ヨッサリアンのアホ日記

滋賀近辺に出没する不良おっさんのウロウロ日記であります

ドンドン33号発射準備完了・・・・

2008-07-31 02:30:39 | ウロウロ日記

ヨッサリアン、二年前の夏
国際天文学会により
「おまえは惑星にあらず、矮惑星である」と宣告を下され
惑星から降格された冥王星を元気づけるために
冥王星お見舞いロケット、ドンドン22号を
庭先の茂みから打ち上げたのですが
この気まぐれ22号
あちこちにに寄り道してばかりしていて
いっこうに冥王星に向う気配はなく
いまは行方不明
たぶん今年の夏も22号は
木星の海、マイナス180度のメタンの海で
木星美人と海水浴を楽しんでいるのでありましょう

このままでは米国が打ち上げた
冥王星探衛星に追い越されそうでありますので
急遽、庭先からドンドン33号を打ち上げることにしました
写真をクリックしてご覧ください
ウソだと思うヒトは
新八重葎庵まで見に来てください

グッドナイト・グッドラック!


ヨッサリアンのサミット体験!?・・・有能なるロビイストか、憂国の士か、それともただのアホか?

2008-07-28 02:31:04 | ウロウロ日記

先日ありました洞爺湖サミット、日本中大厳戒の雰囲気でありましたが、時事通信によれば、英国のタイムズが、経費が何と600億円!3年前のイギリスでのサミットの3倍と報じているとのこと、「湯水の如く」という表現では追いつかない、大判振る舞い、1日あたり200億円ということですから、これはもう立派に監査請求の対象であります!

それに何かあるとお巡りさん諸氏を大動員することは日常化していますが、それに加えてこのサミットでは、これまでに一度も無かったわが栄えある陸海空三軍の空前絶後の大動員、「テロ・ゲリラ攻撃へ対応」するために創設されたとされる陸自「中央即応集団」初の投入、同集団のヘリ約20機が要人の輸送を担当、弾道ミサイル迎撃のためイージス艦を北海道周辺の日本海側に配備、イージス艦が撃ち落しに失敗した場合に備え迎撃ミサイル・PAC2、「陸上テロ」へ対処するために陸自第11旅団と中央即応集団の落下傘部隊が待機、「サリンなどの化学兵器テロ」に対応するために東千歳駐屯地に化学防護隊が待機、空自の空中警戒管制機や早期警戒機が24時間態勢で空中警戒、洞爺湖に近い内浦湾にミサイル艇やヘリ搭載護衛艦が待機

みなさん、すごいですねぇ、あきれるばかりですねぇ、それにもっとびっくりするのは、事実上、戦後初、自衛隊史上初の「治安出動」である前代未聞の大動員であるのに、この治安出動の法的根拠をまったく問題にしない日本のマスコミさんのノーテンキぶりですねぇ、治安出動というのは場合によっては軍が自国民に銃を向けることもある、めったに抜くことがあってはならない危険な「伝家の宝刀」とも言うべき物騒なモノであるのに、日本のマスコミさんの見事な徹底したノーテンキぶり、これはもうギネスブックものですねぇ、すごいですねぇ、あきれますねぇ・・・(ヨドガワ・ヨッサリアン・ナガハル)

と、いろいろ書きましたが、これにくらべれば8年前の沖縄サミットなんか、ヨッサリアンの体験によれば、まことに牧歌的でありました、「えっ、ヨッサリアン、沖縄サミットに何か関係していたのか、ホラを吹くにもほどがあるぞ!」
という声が聞こえてきそうであります、がしか~し、ホラではありませぬ、まあ、ほんのチョッピリではありますが、関与していなかったことがないこともない、というべきでありませうか

このたびのサミットでは、隣町の京の都でG8の閣僚会議がありました。このため我が湖都でもJRの駅のゴミ箱が封印されていたり、ちっちゃな二両連結の電車が走る私鉄の駅々にも、サミットで大厳戒中というポスターがベタベタと貼ってありました。実は8年前の沖縄サミットのときもプレサミットとして同種の閣僚会議が行なわれたのです。そして。その舞台は何と、どういう風の吹き回しか、我が湖都でありました。湖国の帝国ホテルといわれる某高級シティホテルで会場でありました。G8環境相会議であります。

