誕生日

誕生日でした
友達からはおめでとうメールをたくさんもらいました
母からも弟からももらいました
心のこもったプレゼントを弟嫁や友達からもらいました

夫はいつも暗い顔をしている私を励ますために
旅行に連れ出してくれました
私の好物を揃えてバーベキューをして、
海を見ておいしい海鮮をたくさん食べました

”息子””娘””孫”というキーワードですぐ涙ぐむ私に
気を使い、もう我が家ではその言葉は口にしません

でも友達はこんな不幸な出来事を知りません
1歩外に出たり、メディアには溢れすぎている
そのワード　
聞くたびにみんな不幸になれなんて思ってしまいます
こんな私が幸せになることはありません
夫には申し訳ないと思っています



真っ暗闇です

chance

私たち夫婦に心から笑えるチャンスはほぼありません
もう時間がないのです

それでも今は生きて息をしてごはんを食べて
日々暮らしています
あともう少し

猛暑見舞い

暑いです　猛暑です
夫は友達と軽井沢旅行に行きました
軽井沢は涼しくて快適とのこと
出不精の夫を誘ってくれてありがとう
少しでも気分が晴れるといいな
瞬間でも楽しい時間を過ごしてくれたらいいな

二人だけの家族
どちらが倒れても立ち行かなくなります
どちらか欠けたらそのときは我が家は消滅します

夫が留守の間に夏野菜が育っていました

暑中見舞い

暑い夏は嫌いです
それでも生きていかなくてはいけません

7月は私の誕生日
母だけは私の誕生日を祝福してくれます

一度も会ったことのない孫に手作り暑中見舞いを出しました
受取り拒否されても戻ってこないように
差出人の住所は書きませんでした
差出人はおじいちゃん　おばあちゃんにしました

内容は
夏休み　遊びにおいで

とうもろこしが成りました
私のために夫が作ってくれました


短冊ではありません　虫取りシートです
もし短冊だったら「家族4人また昔の様に仲良く暮らしたい」
この願いをかなえられる人間はいません
不思議な力にたよるしかありません

7月

織姫と彦星でさえ1年に１度会うチャンスがあるというのに
私には息子娘に会うチャンスはもうないのだろうか

庭のとうもろこし
毎年夫が私のために作っているが食べるのは私ひとり
一緒においしいねと言ってくれる孫がいたらなぁ　


今年も１１月に人形劇の公演がある
それに向かって練習しているが
メンバーそれぞれに孫を呼ぶという
遠くに住んでいる孫は泊りがけで見に来るという
もうやめようかな
何もかも
やめようかな
この世は息苦しいことだらけ