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【韓国映画】『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ最高の作品が出たぞ!

2020-01-31 | 観=韓国映画


パラサイト 半地下の家族
PARASITE


2020年1月10日公開
上映時間:132分

TOHOシネマズ 日本橋

[2020.1月に鑑賞。私的映画メモ]


ポン・ジュノ監督・ソン・ガンホ 最強タッグ
韓国の経済格差を世界へ突き刺す



『パラサイト 半地下の家族』を観たすぎて
2020年になるのを待ちに待っていた!
公開してすぐに観てきたのに今ごろ、感想アップ。(遅、、)


韓国映画をTOHOシネマズ日本橋で観るとは






しっかりTCXで観てきました。
やっぱりイイっすね



平日の昼間なのに、かなりの人が入っていて
この映画への関心の高さに驚くも納得してしまう。





ポン・ジュノ監督、ソン・ガンホといえば
『殺人の追憶』ってパッと頭に浮かぶ人が多いはず。

今作は、あの代表作を超えてしまう物凄い映画でした。

『パラサイト 半地下の家族』韓国の格差社会を【家】で表現。
貧乏な家庭は半地下の【狭小住宅】、裕福な家庭は丘の上の【豪邸】。

すっかり期待裏切られちゃいました、、
良い意味で。

前半は貧乏家族が裕福な家で働き、働けるようにする様子を
コミカルに現実(貧乏)と理想(裕福)を比較しつつ
裕福な家庭に潜り込んでく流れがパラサイトの面白さ。

貧乏家族の貧乏生活の考え方、生き様をコミカルに笑にしつつ
半地下から見える窓の景色と豪邸から見える窓の景色との対比の格差。
言葉ではなく、あえて景色で対比を表現したところは個人的に刺さった。
映画で使われた家は全てセットを作ったってスペシャル番組で言ってたっけ。
そりゃ家の動線完璧だもの!
今回の美術のこだわりは監督の表現にも等しいかもしれない。

そしてテーマの一つになる『臭い』。
映画で臭いを扱うのって難しい。
けど韓国の半地下って半地下臭(湿気、生乾きっぽい)があるって
某ラジオでも言っていたけど韓国人は半地下臭ってわかるらしい。
(日本では高級柔軟剤の香りがすると金持ち的な〜笑)

日本に半地下って感覚ないけど
韓国だと北からの攻撃に備えて防空ごうがあったのを
今、リノベして住居にしているところもあるらしい。
コレ知ってみると「なるほど!」ポイントがたくさんある。
トイレが高い位置にあるのは
排水の関係で地下に置くと汚水が逆流しちゃうから
トイレは上に置いて流れるようにするみたい。
(なるほどー)


で、ある「ピンポーン」のインターホンを境に
コミカルからサスペンス?映画へと変わっていくのです。。


いやー裏切られましたね。
ポン・ジュノに。

いやいや本当のパラサイトって
こーゆーことなのかってビックリしたよ。
格差社会は格差社会だけどもっと闇が深かったのね。

半地下、、地下、、
ってところか。

で、最後はポン・ジュノ作品の
頭と心臓に響く課題(宿題)を出された感じに
息をのむ、いやため息つく。みたいな感じ。

コレは世界が考えさせられるよ。
みんな自ら考えにいっちゃうって!

ってのが『パラサイト』感想でした。


そして私の最も最高俳優、ソン・ガンホについて!

普通のお父さん?そう、この普通のお父さんが
韓国を代表するソン・ガンホさんです!
私は映画『シュリ』で知ったのをきっかけに韓国映画にハマりました。
俳優って大事よね。

なんども行ってますがソン・ガンホは表情で演技は当たり前。
『殺人の追憶』のラストはソン・ガンホじゃなきゃ無理。

背中でも言葉が聞こえちゃうくらいの演技するんですよ。
『グッド・バッド・ウィアード』のオープニングの列車のシーンは
言葉はいらない「俺はウィアード(変な人)なんだ」って。

で、今作ですが、顔の演技、いや違う。
ソン・ガンホ言えば背中ですか?いーや違う。

足の裏で演技してますけど何か?

観た方は、「あー!」って言うでしょう。
そうです。そうなんです。
あのシーンなんです。
足の裏から今、自分いません。って言ってたの聞こえた。
たぶん、たくさんの方が聞こえてました。
あれソン・ガンホじゃなきゃできない。
この人の限界っていうか、どこまで凄いの?って聞きたくなっちゃうプロ中のプロ。

害虫駆除の消毒中にもやっている内職してる顔。
あれ、すごくない?
なんとも言えないけど刺さるわー

ラストていうか、ある選択をする場面もなんとも言えない。
やっぱり言葉はいらないんだよー

それがソン・ガンホですね。


あと、娘役のパク・ソダムいいです。
声もいいし、あのクールな感じも好き。
何気に他の映画も観てることに気づいたけど記憶にないわ。。
良い家庭教師の顔と、くわえタバコしてる顔とか裏表の表情が良い。
一気に好きになりました



息子役のチェ・ウシク。
新感染に出てたのかー
こちらも気づかず、、
彼のぼーっとしてて強かさとかよかった。
「オクジャ/okja」も出てる〜
ネットフリックス入るかなー
入ったら引きこもりになりそう。。



妻(母)役のチャン・へジン。
何気に凄い映画に出てる女優さん。
『シークレット・サンシャイン』にも出てるんだってー
今回の映画の役に向けて15キロ増量したらしい。
元ハンマー投げのメダリストの妻ってことで、たくましい体形にしたのだ。



裕福な家庭の夫婦の
パパ役のイ・ソンギュンやママ役のチョ・ヨジョンも
素敵な夫婦役で色っぽかった。笑



ポン・ジュノ監督ファミリーはすごいわ。

世界のポン・ジュノになる作品かもしれない。




『パラサイト 半地下の家族』90秒予告





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