T&Yファーム農作業奮闘記

米の成長記録。その他。

今日は買い物

2011年02月28日 | Weblog
昨夜からの雨は降る勢いが弱くはならず、ず~っと降り続いています。近くの畑にも水溜りができ、降水量の多さがわかります。国道も大型車が通行するため、ひび割れた路面はアスファルトがはがれ、水溜りができるほどの陥没ができています。危ないです。久しぶりに大型店舗に行き、農業資材を見てきました。購入品は、19ミリのハウス用パイプに取り付ける部品や、2m30㎝のビニールシート、これはプール育苗用です。そしてコシヒカリ種籾が売っていましたので購入しました。冨山産です。説明文によると、昨年の猛暑のため、発芽までの休眠が深い可能性があるとのことです。なるほど、猛暑はそのような影響もあるのですね。多くの場合、このように4㎏単位に網の中に入れられ分けられています。このまま水につけて発芽直前に取り出せるよう小分けされているのです。そのような作業もあと一月後くらいです。

残り物の食べ方

2011年02月27日 | Weblog
アズキ入り玄米ごはんの残りがありました。「MOXTUTAINAI」精神に基づき、どのようにたべますか?我が家ではチャーハンにしていただきます。以前にも述べたと思いますが、油で炒められた玄米は甘さが出てくるようです。一度お勧めです。ごはんがちょうどよくなくなるならいいですが、少しばかり残ることがあると思いますので、試してみてください。この日はみんな頂き物の食材でした。レンコンはサラダときんぴら風にしていただきました。食物繊維オンパレードです。さて、明日は雨の一日のようです。農業資材でも買いに行きたいと思います。雨の日には、雨の日でもできる作業や用事をとっておいて時間を有効に活用したいと思います。

あぜ塗りは難しい

2011年02月26日 | Weblog
今日もあぜ塗りをしました。例年から比べれば1ヶ月早く作業しています。近所の農家さんから声をかけられ、「くろぬりずいぶん早いな。」といわれました。自分でも早めに作業している自覚がありますので、「そうですね」と答えると、にこっと笑って軽トラで走り去ってゆかれました。今年あぜ塗り作業が早いのにはわけがあります。有機肥料を散布するには少しまだ時期が早いため、あぜ塗り作業を先にしました。また、最近ではゲリラ豪雨という表現があるように、降水量が半端ではありません。雨の降る時期にあぜ塗り作業をして、崩れてしまうのを回避するためにも、この時期にと思いました。余裕があれば丁寧な作業ができますから、自分には合っているかもしれません。しかし、あぜ塗りは難しいです。まっすぐ仕上げるためにはハンドルを切ってはいけません。田んぼの先に目標を見つけて、機体をまっすぐあわせて運転します。速度は人が歩くよりかなり遅いです。カメと同じ速度かもしれません。機体が傾かないよう多くの農家さんは、あぜ塗りするための部分をトラクター幅分耕さないでおきます。耕して土が軟らかくなっていると、成形がうまくゆかない事があります。水がたまっているとドロドロになってしまいます。かといってあまりさらさらな土質ではしまりがいまいちです。毎年難しいと思う作業です。ちょっと曲がってますね。

陽だまりではヨモギが

2011年02月25日 | Weblog
春一番が吹いたと、ラジオのニュースが教えてくれました。気温も上がり、一枚脱ぐことにしました。ここ数日あぜ塗り作業をしています。田んぼに行くとヨモギが芽を吹いていることに気づきます。あと数日すれば、ヨモギ摘みにちょうどよい大きさになることでしょう。季節の味と香りを楽しみにしたいと思います。

食べるべきもの

2011年02月24日 | Weblog
妻が新聞を読んでいて、興味深い記事を見せてくれた。生物学者の福岡伸一氏へのインタビュー記事である。彼は大学で分子生物学に出会い、ミクロのレベルで体を形作る働きを目にしたそうだ。食べ物の原子に印をつけ、体の中での動きを追うと、瞬く間に全身の細胞に取り込まれ、中身が入れ替わるそうだ。そのような動きを科学技術を借りてのぞくことができた彼の感想には考えさせられるものがある。「食べることは生きること。食べたものが、ものすごい速度で自分の体になっていくと知るとおのずと食べるべきものがわかる」。世の中にはジャンクフードと呼ばれるものから健康に良いとされるものまで、ありとあらゆる食べ物が満ちている。しかし、取り入れたものが確実にその人の体を形作るのであれば、自分の食べているものは本当に質の良いものだろうかと、考えなくてはならないだろう。虫も食べない農薬まみれのものや、化学肥料でつくりあげられた作物は永い時間で見たときに私たちの体にどんな影響があるのだろう。作物を作り出す土壌が非常にやせこけてしまったときがある。時代は便利な化学肥料を多用するよう勧めていた。土はふかふかではなくなり、ちょっとした雨でも土壌は流された。そんな土が私たちに本当に良い食べ物を生み出すことができるのだろうか。科学的な知識と分析するための手段を持ち合わせていない私にとって、分子レベルでの違いを証明することはできないのだが、いろいろな事象を推論してたどり着くのは、微生物をはじめとする自然界のかかわりや、そこに働く時間の流れを、人間の都合のためにいっけん便利なものに換えようとした時に、本来のピースでないものがパズルに組み合わされてしまっているような感覚を覚えるのです。そういうわけで化学肥料を使わず、収量が平均より少ないのが現状です。画像はホタテご飯作りました。--参考資料2/21読売新聞