しかし、この環境相会議、当日だけはシティホテル周辺、ちょっとだけ物々しい警戒振りでありました、でも、そうはいっても今回の比ではなく、静かなものでありました。

8年前、まだ介護年齢には達していなかったヨッサリアアン、これは天の恵み、絶好のチャンス、環境相会議に向けて、まあロビー活動のようなものを行なおうと考え付いたのであります、と申しますのは、ヨッサリアン、沖縄にちょっとした土地を持っておりますので(広さは一坪ということでありますが、これは真っ赤なウソ、ウソのカタマリ、情報筋に聞きましたら、「まあね、いいとこお尻を下ろすのにハンカチ一枚広げられるぐらいの広さ、ですからヨッサリアンよ、あんたは一坪地主ならぬハンカチ地主」と言われてしまいました)、G8諸国の環境相諸氏よ、諸氏は、本番のサミットが予定されているオキナワはいったいどのような場所であるか知っておるのか、オキナワは世界最強最大の軍隊、米軍の基地の島であり、この基地のおかげでオキナワの環境は深刻な破壊に危機に直面しておるのだ、環境相諸氏よ、これをあなたがたはどう考えるのか、と注意を喚起するために、オキナワの基地による環境破壊に関する英文の冊子を作成し、なんとかして環境相諸氏の手に渡したいものである、と憂国の士ヨッサリアン、考えたのでありました

写真はその冊子の表紙であります、古い原稿ですので少々見にくいのですがクリックしてご覧らくださいませ、まあ、英文の冊子と申しましても、受験英語だけが頼りのヨッサリアンが独力で作れるはずがありませぬ、そこで、すでに基地公害に悩まされている沖縄の市や町が用意している英文の冊子など、英文の資料をかき集めて、著作権なんかをまったく無視して、勝手に盗用・剽窃などを行い、ちょっぴり書き足しただけのものであります

ところがですね、この環境相会議、いったいどのような段取りで開かれるのが報道各社など、あっちこっちに電話で問い合わせたりしたのですが、いっこうにはっきりいたしませぬ、でもそのうち日本の環境関係のNGOやNPOの代表らが閣僚たちと懇談・意見交換する機会があることが分かりました、それならば、このNGOかNPOと話をつけ、閣僚との意見交換の場で、ヨッサリアンの作った冊子を手渡してもらおうと考えたのであります

そして若干の紆余曲折を経て、当時沖縄の大学で教鞭をとられていた故・宇井純氏が沖縄の環境関係のNGOの代表として閣僚たちに会う機会があることがわかりました。会議の前日、湖都に来られた、糖尿病で体調が良くない宇井純氏に会い、お願いしましたところ、同氏は快諾!これでうまくいったと喜んでおりましたら、秘書役でついてきた大学院生の元気印の典型のような女性、そのかわり私たちの団体のこともPRしてね、とどっさり資料やニュースレターなどを手渡されました

というしだいで、結果がどうであったかは聞き忘れたのですが、宇井氏のことでありますから、しっかりヨッサリアンの冊子を閣僚たちに手渡されたものと信じております。

一方、この環境相会議と時を同じくして湖都のキンキラキン・総ガラス張り、丹下健三設計の某ホテルで国際環境議員連盟(だったかな、正確な名称は忘れました)の総会なるものがありました、まあ世界の環境派議員の集まりといったところでしょう、ついででありますから、それにこのキンキラキンホテルはわが八重葎庵から徒歩で数分という至近距離に位置していることもありまして、ヨッサリアン、では外国から来た議員たちにもオキナワの冊子を押し付けてやろうと思い、直接ロビー活動を行うことにしたのでります

