8月28日の日記に、二つの大型親善視察団が新八重葎庵を訪れたこと、6名よりなる二つ目の視察団が去りし後にお菓子の箱が5つも遺されていたことを記しましたが、今日は一番目の視察団が遺したモノについてのお話であります
先日に日記に記しましたように、一番目の視察団は○○軍団と自称しておりました。しかし、○○が何であるを明かしますとJARO(日本広告審査機構)の誇大あるいは虚偽の広告の審査基準に抵触するおそれがありますので、ここでは残念ながら明かすわけにはいきません。
この、おなじく6名よりなるご一行様は軍団を自称するだけのことはあって、よくいえばまことに自由奔放、換言いたしますとまことに勝手気まま、そのため温厚かつ従順かつ年老いたヨッサリアンにとっては、この視察団への対応は気苦労に満ち満ちたものでありました
軍団は傷だらけのプリウスで八重葎庵の庭園に正面から侵攻、庭園の草木を引きぎった後、庵の知的空間である応接間に上陸、ヨッサリアンが調達しておいた阿波秘境・粗谷のわらびもちを食し歓談、その後目標を変更、八重葎庵の筋向いの湖岸にあるドイツ料理レストランに侵攻、暮れなずむ湖を眺めながらアルコール類と料理を次々に摂取、これで軍団立ち去るのか思いきや、その後またても転進、ふたたび八重葎庵、今度は知的空間ではなく居間に侵入、メロンとお菓子を食してから、傷だらけのプリウスで風のごとく立ち去りました、まことに旋風のごとき行状でありましたが、これ以上の詳細な記述は、いろいろ差しさわりがあり、事実をありのまま記しますとどこからか石が飛んでくる危険がありますので、今夜は控えます
旋風のごとき軍団が立ち去った後、居間のちゃぶ台の上にお菓子の箱が一つ残されておりました、一つであります、箱のふたには「ごまひとひら」と書いてあります、なかなかグッドなネーミングであります、京都のお菓子でありませうか
やれやれ、ああ疲れた、一休みとこの箱を開けますと、何ということでありませう!ごまひとひら君のあいだにセミ君が鎮座しているのではありませぬか!(写真をクリックしてご覧くださいませ)、まちがって口に入れるところででありました
よくみますと、先日の日記で、「誰か助けて!ヨッサリアンはボクをいじめる」などと、とんでもないことを叫んでいたセミ君でありました!
グッドナイト・グッドラック!