T&Yファーム農作業奮闘記

米の成長記録。その他。

早生の出穂

2009年06月29日 | Weblog
今年初めて栽培した品種ですが、今日出穂になっていることに気づきました。オモダカがでていたので抜かなくてはと草取りに田んぼに入ってみたところ、花も咲いているではありませんか。予想していたより早かったので、急いで食味向上のための追肥をしました。肥料はもちろん有機肥料です。あと少し分けつしてほしかったのですが、来年のための反省材料として経験を生かしたいと思います。この状況ならば新米のお届けも予想していたより早くなりそうです。

夏らしい天気

2009年06月23日 | Weblog
夏至を過ぎ、気温も上昇してきました。これまではなんとなく涼しい感じでしたが、今日は気温も上昇し稲にとっては待ちに待った気候となったでしょう。私たち人間にとっては息をするのもつらい状況です。これから真夏に向かって暑い日が多くなると思いますが、体調管理に努めてゆきたいものです。夏の到来を教えてくれる虫たちも多くなってきました。先日はオニヤンマが飛んでいました。子供の頃はよく昆虫採集をして遊んだものです。オニヤンマはさすがに大きいですね。かまれるとすごく痛くて、お肉食いちぎられてしまうのでした。子供の頃の思い出です。トンボもたくさん種類があり確定できませんが、「ショウジョウトンボ」のような感じです。鮮やかな深紅色が神秘的です。トンボの語源には「飛ぶ棒」「田んぼ」と言う言葉が訛ったという説があるようです。稲作を生業とする私たちとは切っても切れない関係にあるようです。これからもよろしく、そして疲れたときに君たちを見て気分転換させてください。

谷津田の様子

2009年06月20日 | Weblog
多くの田んぼでは稲の分けつも進み中干しをするところも出てきました。私のお気に入りの田んぼは、分けつはまだまだです。周りを森に囲まれ地下水のため水温が低いせいでしょうか、ずいぶん遅れている感じです。ここの土質は砂が含まれており、肥料成分が流失しやすいのでしょうか、量はとれません。しかし、自然環境豊かなこの田んぼはホタルが飛び交い、「何も足さず、何もひかない」昔ながらのお米の味を味わえるのではと考えています。管理のための労力は普通の田んぼよりも求められますが、今では貴重な環境の田んぼであると思っています。

チェーン除草機具作成

2009年06月12日 | Weblog
田んぼには勾配があるため、深水にならないところがあります。そのような箇所はコナギが出てきました。タイミングが遅れてしまったのですが、チェーンを使った除草方法を試してみました。この方法により、苗の近くに生じた雑草も取ることができるとのことです。なるほど手ごたえを感じましたが、根を張る前に除草することが肝要なようです。あと数回、改良して使ってみたいと思います。

イネドロオイムシの被害

2009年06月12日 | Weblog
我が家の田んぼの隣は、ドロオイムシの被害で一面真っ白です。被害を受ける要因は何かはっきりしませんが、化成肥料の散布なども関わっているのでしょうか。被害の様子は、田んぼによって明らかに違います。6月を過ぎれば自然といなくなるようですから、あまり気にしなくても良いようです。

深水管理の稲

2009年06月12日 | Weblog
今年は疎植の苗ですので、一般の田んぼよりスカスカの状態です。はじめは見劣りするものの、7月ごろから見違える稲姿になるようにと願っています。疎植にしたのには理由があります。米粒一つ一つが大きくなり、くず米も少なくなるようです。品質重視の私としては、どのように成長してくれるのかと、今から楽しみです。田植え機の調子がいまいちでしたので欠株が生じましたが、夏の暑い時期風通しが良くなりちょうど良くなるのではと思います。現在、分けつしながら扇形になってゆくのがわかります。光をたくさん受けられるようになるのです。

田んぼの生き物たちと

2009年06月07日 | Weblog
久しぶりに我が家を友人が訪ねてきてくれました。子供たちはオタマジャクシをとりたいという事でしたので、近くの田んぼに案内して楽しんでもらいました。ドジョウやザリガ、ニメダカなど観察することができました。人間と生き物がどのように共生しているかなど子供たちは考えないとしても、小さい頃から生き物に触れることで感性豊かな人間に育ってくれればと願っています。純粋に楽しんでくれた子供たちを見て、小さい頃田んぼを遊び場としていた自分を思い出し、幸せな気分を味わうことができました。

イネドロオイムシ

2009年06月05日 | Weblog
毎年この時期になると、イネドロオイムシの被害が見られます。ひどい田んぼは稲の葉が一面白く見えます。以前読んだ記事によりますと、気温により土中にもぐり出てくることを繰り返すようですから、農薬を使いたくない人は、使い古しの食用油を水面に落としてやると呼吸できずに死んでしまうとのことです。今回試してみたいと思います。そういえば水路を挟んだ隣の無農薬の田んぼは、米ぬか散布により薄い油のようなものが浮いていましたが、ドロオイムシの被害が出ていないことに気づきました。米ぬかって油がすごく含まれているのです。使い古しの米袋に入れておきますが、油が染みてくるのです。効果はどうなのか試してみたい気持ち十分あります。

サツマイモの植え付け

2009年06月02日 | Weblog
つくばこまち、紅あずま、紫いも、べにまさり、それぞれの苗を植えつけました。連日草刈をしていますので、違う作業は新鮮に感じます。草刈は一人で黙々と行いますが、この日は、妻や母に手伝ってもらい、昼には青空の下でご飯を食べて満ち足りました。母とは別に住んでいますが、「みんなで食べるご飯は美味しいな」と言う母の言葉に、これからも度々作業を手伝っていただき、共に食事をしてゆきたいと思ったのでした。

除草機で攪拌

2009年06月01日 | Weblog
暖められた田んぼの水は、稲にとっても成長を促すものとなりますが、雑草にとっても快適な環境なのです。発芽してきた雑草は土を攪拌することにより、根づかせないようにします。にごった水が澄んだら、機械が入れなかった株間を手で草取りすることになるでしょう。作業はくたびれますが、のどかな雰囲気を感じられるひと時となれるのがいいですね。