春本番に向かっています

2011年02月23日 | Weblog
寒い冬が遠ざかり、暖かい春が近づいてきていることが感じられる今日この頃です。日当たりの良い丘には、よく手入れされた白梅と紅梅が花を咲かせ、春の訪れを教えてくれます。農家のおじいちゃんたちは、農作業が始まる前のほんのひと時の時間を、釣りをしたりして過ごしている様子が見うけられます。川沿いに軽トラが4台ほど連なって止めてあります。糸をたらし、没頭する様子は、時を満喫していることを教えてくれるのでした。「いったい何を釣っているのだろう。私の気にしているタナゴはいるのだろうか」そう思いつつ尋ねてみました。どうやらワカサギが群れをなして泳いでいるので、彼らが目的のようです。それにしても先日までは姿もなかったのに、春の到来と共に水がぬるんだせいなのでしょうか、魚たちは季節の変化を敏感に感じ取り、川を遡上してきたのでしょう。そういえば、野焼きした日当たりの良い法面には、ヨモギが芽吹いてきているのを今日発見したのです。もう少し大きくなれば、農家のおばあちゃんたちは、かごの中にヨモギを摘んで草餅(ヨモギ餅)を作って楽しむことでしょう。春はいいですね。みんな活動的になる感じがして。わたしも、ちょっと早いのですが、あぜ塗りなど始めました。次回その様子を。

鯛めしつくりました。

2011年02月22日 | Weblog
妻はスーパーで鯛が安く売られていることに気づき、買ってきました。天然ではなく養殖ものです。我が家は養殖で十分です。さっそく鯛めしを作ってくれました。鯛は両面を焼き色がつくくらいにあぶります。焼きすぎると硬くなってしまうようですから、焼き過ぎないようにしましょう。だし汁を入れて鯛と一緒に炊き込むならば、出来上がりです。鯛めしなど、私個人としてはかつて食べたことがあったかどうか記憶がありません。旅番組の宿の夕食に、鯛めしの炊き込みご飯が映し出され、奥さん「鯛めし食べたい」と言っていました。なるほど、それでこのご飯が出てきたのです。もしかしたら人生ではじめての鯛めしかもしれません。感想は「うんまい!」です。「うまい」を通り越しています~。たいへん満ち足りたごはんをいただき、明日もがんばりたいと思います。

2/21の作業

2011年02月21日 | Weblog
田んぼを耕す作業が一通り終わりました。あと1.5haくらい湿田がありますが、肥料を振ってからにします。ある田んぼは時間がかかりました。去年の田植え後の時期にこぶし大の石を投げ入れられた田んぼです。ロータリーにゴツンと当たるのを確認し、石を探して取り出すのに時間がかかりました。石を残したままにすると田植え機の苗を移植するツメの部分を壊してしまう可能性があるため、どうしても取り除きたかったのです。あと二回くらい耕しますので完全に取り除けると思います。今日はたくさん働きましたので、お腹がすきました。鯛めしを炊き込んでくれたようです。次回紹介します。

百円の味をおいしくする方法-バニラアイス編

2011年02月20日 | Weblog
自家用に栽培したゴマがまだありました。食べて濃厚なこのゴマを、いろいろな食材に加えて、おいしく食べようと思います。今回は百円くらいのカップのバニラアイスを変身させてみたいと思います。まずは、欲しい分だけゴマを取り分け、フライパンで炒りたいと思います。いい香りがしてきました。つづいてミキサーでゴマすりです。何度かふり直してまんべんなくゴマが砕けるようにします。大きめの器にバニラアイスを取り出し、砕いたゴマを加えました。スプーンで練り始めますが、アイスは少し固めであるため最初は力が必要です。おっ、だんだん練り具合がよくなってきました。ゴマがまんべんなく混ざり滑らかさが感じられます。いい香りです。小皿に取り分け頂くことにしましょう。お~ベリーグットです。二人で食べても十分の量があります。一人300円出してもいい味わいです。このようにして百円のアイスがなんと600円の高級ゴマバニラアイスにバージョンUPしました。やってみて。

