昨日からとんでもない風が吹いている
市内では宅地火災のサイレンが！
こんな風の強い日に火事を出したら
想像するだけで恐ろしい
私たちに何かあったら誰に情報がいくのだろう
恐ろしい
誰にも知れずにこの世から消えていく恐怖
昨晩18歳の愛犬が突然大きな声を出して
鳴き叫び始めた 何事？？ 見てみると
口のあたりが血だらけ 夫も私もパニック
どうも目を離したすきにソファーから落ちたようだ
それも顔面から落ちて出血しているのは口の中
慌てた 手が震えた どうしていいか
どこに電話をかけていいのか
まずかかりつけの動物病院へ
もう診療時間が終わっていた
次、ネットで調べる夜間救急病院
手が震える ネットも思うように打ち込めない
もどかしい 早く！早く！
やっとの思いで動物夜間救急病院を見つけ電話
すぐに連れてくるように言われ
慌てて車に乗って３０分 永遠に着かないのかと思うほど
長く感じた
到着後すぐに診察室へ
診察の結果、やはり口の中がばっくり切れていた
あごの骨も骨折しているかも
でも高齢のため手術もできない
とりあえず止血と痛み止めの注射をしてもらい
帰路へ その時には愛犬も少しは落ち着きを取り戻していた
診療費17,000円 だけど
たとえ10万請求されようとも
100万請求されようとも愛犬の命には代えられない
10年音信不通の息子より
私たちを嫌って寄り付かない娘より
ずっと会えない孫たちより
一緒に暮らし、18年間心の拠り所になってくれている
愛犬のほうがよっぽど大事
もしものことがあったら私たち夫婦はきっと正常な状態ではなくなるだろう
ここ数日の寒暖の差が激しい
前日は夏日 今日は冬日
そのせいだろうか心の具合がとてもよくない
朝からとめどなく涙が出て
なぜ今日も生きているのだろう
だれも望んでいないのに
でも死ぬことも面倒だ
面倒くさい人生だ
息子の嫁の実家に手紙を書いた
それを読んでくれたようだ
電話がかかってきた
9年間音信不通とは知らなかったと
一応話はしてみるが期待しないでほしい と
もう万策尽きた
１０年間エアロビを続けた
もう２月
あっという間に歳をとる
２月１７日はエアロビの発表会
家族など誰も見に来ないのは
私だけ
存在を認めてくれるのは
夫と母と弟夫婦だけ
息子よ 娘よ
私はここにいるよ
まだ生きているよ
気づいてよ
認めてよ
無視しないでよ
生きてていいって言ってよ
願ってよ
髪の毛薄くて
顔はしみとしわだらけ
小さくて醜くい老婆
何をしてもうまくいかなくて
明るいことなどひとつも言えなくて
いつも後ろ向きで
どんどんひどくなっていく
それでも生きていかなくてはいけないのか
