酢玉ねぎを初めて作ったのは、2015年3月でした。
その間、酢玉ねぎの作り方を改善して今日までほぼ毎日欠かさず食べ続けています。
6年半の歳月を経て、酢玉ねぎと呼べない形に変わりました。
酢玉ねぎの基本
当初、ネットの記事を調べて次のものから作っていました。
1,リンゴ酢 2.玉ねぎ 3.はちみつの3種類を漬け込んで食べていました。
正直、このまま続けて食すには味や食感など無理があると感じました。
その後、効果や美味しさをUPするために、漬け込む材料の追加、作り方を変更することにより
栄養、美味しさをUPし、かつ簡単に作ることができるようになりました。
1. 使う材料の追加と変更
1.リンゴ酢
血糖値を下げ、血圧を下げる効果があります。
酢については全く同じリンゴ酢を使い変更はありません。
2.はちみつ
効能として、疲労回復、血圧低下が挙げられます。
スーパで売っているはちみつを用い特にこだわりはありません。
主に、酢のキツさを和らげるためです。
3.玉ねぎ
玉ねぎに含まれるアリシンは血液サラサラ、高血圧・糖尿病に効果があり、
ケルセチンは ポリフェノールの一種で抗酸化作用があります。
最初はスーパーで買ってきた玉ねぎをスライスしたものを漬け込んでいました。
そのまま漬け込んでは水っぽくなるのでスライスした玉ねぎを天日干ししました。
結果は、水っぽさがなくなり、甘みも増えて味は満足できるものになりました。
この状態で美味しさに満足し4年間くらい食しました。
天日干しは天気に左右され、時間が4Hくらいかかり乾燥時の匂いがかなり厳しかったです。
現在は、1年前に通販でドライ玉ねぎを売っていたので変えました。
天日干しが大変だったのと匂いがきつかったのでとても良かったです。
3.唐辛子
唐辛子に含まれているカプサイシンは体内のコレステロールや老廃物の排出を促進し、
βカロテンやビタミンEという成分は動脈硬化や心筋梗塞などの予防になるといわれます。
酢玉ねぎの基本形に追加しました。
酢玉ねぎの基本形は、すっぱすぎて長続きしそうにないので追加してみました。
ピリッとして美味しさが格段にアップしました。
当初は、一本の干し唐辛子を輪切りにしてスライスした玉ねぎと一緒に入れていました。
食べるときに唐辛子がどうしても口に入り辛すぎるので
茶こし袋に詰めて酢玉ねぎに漬けています。
酢玉ねぎを食べ切ると同時に廃棄し、風味とカプシンなどの栄養のみを使うことにしました。
4.しいたけ
しいたけに含まれる健康に影響を与える成分には、エリタデニン、ビタミンD、βグルカン、食物繊維があります。
エリタデニンには血中の悪玉(LDL)コレステロール値を下げ、血流をスムーズにし、血圧を低下させ、
ビタミンDは骨や歯が元気にし「骨粗しょう症」の予防をします。
また、しいたけに含まれるβグルカンは、免疫の活性力を高めウイルスに対する抵抗力を上げる効果や、
がんの増殖を抑えたり、弱らせたりする効果が期待できるものもあります。
食物繊維は豊富に含まれ、便秘の予防に効果があります。
最初は、スーパーなどで乾燥しないまま、酢につけていたのですが、リンゴ酢がうまく染み込まず、風味も良くありませんでした。
天日に干すと旨味とビタミンDが生成されるということをしり、天日に干すようにしました。
しいたけの水分が抜けそこにリンゴ酢が染み込んで旨味もUPし美味しくなりました。
晴れの日が少ない時があり、市販の乾燥シイタケを常備しました。
ただ、美味しさと染み込み具合は自分で干したしいたけに劣るように思いました。
5.にんにく
ニンニクにはアリシンという成分が含まれていて、疲労回復、免疫力アップ、抗酸化作用、
風邪予防、がん予防、冷え性改善などに効果があるそうです。
当初にんにくをスライスしてリンゴ酢に漬け込んでいたのですが、リンゴ酢がにんにくに染み込まず水っぽくなっていました。
それで、天日に干して酢漬けするとリンゴ酢がうまく染み込み美味しくいただけるようになりました。
残念ながら、匂いのキツさと天日干しの時間と天気に左右されることから長くは続けられませんでした。
通販でドライにんにくを売っていることがわかり切り替え、匂いと時間から開放されました。
6.昆布
昆布に含まれるアルギン酸は、塩分(ナトリウム)を体外に排出し、高血圧や動脈硬化の予防効果があります。
昆布は市販のつまみ昆布を買って、そのまま漬け込み食していました。
昆布の旨味が酢玉ねぎをとても美味しくしました。
