1年生のあるひ 70

1989年
あなたはもう1年生
ランドセル背負って
小学校へ向かう息子は
とても頼もしく
いつこんなに大きくなったのか

あなたは私たちの初めての子供
だからどうしていいか正解がつかめないまま
必死に子育てしていた気がする　心の余裕がなかったなぁ
ただ、あなたの成長ひとつひとつ嬉しくて
大きな怪我もなく病気もなく
育ってくれたことに感謝の毎日

あなたは妹にも優しくて
友達にも優しくて
それがときどき歯がゆくて
いつか言ったことがある
「ぶたれたらぶち返せばいいじゃない」
そしたら
「ぼくはぶたれたらとてもいやだ
僕がいやなことは友達にはしない
お母さんいつも言っているでしょ
自分がやられて嫌なことは人にもやってはいけないって！」
その通りだ　嬉しかった

あなたは本当に優しくて思いやりのある子に育った

いつからだろう変わってしまった

私、骨粗しょう症らしい
還暦からずっと5年間　生きて来て
罪を重ねた罰を受け続けているようだ

晩夏のひととき 69

会津にはよく行ったね～
3か月に1度くらい足繁く通った
おじいちゃんがね　初孫の陽祐がかわいくてどうしようもなかったね

二人暮らしをしている両親が心配でよく会津にみんなを連れていったっけ
その道すがら那須や日光に寄ったよ

日光江戸村
















あなたにアルバムを渡せないまま別れてしまった
だからこのブログをいつか見つけてくれたらアルバム代わりに
あなたの子供たちに見せられるよね


お願いだから私のすること、全部拒否しないで
このアルバム代わりのブログだけでも受け取って