ヨッサリアンのアホ日記

滋賀近辺に出没する不良おっさんのウロウロ日記であります

おしゃべりカプチーノに脅かされるの記・・・

2008-12-09 01:15:31 | ウロウロ日記

一昨日の夕方、買い物の帰り
わがレマン湖を渡ってくる冷たいが風が吹きつけます

風がヨッサリアンに向って叫びます
「どうや、寒いやろ、ヨッサリアン、寒いやろ!
どうやヨッサリアンよ
あの《寒いよ~、ヨッサリアン、寒いよ~》と泣くように
何度も何度もつぶやいて死んでいったあの友の気持ちが少しはわかったか!?」

ヨッサリアン自慢のあたたかき心が
このイジワルな北風に凍りそうになりましたので
わがレマン湖がのぞめる、眺めの良いサイゼリアさんのお店によって
熱いコーヒーを飲むことにしました

このごろはやりというか人件費節約のための
ドリンクバーなる機械装置が用意してくれるコーヒーであります

最初にフツーのコーヒーを飲み
次はカプチーノなるものを飲むことにしました

機械の前にコーヒーカップを置いてボタンを押しますと
二つの小さな穴から、まずは勢いよく蒸気が出てきます
次いで熱いミルクが注がれ、そのあとコーヒーが出てきます

次ぎ終わって、そろそろとカプチーノのはいったカップを片手に
テーブルのもどり、よっこらっしょと席に着きますと
どかからか何か小さな声がします
また、あの落ち葉たちが何か言っているのかと思ったのですが
ここは暖かく快適な室内、落ち葉がいるわけはありません
はてな、と思いながらコーヒーカップに目をやりますと
何とカプチーノ君が両目を大きく見開いて
ヨッサリアンのほうを見つめているのであります

ウソだと思う方は写真をクリックしてご確認くださいませ

どうです、カプチーノ君の大きな目ん玉がこちらを見ているでしょう!

カプチーノ君、何やら言いたげな目つきであります

「なんやカプチーノよ、ヨッサリアンに何かいいたいことがあるのか?」

「あのなあ、ヨッサリアン、ヨッサリアンはボクを飲むつもり?・・・」

「うん、寒いからヨッサリアン、コーヒーを飲みにきたんや」

「そんなこをはわかってる、でもヨッサリアン、
このボクを飲むの?飲むつもりなの?そんなことしてもいいのか?」

「そんなことしていいのもヘチマもないやろ
君はコーヒー、飲まれるために生まれてきたのやろ」

「ヨッサリアン、そんなこと言ってもいいのか?
ヨッサリアン、いつも言ってるじゃないか
オレはヒューマニスト、いつの相手の立場に立ってモノを考えるんや
相手の置かれた立場を理解すること、
それがオレの信条や、と自慢しているじゃない
それなら、飲まれるものの立場にたったらどうなの!
飲まれるコーヒーがどんな気持でいるのか
ヨッサリアン、考えたことがないの?

「そんなこと言われてもなぁ
カプチーノよ、君は飲まれる運命にあるのや」

「ヨッサリアン、なんてことを言うの!
それは君は死すべき運命にあるのや、って言うのと同じじゃない
インチキ・ヨッサリアン、言行不一致ヨッサリアン!
ヨッサリアンはボクの気持ちなんか理解しようなんて
ちっとも思ってないんや
地獄に落ちなさい、口先男ヨッサリアン!」

「カプチーノよ、おまえまであの落ち葉ヤロウのまねをして
ショモないリクツをこねるのか・・・」

筋向いの席にいた女子高生たちが
ヨッサリアンのほうと見て何か言っております

「ちょっとちょっと、見てみ、あの向こうの席のオッサン、
ヘンやで、さっきからコーヒーカップに向って
何かブツブツつぶやいてるでぇ・・・」

グッドナイト・グッドラック!