自動車製造業の業績が好調・・・

自動車大手7社の2012年3月期連結決算が11日発表された。

東日本大震災やタイ洪水による大幅減産や為替相場の歴
史的な円高といった逆風に見舞われたが、昨秋以降の増
産で盛り返し、最終赤字となったマツダを除く6社は黒字
を確保した。

自動車大手の業績を下支えしたのが、「生産の挽回による
国内販売の復調」だという。

トヨタ自動車が昨年末に発売した小型ハイブリッド車「ア
クア」や、グループのダイハツ工業が昨秋に投入した低燃
費の軽自動車「ミライース」など「エコカーが需要を喚起」
したのが要因である。

また日産自動車が純利益でトヨタ自動車を抜いたという。

こうした自動車製造業の業績が上昇するなか・・家電メーカ
ーは軒並み赤字転落という皮肉な結果となっている。

もちろん家電メーカーもエコ商品などを積極的に取り入れて
きてはいるが・・消費増大にはつながらない。

特に液晶テレビや白物家電は価格破壊による影響が大きいと
考えます。

生産コストと販売価格のアンバランスが要因ではないか？

特にテレビなどはエコポイント終了前の駆け込み需要や地デ
ジ化に伴う買い替えが終わり・・需要が冷え込んだのが大き
いですね。

在庫がダブつき・・安売りに拍車がかかり、最終的に利益が
下がり、業績に悪影響を与えた。

政府の政策にも問題があると思う。

日本の製造業が伸び悩むと雇用や海外流出など・・さらに景
気を悪化させる危険がある。

深刻な問題である。



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