2/19の作業

2011年02月19日 | Weblog
田んぼには少し水がたまっていましたが、クローラの威力を生かして約1ha耕しました。朝は寒いので、10時ごろからのスタートです。お昼に家に帰るのは時間がもったいないので、そのままぶっ続けで仕事をしていました。妻はどこかに買い物に行ったらしくMバーガーを差し入れてくれました。とても久しぶりのバーガーでした。何年ぶりでしょうか。遅いお昼を食べ終えたときには、仕事はすでに終了していました。クローラや前輪部分にはロールケーキのように泥がまき付いていました。ワラが繊維の役割をしてじょうずにまかれていたのです。そういえば昔の家は、泥にきざんだわらなどを混ぜてねり、壁にぬられていました。昔の人はよく考えたものです。そんなよけいなことを思い浮かべながら、どうやって泥を落とそうかいろいろ選択肢を考えたのです。ひとつは手や足を使い人力で取り除く。二番目は泥がついたまま道路に出て10Mくらい高速で走り泥を落とす。3番目は多くの農家がするように知らんぷりしてそのまま走り去る。さすがに3番目はできないでしょう。結局2番目の方法で路肩に寄せて泥を落として、スコップで取り除き清掃して行きました。家に帰り水で清掃して泥が固まるのを防ぎます。これで今日の作業は終了です。「おいしいお昼ご飯持ってきてくれてありがとうね。」とサル君が言っていました。

忙しくなる前に体のメンテナンス

2011年02月18日 | Weblog
今日は妻と共に整体に行ってきました。妻は定期的に通っているのですが、私は調子が戻らなくなったときに通います。去年の収穫の時期に左足に力が入らないようになってしまいました。私の想像では、おコメの袋を取り扱う際に、軸足を使いすぎて筋を痛めたかなにかで、血流が悪くなってしまったようです。朝起きて最初の一歩を踏み出す際に力が入らず、治らなければ整体にでも行かなければと思っていたところです。背骨や骨盤がどのような方向に曲がっているのか、先生は正確に理解し矯正してくださいました。おかげで足にも力が入るようになり、繁忙期に向けて体の準備ができた感じです。我が家にはヒナ鳥に優しいまなざしを向けるアヒルのぬいぐるみがあります。見ているだけで癒されます。明日農作業がんばります。

覚えていてくれてありがとう

2011年02月17日 | Weblog
久しぶりにFさんから連絡があり、我が家のおコメをご注文いただきました。連絡を受けたのは妻なのですが、その話によれば、年末におコメをたくさんいただき食べ終わるまでに時間がかかってしまった、とのことでした。やっと食べ終わりそうなので、わざわざ連絡を下さったそうです。本当に感謝です。定期的におコメを注文して下さるお客様には、栽培したサツマイモをお送りしていたのですが、去年はあまり甘くないと感じたのでお送りせず、感謝があらわせませんでした。今年は成功するようがんばります。我が家の味を覚えてくださることに感謝です。いろいろ食べ方はあるかと思いますが、白ごはんには玉子焼きをお勧めします。我が家のお昼は、半熟の卵の中にハムとねぎが入っていました。時間をかけたものでなくても、心満たされると思います。まだ寒い日が入れ替わりやってくるでしょうから、ごはん食べて乗り切ってくださいね。

歩行型4条田植え機購入しました。

2011年02月16日 | Weblog
父親の代からの田植え機がどうにも調子が悪く、今季は思い切って買いました。乗用田植え機という選択肢もあったのですが、谷津田が多いことや購入経費を考えて歩行型にしました。また10haくらいまでなら歩行型で植えている人もいると聞いていますので、楽することばかり考えず、体使うことにしました。展示会などに行くと乗用6条などは大きいのです。収納場所も幅をとります。あと2ヶ月くらいで田植えが始まる季節になるのですね。あっという間です。新しい機械を使うのが楽しみです。

今日はゆっくりしてます。

2011年02月15日 | Weblog
雨は夜更け過ぎに雪へとかわり、読書の一日を送るよう勧めてくれた感じです。それにしても眠いです。午前中はうとうとしながら睡眠学習のような感じで読んでいました。土のうつくりする作業もあるのですが、ドロドロになってしまうのでやめたのです。ということで今日は何も掲載する内容がなく(昨日も苦しまぎれの一枚でしたが)わがやのぬいぐるみの、フクロウの眠そうな顔を載せておきます。夕方からご注文いただいたおコメの発送と、お届けに行こうと思います。

防寒対策

2011年02月14日 | Weblog
寒い一日でしたが、約8反歩耕してきました。トラクターに乗っているだけですから、体を動かさない分寒いです。防寒対策は万全です。背中には貼るカイロをつけ、防寒用ジャンバーとズボンをはき、長靴の中も、靴下の上に冷えるのを防ぐために長靴用防寒靴下を履いています。寒く感じたら風邪をひいてしまいますので、この季節の装備には欠かせません。体は温かいですが、さすがに顔は寒風にさらされて鼻水が出そうです。耕し方は表面10センチをひっくり返す感じなので、ロータリーに負担がかからない分低速の最高速で前進できます。スピードが速い分面積をこなせますし、燃料が減るのが遅いです。明日は天気どうなんでしょう?天気に応じてできる作業をしたいと思います。