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新潟県議会議員 たむら要介活動日誌

政治の好きな方も、そうでない方もご一緒に

「右肩下がり」の新潟空港。ゲートウェイはどこへ行った?

2017-06-25 | 議会関係-一般質問の主旨

日報さんの総合面で「漂うGATEWAY」という連載がありました。

4回にわたり、今の新潟空港、国際線の悲しい実態を取り上げていました。

最終回は我々にとってはちょっとネガティブな記事でしたが、時節を睨んだいい記事をかいていただきました。

日報さんの記事から引用させていただくと。

「右肩下がり」とはまさにこのことを言うのですね。

明日には富山空港に抜かれそうです。

色々な事情があったことは解らないでもありませんが、どこまで落ちて行くんでしょ。

底が見えていない状況です。

新幹線の空港乗り入れについてが、今回の一般質問の「一丁目一番地」でした。

「まずは空港活性化に向けて県とともに全力を挙げて」との回答をいただきましたが、

「何をいまさら」というのが県民・市民感情ではないでしょうか。

そのリスク回避が全くなされなかったこと、効果が表れなかったことは明白です。

さんざん警鐘はならされていたはずです。たった6年で10万人近く減らした国際線。何をいまさらアクセス改善協議会なのでしょうか。新幹線の乗り入れ議論を止めるのであるならば、具体的な活性化策を数値をもって示すべき。

子どもたちにデッキを無償で解放するのはいいですが、市民が求めているのはそんなことではありません。そんなこと、とっくにやらなければいけないことだと思いませんか?

だから、「危機感が全く足りない」というのです。

と思いながら、今日はこの本を読んでいました。

みんな頑張ってますよ。

この本には、新潟空港の「に」の字も出ていませんでしたが。

私のホームページの「市政報告PDF」というところに、質問の原稿が入っています。宜しければご覧ください。

http://y-tamura.net/

 

 

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新潟空港はオンリーワンの空港になるべきだ。

2017-06-17 | 議会関係-一般質問の主旨

週明けから一般質問が始まります。

一般質問は60分という時間を頂戴するので、(質問30分、回答30分)3~5テーマに渡って市長、執行部とやりとりを行います。テーマのひとつを「表題」というのですが、表題1についてはまず市長が回答することが先例となっています。ということは一番問いたいものを「表題1」に入れる。

私の今回の「表題1」は「新潟空港への新幹線乗り入れについて」です。

ちょっと今作成している原稿を載せてみます。

以下原稿案

「赤字が続いたら、誰が負担するのか」

新幹線の空港乗り入れに対し、新潟丸の船長、米山知事が仰ったこの言葉は私をはじめ、推進派と言われる方々の失望を誘いました。

「現状との隔たりが大きい。70万人のギャップを埋められるのか」

併せて知事はこうも語っておりましたが、この言葉からどうやって明るい新潟の未来を想像できるのでしょうか。この協議会においては、その差を埋めるにはどうするのかを考えることはないようです。それほど実現不可能な数値なのでしょうか。

 確かに422億という事業予算は決して安いものではありませんし、試算に基づく70万人のギャップという問題の解決は簡単なものではないでしょう。

新潟はインフラの整備という面において、先人の尽力のおかげで他都市と比較しても大変に恵まれていた。空港だけではなく2つの港、高速道路、新幹線、バイパスなど、あえて説明する必要はないでしょう。

私が東京から新潟に戻ったのが10年前。その年は125万人が新潟空港を利用しました。その2年前、中越地震があった年は145万人が空港を利用しています。平成28年度の利用者は99万人。

 皆さんにお尋ねいたします。

新幹線が直接乗り入れている空港は日本のどこかにありますか?

私が新幹線の空港乗り入れにこだわるのはそのことです。新潟空港が「日本のオンリーワン」になることができるからです。

長い将来に渡って、そこから生まれるものは、我々が今想像できるもの以上の効果を引き出す可能性がある。次世代に可能性を繋げることができるのではないでしょうか?私はそう思っています。

「新潟が通過点になるだけじゃないの」と仰る方も多い。本当にそうでしょうか。少なくとも新潟に寄る可能性は断然に増える。新潟が主導権を握れる施策も増えるでしょう。今声を挙げていただいている群馬だけでなく、北陸や東北、新しい海外線など、新潟を中心に、新しい都市間ネットワークの先導ができるのではないですか。ここが日本海側のインフラ起点になれるのではないですか?

