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日々の小さな出来事の写真日記

2009/12/18 楽しみはゆっくり・・・、IXYレンズの分解

2009-12-18 20:05:57 | Weblog


風の強い寒い朝。


室温は5℃台になってきた。
奈良市の最低気温は -1.0℃(1:55)、今季最低気温。


午前中は、午後の楽しみのために用事を済ませておく。
まず、正月のもち用に「米ふみ」。ついでに普段食べる米も精米しといた。

 
精米前の【もち米】(左)と【うるち米(普段食べる米)】。

 
精米後の【もち米】(左)と【うるち米】。

なぜ【もち米】は粘り気があるのか?
どちらも「でんぷん分子」の集まり。【もち米】のでんぷん分子はアミロペクチ
ン100%、
【うるち米】は80%らしい。このでんぷん分子の違いが粘りの違
いになる。


自治会会計の事務処理を済ます。


午後は楽しみにしてた IXY900の光学ユニットの分解。

12月9日にIXY900を修理してもらった。
故障の状況は『レンズエラー』を表示し、レンズが出たまま動かない。
処置として「後カバーユニット」と「光学ユニット」を交換してもらった。
有償修理なので交換した部品をくれた。
これの分解が楽しみで、きょうまで楽しみを取っておいた。

分解している途中で、3回修理してもらったIXY920の修理報告書がお
かしいことに気づいた。
詳細は下記。

分解作業に入る。
後カバーはなんの変哲もない。


後カバー(外側)


後カバー(内側)

光学ユニット


光学ユニットの分解が楽しみ。


裏返して3本のネジを外す。


ユニットを外すと


取り付け位置・形から見てこれを「カメラ影像素子部」と呼ぶのだろうか?

分解してるのはIXY900のレンズユニットだが、3回修理してもらった
IXY920も同じ構造のはずだ。IXY920の修理報告書を見ると「カメラ影
像素子部にゴミが付着していたため
画像にシミとなって写った」となって
いる。

IXY900のレンズユニットを分解して、この修理報告書の記述はおかしい 
ことに気づいた。
もし、「カメラ影像素子部にゴミが付着していた」なら、レンズの焦点距離を
変えても同じところにシミが写るはずだ。

しかし、私が撮影中に焦点距離を変えたらシミの大きさが変わった。という
ことは、レンズにゴミが付着していたと考える方が合理的だ。

なんか、いいかげんな対応をされた思いがする。


つぎに、手前の黒いネジ1本を外す。


歯車と手前のマイクロモーターがでてきた。


続いて、レンズユニットの外側のネジ4本を外す。


これだけに分解できた。


もう一つマイクロモーターが付いている。
このモーターでレンズを動かしているようだ。
小さいレンズは集光して「カメラ影像素子部」で光を電気信号に変えるのか。


レンズはまだ動かない。人差し指の先にある「ぽち」を手前に動かすと・・・ 
引っかかって動かない。力を入れて引くと


ぽちが溝に沿って動き、レンズは引っ込んだ。
レンズが引っ込まなかったのはこの「ぽち」が引っかかって動かなかったよ
うだ。故障の原因はこれと思われる。


レンズはさらにこれだけに分解できた。この中で光学系の部品は


これと


これ。
覗くとレンズの向こうには・・・ 


レツゴー正児氏が写ってる。12/15

一応これで分解は終り。レンズユニットの構造やレンズのおおよその動き
がわかった。
分解した部品を並べると、


これだけの点数で構成されてる。
まだまだ分解できそうだが、それはまたあとの楽しみに ・・・。 


■ タマちゃん18歳、きょうも元気



   

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