ろじは夕顔 咲きかかり
斜(はす)にちょっと除け 通りゃんせ
明日で、巳年は過ぎようとしていますが、
一年の歩みには、多くさんの学びがありました。
来る午年を、更なる努力の年にいたしたく、
我が背に鞭を打ち、健康な生活を常とし、
ご迷惑をお掛けしない年でありたいと存じます。
つたない投稿を開いてくださった多くの方々に、
感謝申し上げて、本年最後の投稿に致しとう存じます。
大変ありがとうございました。
唱歌 お正月 2番
もういくつ寝ると お正月
お正月には まりついて
おいばねついて あそびましょ
はやくこいこい お正月