T&Yファーム農作業奮闘記

米の成長記録。その他。

「奇跡のリンゴ」を読んで

2009年02月27日 | Weblog
朝のうちは雨でしたが次第に雪に変わり、今日は晴耕雨読の生活をしています。友人からお借りした、無農薬でリンゴ栽培に取り組んだ木村秋則さんの記録を読ませてもらいました。ウルウルした場面もありましたし、なぜ歯を治さないのだろうというふと感じた疑問の答えも載っていましたが、参考にすることのできた点がいくつかありました。稲作も根張りの良いものとするため、土塊を砕き過ぎないようにし地中深く根が行き渡るようにしたいと思いました。雑草を抑制する耕起方法など読んだことがありますが、リンゴも稲も根がいかに元気で、地をしっかりつかんでいる状態がのぞましいという事を考えました。その植物の本来の能力を発揮できるよう、人間は手助けするのであって、いろいろなことをやりすぎないようにしたいと思います。自然界をよく観察していろいろ教えてもらい、目からウロコ状態を経験できたらと願います。

ごみ拾い

2009年02月21日 | Weblog
一般道に面している田んぼは、ご覧のようにごみを投げ捨てる人たちの被害にあっています。空き缶、ビン、ペットボトル、弁当の空き箱、ビニール、タバコの吸殻と空箱、週刊誌、鉄線etc。90Lゴミ袋5袋分くらいになりました。我が家の田んぼだけでなく、お隣や道路の反対側も含めてですが、こんなにたくさん捨てられているとは悲しいことです。資源にリサイクルできる物もあるし、燃やさなければならないものでも発生する熱を有効利用できるのです。また彼らは、自分の子供たちにはどのような資質を育んでゆくのでしょうか?・・・空き缶を投げ捨てた人ににらみ返された事もあります。みんなが他の人を気遣えば、行う必要のない作業なのですが。ここかすみがうら市では、年に数回「霞ヶ浦大作戦」と呼んで、道路沿いに投げ捨てられたごみを地域の人たちがボランティアで回収しています。毎回たくさんのごみが集められます。

沖縄からの便り

2009年02月17日 | Weblog
沖縄の友人からの贈り物です。南国が生み出す珍しいくだものは、色も香りも、そして形さえ新鮮で私たちの心を豊かにしてくれました。そして何よりも気遣ってくださる友人がいることに幸福を感じています。沖縄は今22~24度の天気が続いているそうです。同じ日本でも季節がずいぶん違うことを感じました。スターフルーツ、パッションフルーツ、カニステル?、タンカン。それでは味わっていただきます。

今年の春は早い?

2009年02月14日 | Weblog
我が家の庭のアネモネが咲きました。冬のどんよりとした日も少なくなってゆきます。鮮やかな彩が増してゆく季節になってきたのですね。旧暦によりますと、2008年は春は3/8日ごろから始まったようです。今年2009年は、2/25日ごろから始まる予測です。農業に携わる人たちはは昔から四季の移り変わりに敏感です。桜の花が咲く頃、稲の種蒔きをしたりしてきました。今年の春は少し早いのかもしれませんね。花粉症の方々には悪い知らせでしょうか?

今日の霞ヶ浦

2009年02月08日 | Weblog
今日は強い西風が吹いたせいか、空には雲ひとつない快晴の天気となりました。沈んでゆく夕日と対照して、明日満月を迎えるまん丸な月が存在感を示していました。農作業(特に種蒔きや定植、薬剤散布など)月齢と合わせて行う農家もあるようです。以前「現代農業」に実践農家の記事が掲載されましたが、生命のリズムといえるものがあるらしく興味深く読んだ記憶があります。種蒔きは満月の5日くらい前から満月まで、移植定植は新月の5日くらい前から新月まで、とありましたが、根量が増えたり定植時の活着がよいようです。さてこの風景は牛渡地区から撮ってみました。中央右寄りには富士山が見えています。この季節空気が澄んでいるので見ることができます。毎日変化のある夕焼けはあきさせませんね。

農業従事者の高齢化

2009年02月07日 | Weblog
田んぼの排水改善のための作業を連日行っていますが、夕方家に帰ってきた時見なれた方が我が家を訪問していました。私が借りている田んぼのすぐお隣で、4反歩を耕作しているKさんでした。昨年の夏体調を壊し入院したことは聞いていたのですが、体調が優れないため私に代わりに作ってほしいとのことでした。先祖代々続くこの田んぼを、荒らしたくない、との思いからわざわざ訪ねてきてくれたのでした。その田んぼは、谷津田といわれ基盤整備した田より水管理や草刈など、労力の求められるところです。周りには広葉樹などの森林がせまっており、地下水を汲み上げて管理した稲は、美味しい米が採れるということで契約栽培していた所だったのです。私たちの周りでも着実に高齢化が進み、就農者は減り続けています。私としては栽培面積を広げたいと思っていましたが、身近な人の背景を知っている分、寂しい思いのほうが強く残念です。真夏の暑い時分に田んぼで出くわし、笑顔で挨拶を交わしながら「、いい出来してんじゃねえの~」と褒めてくださり、いろいろと教えてくださったことを思い起こすことが出来ました。

排水改善のため-最近の作業

2009年02月04日 | Weblog
こちらは一枚3反歩の田んぼの一部が排水がよくないので、塩ビパイプを入れて刈り取り時期になるべく乾くよう今のうちに施工しておきました。去年の刈り取りは雨の影響で地面が乾かず、多くの方が苦労しましたので、今から先手を打ちたいと思ったのです。

畑作の準備

2009年02月04日 | Weblog
この季節に大雨警報が出たのにはびっくりしました。お借りした畑はじめじめしていて、排水を改善しないと病気が発生する可能性があるため、土砂が埋もれ流れが悪くなっていた溝を掘ることにしました。高台からの染み出してきた水がチョロチョロと流れてきており、この畑で作れるものは限られてくることを予想させるのでした。今の予定では、大豆を作り、近くの味噌屋さんで仕込んでもらい「T&Yフアーム」産原料使用(大豆とよまさり、米)ということで、希望者にお分けしようかと考えているのですが、どうなるでしょうかね?成長の記録も順次お知らせいたします。