この会議、あきれるほどノンキというか無警戒というか、元首相の橋本氏などもプロレスラーのようなボディガードを連れて会場に来ていましたが、まあ出入り自由、会議の事務局に問い合わせましたら、資料の類は用意しているコーナーに事前に置いてくださいとのことで、資料の内容などはノーチェック、しかし、しばらく会場の人の行き来を眺めておりますと、コーナーに置かれている資料類を手にする人はあまりおらず、これはまずい、あんなところに置いておいてもムダ、勝手に動き回って誰か関係者に止められてしまうということもなさそう、しめしめ、では勝手に直接手渡すことにしようと賢明なるヨッサリアンのとっさの判断、外国の議員らしい人物をみかけると、超ブロークン・イングリッシュで「ねえ、ちょっと、あんた、これ読んでえなぁ、これ、サミットがあるオキナワについての冊子や、オキナワは基地の島や、環境破壊の島や、ねぇ、読んでえなぁ」とほざきながら配ってあるいたのでありました

このほか、このロビー活動には面白い話がいろいろあったのですが、今夜も「夏の夜はまた宵ながらあけぬるを」の時間が迫ってきましたので、とりあえず今夜はこのへんでお終いにいたします

グッドナイト・グッドラック!

夏の夜はまだ宵ながらあけぬるを・・・・

2008-07-27 03:02:04 | ウロウロ日記

暑い夜が続きます

夏の夜はまだ宵ながらあけぬるを雲のいずこに月宿るなむ

まことのそのとおり、うかうかするとすぐ夜が明けていまいます
電灯も蛍光灯もない昔でも
夜更かしのヒトがいたのですね

ヨッサリアン、雲のいずこになどと思ってましたら
地上の楽園になるはずの
新八重葎庵の守護神である大木のむこうから
お月様が顔を出しました
お手数ですが写真をクリックしてくださいませ

は~い、ヨッサリアン
ボクはお月様で~す
雲のいずこはなくここにいま~す
ヨッサリアン、もうすぐ
まだ宵ながらあけぬるをで~す
早くねなさい

フランス語では「おつきさま」というのは
小さいころから、水代わりにワインなんかを飲んでいて
(おフランスは水がワルイので、喉が渇いたとむずかる子どもに
母親がワインなんかを飲ませるのです)
軽いアル中状態の小学生のことを言うのですが
つまりこの写真のおつきさまのように
ちょっとボ~としているからなのでしょう
でも本物のおつきさまにとっては
とっても失礼なはなしで~す

グッドナイト・グッドラック

ADSLのルーターが突然ヘソを曲げたので・・・

2008-07-26 01:17:04 | ウロウロ日記
いきなりでまことに失礼でございますが
写真をクリックしてごらんくださいませ

さきほと、ヨッサリアン
せっせと半時間あまり、
この写真の男性の装い、
すなわち暑い日でも爽やかに感じさせる
ファッションセンスのよさ、
ひいては人柄のスバラシサなどに関して
延々と褒めちぎった文章を記して
ブログに載せようとしましたところ
ADSALのルーターが、突然
ヨッサリアンがあまりに
写真の男性をほめ過ぎだとヘソを曲げて
ストライキを敢行、
インターネットに接続してくれませんでした

かようなしだいで
もう一度、ほめたおす元気はありませんので
写真だけ掲載しておきます

写真の男性はヨッサリアンではないかと
思われる方がおられるかもしれませんが
それはもちろん愚問であります

グッドナイト・グッドラック!

老人と原爆・・・湯川博士のことなど・・・

2008-07-25 02:43:47 | ウロウロ日記

今年の夏は猛暑との予報です、予報どおりの暑い日が続きますが、NHKのBSが最近精力的に核問題についての海外のドキュメンタリーを次々に放映しています。先日、フランスの核実験のドキュメンタリーのことを記しましたが、その数日後にも、米国の原爆開発計画、マンハッタン計画で中心的役割を果たしたオッペンハイマー氏が、その後、水爆開発計画に強く反対したために苦難に満ちた運命をたどることになったドキュメンタリーを放映していました。今夜もキューバ危機のドキュメンタリーが放映されました。