ガーラ湯沢の盛況が伝えられています。スキーブームの終焉で瀕死となっていたガーラ湯沢スキー場は外国客で息を吹き返しています。新幹線の乗り入れにより75分でゲレンデへ直行できるということが売りとなっているのです。海外の方はお金ではなく、時間をチョイスしているのです。

100分ちょっとで新潟空港から東京へ行けるのですよ。しかも乗換えなく。バスはあんなにみんな乗換えを嫌がったではないですか。反対を考えれば、この利便性は一番の売りになるのではないですか。

ここは日本海側唯一の政令都市を抱える新潟です。どうやったら新潟が活性するのかを真剣に考えていただきたい。黙っていれば21年後には230万県民が180万になると予想されています。50万人減ると予想されているのですよ。本市もそれで良いのでしょうか。

新聞記事を見て、危機感が欠如している、怖いと感じたのは私だけでしょうか。

この後質問を展開しますが、さてどうなるか。米山知事のもとでは形勢は劣勢ですが、抵抗いたします。

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平成28年12月定例会が招集されました。

2016-12-03 | 議会関係-一般質問の主旨

昨日12月定例会が招集となりました。

予定は22日までの21日間の会期予定となっています。

今議会は議案第102号「平成28年度新潟市一般会計補正予算」から議案第155号までの54議案と「人権擁護委員推薦」を審議いたします。

定例会の前半は各議員からの「一般質問」となります。今回は会派の人数割の関係で私の登場はありません。残念ながら・・

各会派19人の議員が論戦を展開いたします。

昨日の「全員協議会」において、篠田市長から「中央区役所のNEXT21への移転」が説明されました。移転条件については、詳細な説明がありませんが、「2階から5階までの区分所有権の売買」という方向性で話は進んでいると判断されます。

私は古町地区の活性化、賑わい創出という観点から考えるとこれは「大いによし!」とは思いますが、「区分所有となること」が、公的施設としては「如何なものなのか?」という疑問が拭えません。

執行部からの説明に「コスト的に比較すると一番有利」とありますが、イニシャルコストで判断すれば「当り前」。

築20年を超える29階だてのビルの「維持修繕費」のことを考えても、このビルの「最後はどうなるのか」ということを考えても、一番心配なのは「あとで全体を面倒みなければいけなくなるのでは?」ということです。

莫大なランニング費用、メンテ費用、そして解体費。「将来に向けての不安」は残ります。

あのビルの状況を考えると過半を抑えられない「区分所有」は結果的に「コスト増大を生む」可能性が強いと私は判断いたします。

賃貸借を選択すべきでないか。若しくは一括購入が一番良しなのではないか。

「一括購入で他は賃貸で回収」

普通はこれなのに・・・役所だと、これができないのか。う~ん。巧い方法はないのでしょうか。

どこかに全体をホールドしてもらうとか。

まあ、この辺もきちんとクリアしての「ご報告」なのでしょう。

一応確認させていただきます。

 

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臨時会の開催のご報告

2016-11-18 | 議会関係-一般質問の主旨

本日より5日間にわたり、「平成28年11月議会臨時会議」が開催されます。

当臨時会は本年度の一般会計に「135億8690万1000円」を追加する補正予算案の審議となります。

政令市になってから2番目の大型補正予算となりました。

 

主な補正の内容は以下のとおりとなります。

老朽学校の改修工事、市営住宅の改善などの建築工事、新潟駅周辺整備、新潟中央環状道路などの大型工事の他、橋梁維持や道路改良などの維持補修工事も盛り込まれています。

農業は担い手育成、生産進行強化対策などの他、農村整備などの土地改良費が盛り込まれています。

 

今年度は約100億の投資的予算が減額されていました。

そういう意味でも、なんとか1日も早く事業化をして、景気対策に繋げるための臨時会となります。

 

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一般質問を終えて

2016-09-17 | 議会関係-一般質問の主旨

平成28年度定例会、一般質問を終了いたしました。

私はいわゆる「おおとり」。大変長い待ち時間でしたが、無事終了です。

 

A4、12ポイントの原稿12枚。さすがに「原稿を仕上げること」は大変です。

何をテーマに、どう質問を展開し、そして「何を得たいのか」。

1人でこれを作り上げることは、2,3日でできることではありません。

今回は、時間があったはずなのですが、やはり事務所で朝を迎えること2日。

お陰さまで体重は2キロほど落ちています。(すぐ復活いたしますが)

今回は建築部長とのやりとりが中心となりました。

これは1年半、地域の皆さま、宅建協会の皆さま、役所の皆さまと取り組ませていただいている「空き家対策」「まちづくり」について、気付いたことを纏めさせていただいたものです。

部長は高校の先輩で、建築部には珍しい女性ですが、私の意見提案を真摯に受け止め、お答えいただきました。

ものごとを変えてゆくには、やはり一朝一夕ではできません。

ましてや、一般質問で我々の暮らしが急に大きく変わることはありません。

しかし、この一般質問を通じて互いの緊張感を高めるとともに、「行政の方々とともに、前に進める」ことは可能です。

今回は「住宅の耐震化」「空き家対策」の促進に向けて、できる限り具体的な提案、提言をさせていただいたつもりです。

これが全て盛り込まれるかどうかはわかりませんが、少しでも役立てるように、取り組みを継続してまいります。

篠田市長とは、新潟の景況感、人口減少の具体的データ、指標を取り上げさせていただき、大変厳しいと予想される「予算編成」に対し、まだまだ竹やりですが、少し釘を差したつもりです。

これは是非、新潟市議会のホームページをご覧いただきたいと思います。

私の雄姿がパソコンからご覧いただけます。

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