草むしりをしていて水引草(みずひきくさ)を見つけた
まっすぐ伸びた長く硬い花軸に数ミリの小花をまばらにたくさんつける
地味な花ですがよーく見ると可愛いお花です
花は4つに分かれた「がく」が主体で花びらはなく、濃い赤と白となっているところから、
祝儀などに使われる紅白の水引にたとえてこの名がつけられた
茶花や生け花の材料としても よく使われる
文芸の世界では、水引や水引の花が秋の季語として欠かせない
「かひなしや水引草の花ざかり」 正岡子規 「季語別子規俳句集」
(上記花の写真はインターネットより転写)