核兵器の話といえば、いつであったか、ヨッサリアン、日本の原爆開発計画に携わっていたのではないかと思われる老人の話をこの日記に記したとがあります。

某旧財閥系の企業で、戦後、ファザー・ヨッサリアンの同僚であった老人の話です。ファザー・ヨッサリアンは今を去ること40年前にこの世をさったのでありますが、90歳近くまで生きていたその老人に、あるとき、戦時中は何をなさっていたのですかとヨッサリアンがなんとなくたずねましたところ、若き日の湯川博士も教授陣の一人であった京都大学の物理学科で勉強していたが、核反応の研究に必要はサイクロトロンの製作について研究してこいと命じられ、ファザー・ヨッサリアンが働いていた某企業に派遣された、ところが、研究資材、資金、情報、ないない尽くしで何も成果をあげることができず、戦後そのままファザー・ヨッサリアンが働いていた企業に居ついてしまったとのことでした。その老人、湯川博士など教授陣と研究生たちが一同に会した記念写真を見せてくれました。

ヨッサリアン、この老人の話を聞きましたとき、少なからず驚きました、太平洋戦争末期、日本でも軍と仁科博士が率いる理化学研究所が組んで原爆開発の初歩的研究が行なわれていたことは知っていたのですが、京大でも研究を行なったいたというのは初耳、少なからず驚き、にわかには信じかねました。そこで首都圏で暮らす、かつて小国民というか愛国少年であったヨッサリアンの賢兄に、電話でこの老人の話を伝えましたところ、「そうなんや、わがテンノウの軍隊はアホやから、もう戦争に負けるとわかっているのにノーテンキにセクト争いにうつつをぬかし、陸軍は理化学研究所、海軍は京都大学と組んで、バラバラに原爆開発の研究をしとったんや、ほんま、アホな話や」との答が返ってきたのであります。

この賢兄の話を聞きまして、ヨッサリアンの胸に小さな疑念の炎が生じたのであります、では、そういうことであるならば、戦後、核廃絶や平和運動に尽力したあの湯川博士、敗戦日本の希望の星、日本人初のノーベル賞受賞者であるあの湯川博士、ひょっとしたら日本の原爆開発計画に携わっていたのではないのか・・・・


ヨッサリアン、その後、アホなデラシネ生活を続けておりますうちに、かような疑念を抱いたことがあるのもすっかり忘れたいたのでありますが、先日、今から一週間前の7月18日、新聞記事を目にして、ハッとしました

写真はその新聞記事(朝日)です、クリックしてご覧ください。

見出しは《湯川博士は原爆「無関係」、第二次大戦後GUQ結論》

記事の内容は、最近、素粒子物理学が専門の京大名誉教授が米国公文書館で、GHQが湯川博士は無関係であったとする報告書を出していたのを見つけたというものです。京大での研究は「F研究」と言われるものであり、その理論面の責任者であった湯川博士を尋問し、同博士が不在中に研究室の本や資料などを調べたが、ノーベル賞受賞の理由となった中間子論の研究はしていたものの、原爆の理論研究はほとんどしていなかった、とGHQは結論付けたとのことです。

京大の研究チームは、ウラン鉱石が入手困難であり「原爆は原理的には製造可能だが、現実的ではない」との結論を下したとされています

ウラン鉱石が入手できなくて良かったなぁ、というのがヨッサリアンの偽らざる気持ちであります

もうすぐ八月です、八月や六日九日十五日、の八月です

グッドナイト・グッドラック!


暑い一日でありました・・・

2008-07-24 01:30:32 | ウロウロ日記
今日も暑い一日でありました

セミ君たちが元気一杯に鳴いていました

老ヨッサリアン
タベモノがなくなったので
日差しがやや傾いた17時ごろ
そろりと外出いたしました

暑くてうんざり、
ノロノロ地面を移動しておりましたら
途中でタバコさんを忘れたことに気づきました
Taspoなるアホなカードは持っていないし
タバコ屋さんは近くにありそうもないし
ではコンビさんへ参上と
遠回りしてローソンに入りましたら
ウチはタバコ(みたいなアホなもの)置いてません
と無愛想な店員
しかたなし次なるコンビにをさがして
ようやくタバコをゲット

この間、コンビにを求めてさまよっておりますときに
自転車に乗った中年の女性、
二人にニッコリあいさつされたのですが
さっぱり覚えがありません
近所の人かと思ったのですがそうでもなさそう
ヨッサリアンが直接知っている人物でもなさそうですので
まあ、ヨッサリアンの知人の知人であろう
さもなくば、この暑さでオツムのネジがゆるんで
相手のほうが間違ってあいさつしたのであろうという
結論を勝手に下しました