ただ、そのままだと硬くリンゴ酢がうまく染み込まないので天日干しすると、旨味が更に増し、リンゴ酢もうまく染み込みました。
7.玉ねぎ皮
玉ねぎの皮にはケルセチンという成分が含まれ、血圧、血糖値、コレステロール値を正常に保ちます。
さらに血液をサラサラにし、抗酸化効果もあります。
玉ねぎの実より豊富に含まれています。
当初は、玉ねぎの皮付きを探し購入し、溜めて洗浄し煮詰めて作っていました。
手間がかかり、新玉ねぎが出る時期は入手が難しく作るのに難儀をしました。
現在は、通販に玉ねぎ皮茶用の商品があり、これに切り替え煮沸して玉葱皮茶を酢玉ねぎと。混ぜて飲んでいます。
酢のキツさが薄まりとても酢玉ねぎが食べやすくなりました。
酢玉ねぎと合わせて飲むようにします。
8.漬け瓶の構成
酢玉ねぎをリンゴ酢に具材を漬け込んですぐ食すには、それぞれの材料が際立ち美味しく食すには厳しいです。
それで、酢玉ねぎを作っておよそ1ヶ月冷蔵庫内で寝かせると、それぞれの材料が馴染み美味しくなりました。
具体的には3瓶用意しおよそ1W毎に漬けていき、3~4週間ごとに開けて食してちょうど良い塩梅になります。
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具体的な作り方
1.茶こし袋を準備し材料を入れておく。
次の材料は茶こし袋に入れておくと、貯蔵瓶内がスッキリまとまり、食べやすくなります。
・昆布を茶こし袋に半分くらい入れる。
・乾燥した輪切りの唐辛子を茶こし袋の1/4位入れる。
・乾燥したスライスにんにくを茶こし袋の1/4位入れる。
2.乾燥したしいたけを一口サイズくらいの大きさにカットして準備
3.貯蔵瓶を準備
・貯蔵便の1/4くらいに干し玉ねぎを入れる。
・乾燥したしいたけをその上に置く。
・リンゴ酢を瓶の3/4暗い満たす。
・先程準備した茶こし袋に入れた唐辛子、にんにく、昆布を瓶に入れる。
・最後に瓶満たん近くまでリンゴ酢を入れ、優しくそれぞれの材料にリンゴ酢が染み込むように抑える。
貯蔵瓶の蓋をする。
瓶に作成年月日を記入する。
おおよそ、3~4週間漬け込む。
一瓶が約1週間でなくなるので、3瓶用意し1~2週間ごとに作り保管しています。
4.玉ねぎ皮茶
玉葱皮茶の袋を2~3個、鍋に投入し、水を入れる。
沸騰させ冷えた後、保管瓶に入れ保管、
5.食し方
・コップを準備し、3~4週間貯蔵した瓶からリンゴ酢をスプーン1杯位入れる。
しいたけを1~2個コップに入れる。
・茶こし袋内のにんにく2~3切れ、昆布2~3切れをコップに入れる。
(唐辛子は入れない。)
・玉葱皮茶をコップの半分くらいまでいれる。
・冷たい水をコップのほぼ満たんまで入れる。
・氷を入れると更に飲みやすい。
これを毎日食しています。
健康のためとはいえ、6年半よく続けたものと自分ながら感心しています。
作る手間の短縮、強烈な匂いからの開放、味をなじませようやく美味しいものができました。
健康については、はっきりと効果がわかりませんが疲れにくくなり、病気にかかりにくくなったきがします。
家族がインフルエンザに罹った時、ワクチンを打っていないのも関わらず
インフルエンザに感染しなかったです、酢玉ねぎを飲んでいる効果ではないかと思いました。
これはもう立派な研究室ですね。
努力に敬服します。
とはいえ、大連酢の物ダメなんです。
どうもなじめません。
ピクルスだの酢漬けのラッキョウ、酢昆布、酢イカなどなど苦手なんです。
どうしたら克服できますかね。
まとめるとあまりにも多くのことがあって驚きました。
酢が苦手な方は結構おられるようですね。酢は健康に大事です、好きになる方法があればいいですね。
毎日の食事がおいしいですね
思いつくと手を加えていたらこんなになりました。
筑前ママも、血圧に良いということで夜だけにんにく抜きで食しています。
ふたりとも健康になりたいという共通目標があっていいと思っています。
夏場は梅酢サワー(梅・リンゴ酢・氷砂糖)を作って
水か炭酸で割って呑んでいます。
梅酢サワーは血管系に良いようですね。
夏も爽やかに過ごせますね。
梅と氷砂糖で甘い梅酢を2つ作りました。
炭酸で薄めて飲むのに健康で良いですね。
梅も酢も体にいいですね、炭酸で薄めれば爽やかさ満点の夏の飲み物になりますね。
吾輩は食べる人です。生涯そうなるでしょうね(/_;)
筑前も食べるだけの人で料理はまるでだめなんですよ。