のんびり歩こうよ 亀さんみたい

70歳も半ば近くになって、後は神仏の御心のままに。
ゴールはきまっているのだから、のんびりゆったり 日々を大切に。

息子の誕生日

2023-02-10 03:02:17 | 人間関係

昨日 2月9日は 息子の48歳の誕生日でした。

いつも、2歳年上のお姉ちゃんの後ろを歩いているような

消極的で自分の意見を言わない息子でした。

 

小学校低学年の時、通学に花やの前を通ります。

きっと カーネーションの切り花を見ていたのでしょうね。

そして、小遣いをためていたのでしょうね。

 

母の日に、白い花の入ったポットを一つ私に差し出し

「おかあさんごめんね・・・」と言う。

お花屋さんに行ったら、カーネーションが30円も値上がりして

買えなかった。 花やの叔母さんがこれだったら買えるよって・・

赤いのじゃなくてごめんね。

申し訳なさそうに差し出す息子だった。

優しい息子の気持ちが嬉しくて、白い花のポットを庭に植えたら

3年位、毎年大きくなって 私を喜ばせてくれていました。

 

そんな息子が、一人親家庭で、私の気配りもお金も足りず

高校に入ってから いじめに遭っていたらしく・・・

不登校になり、顔つきが変わってしまったのです。

 

かくれてバイトをし、タバコを吸い、

私にボーイフレンドがいたのですが、

そして 親子の様に仲良くしていたのですが

反発し始め、私と彼とは別れました。

 

進学を希望していた息子。

担任の先生は、進学どころじゃない。卒業さえどうか?だ・・と。

高校3年。私は一人で二人の子供を育てるシングルマザーだったので

早朝から、夜遅くまで働いていたので、

息子は、余り芳しくない学友に絡まれていたらしく

隠れてバイトをしていたお金を巻き上げられていたことが分かり、

又、暴力にも遭い、入院をしたり・・・

私はどうしてよいか分からず、まずは悪友を遠ざける為に

高3年の夏休みに マンツーマンの塾に毎日通わせることにしたのです。

 

大学入学資金の半分を費やしてしまったけど

大学院生の塾講師と馬が合い、そして悪友の誘いからも逃れ

ついに、私学の理工系に受かりました。

 

その後の お金の工面は言うに及ばずで大変でしたが、ひとまず安心です。

 

大学に入り、一人暮らしを始め、やがて友達も彼女も出来て

紆余曲折の末、群馬県で就職し、結婚しました。

とても美人な彼女です。

でも、私が煙たいらしく、

私が入院しても、手術をしても来ることはありません。

 

家庭が円満ならば・・・と自分に言い聞かせていますが、

ここ6年年賀状をだしても 返信が有りません。

4人の子供に恵まれて 家を建てたようですが私を招く事はありません。

 

コロナ禍で生活も大変なのでしょう。

無事でいてくれたらそれで良い。

家族 睦まじく 無事でいてくれたらそれで良いと思っています。

 

 



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