あまりの暑さに買い物は後回しにして
カフェ・ヨッサリアンに立ち寄りました
冷房のよくきいたヨッサリアンの指定席に
やれやれと腰を落ち着け
まずはソフトエスプレッソを口にして一息
二杯目はカプチーノのと思って
ドリンクバーなるものへと席を立とうとしましたとき
ヨッサリアンの社会の窓が
全開であることに気づきました

ヨッサリアン、あわてずさわがす
チャックをゆっくり引き上げました

このクソ暑いのに
ロクな一日出なかったなあ、と思いながら
買い物を済ませて帰途につきましたら
素晴らしい夕暮れでありました

写真をクリックしてご覧くださいませ
この大木の木陰に
幸運の女神が言うところの
地上の楽園、すなわちヌーベル八重葎庵が
鎮座ましましているのであります
そしてこの木陰で
ヨッサリアン、テツガクするのであります

どうです、テツガクするにふさわしい光景ではありませんか!

グッドナイト・グッドラック!

暑いよ~う、ヨッサリアン、暑いよう・・・おお、よしよし

2008-07-23 01:45:18 | ウロウロ日記
今日は大暑でありました
その名のとおり暑い暑い一日でありました

地上の楽園の網戸に
今年最初のセミがしがみついておりました

み~ん、み~ん、み~ん
暑いよ~う、ヨッサリアン、暑いよう・・・

おお、よしよし、よしよし

暑いよ~う、ヨッサリアン、暑いよう・・・
ヨッサリアン、暑いよう・・・暑いよう・・・

おお、よしよし、よしよし・・・よしよし・・・
とつぶやきながら
ヨッサリアン、
第二次大戦の悪夢を思い出しました

写真をクリックして
セミ君の気持ちを察してあげてくださいませ

グッドナイト・グッドラック!

老人性心因性不可逆性白内障デジカメからのお別れの言葉

2008-07-22 02:07:56 | ウロウロ日記

みなさま、こんばんわ
ボクはヨッサリアンが愛用ならぬ乱用してきた
デジタルカメラ、すなわちデジカメです

あのアホ・ヨッサリアンが乱用していたのだから
おまえはデジカメではなくデラタメだろう!
なんていう悪口はおっしゃらないでください

ヨッサリアンの日記の記述がデタラメ満載であることを
ボクはあえて否定しませんが
ボクはただひたすらに客観的事実を撮ってきただけでなのです

ボクはMINOLTA DIMAGE Xというデジカメです
生まれたのは2003年ごろです
もとはヨッサリアンの賢妹の持ち物でしたが
二年半ほどまえ
「オッチャン、小人閑居にして不善をなすや、
オッチャン、不善をせんように
サルでも使えるこのデジカメあげる」というわけで
賢妹さんの手を離れヨッサリアンの支配下におかれたのです

それ以来、ヨッサリアンの気まぐれな指示にしたがい
いろいろな写真を撮ってきました

ワン公は飼い主に似るといいますが
デジカメも持ち主に似るのでしょうか
ボクは、いつのまにか、焦点の定まらないぼやけた写真しか
撮れなくなったきました
これもヨッサリアンの焦点なしブラブラ生活の
影響だと、ボクは思います

とりわけ最近は
ピンボケで画面の端が黒ずんでぼやけた
写真しか取れなくなりました

この直接的な原因は
以前にヨッサリアンが記していたように
天空の城の明け渡しに際して
一度ならず二度もヨッサリアンが、このボクを
ヨッサリアンのために全身全霊で奉仕してきたこのボクを
天空の城に置き去りにしたためです
そのショックで繊細なボクの心に
回復不能のトラウマが生じたのです

ヨッサリアン、このトラウマは
液晶画面に生じたと書いていましたが
これは間違いでした

お医者さんに診てもらったところ
ズームモードにすると
画面からトラウマがほとんど消えること
メニューモードにすると
画面にまったくトラウマが観察されないことから
液晶画面ではなくレンズにトラウマが生じていることが
判明しました
すなわち、人間でいえば目の水晶体に
トラウマが生じているのです
お医者さんの話では
長年、デタラメ・ヨッサリアンに乱用されていたうえに
最後に見捨てられたために生じたものであり
このトラウマは回復不能、
このためお医者さんは
「老人性心因性不可逆性白内障」という診断を下しました

みなさま、長らくお世話になりました
かようなわけでボクは引退することにいたしました
老兵は消え行くのみであります

こんなボクの気持ちも知らずに、最近
移り気ヨッサリアンは新しいデジカメに夢中です
Nikon COOLPIXというカメラです
ほら吹き、デタラメ、移り気のアホ・ヨッサリアンは
今では、あの八重葎庵のことも、天空の城のことも
もちろんボクのことも、すっかり忘れて、
あの気まぐれ幸運の女神でおだてられて
「地上の楽園」とやらで
新デジカメのご機嫌をとる日々を過ごしています

どうや、これは世界一ちっちゃくて、薄くて
一番軽いデジカメや、すごいやろ!
とご満悦の日々です

ボクはとても広い心の持ち主ですから
ヨッサリアンのすべてを許します
でもデジカメにも心があるのだということに
ヨッサリアンが気づいていないことが
とてもとても残念です
だから、ヨッサリアンはジゴクに落ちるでしょう

みなさん、さようなら

(写真はボクの最後の姿です、クリックしてボクをほめてください!)

シラク将軍への手紙・・・

2008-07-21 01:20:17 | ウロウロ日記

ヨッサリアン、先日、湾岸戦争のときにローマ法王あてに手紙を書いたら返事が来たという話を記しましたが、その翌日の深夜、NHK‐BSの「世界のドキュメンタリー」という番組で、南太平洋、ポリネシア(ムルロワ環礁)でのフランスの核実験についてのドキュメンタリーを放映しておりました。フランスのまことに露骨極まる尊大な大国主義を描いたなかなかの作品でありました。

このドキュメンタリーをボンヤリ眺めていて、ヨッサリアン、そうや、あのときはシラク大統領に皮肉たっぷり罵詈雑言てんこ盛りのお手紙を差し上げたりしたことがあったのを思い出しました。

フランスは植民地であったアルジェリアのサハラ砂漠で核実験を開始したのですが、アルジェリア独立後は実験場を南太平洋の仏領ポリネシアにあるムルロワ環礁に移し、ミッテラン大統領時代、1990年まで実験を行なっていました。しかし、その後、実験の停止が宣言されました。ところが、1995年、新ドゴール主義という大国主義を標榜するシラク氏が大統領に就任し、彼はすぐさまムルロア環礁での核実験再開の方針を明らかにしたのです。

そこでヨッサリアン、これは看過すべきことにあらずというわけで、ドゴール将軍気取りのシラク大統領あてに、つたなすぎるおフランス語で手紙を差し上げたのであります、まあ、いちおう大学での第二外国語はフランス語でもあったし、冠詞や時制などを間違えたって、ちょっぴり恥ずかしいだけで、命に別状あるわけでなしでというわけで、おフランス語で、大統領閣下ではなく「シラク将軍」よ、ええかげんせにせんかい、あんた、いったい自分を何様と思うてるんや、などと書き記したのであります、もちろん返事は来ませんでした

このドキュメンタリーに、仏軍の核兵器担当の幹部へインタビューするシーンがありました、核兵器担当の幹部は自信たっぷりに応じます

「なぜ国内で行なわず、フランスから遠く離れた地で核実験を行なうのですか」
「質問が理解できませんね」
「どうしてですか、フランスは当初、アルジェリアのサハラ砂漠で核実験を開始し、アルジェリア独立後はポリネシアで行なってきたでしょう」
「我々は国外で核実験を行なったことはありません、我々は常にフランス領土内で核実験を行なったきました」


また、核実験場内に突入することを計画していたグリーンピースの船「虹の戦士」をフランスの諜報機関が爆破して仏軍人二人が逮捕された事件についてのインタビューで、諜報機関の関係者は、何の反省の色もみせずに苦笑して、「あのときはドジを踏んだ」

まことにあきれるばかりの尊大さ、いやらしいほどの露骨極まる大国主義であります

そして、このドキュメンタリーによれば核実験に参加して放射能を被爆した兵士や、実験場周辺の被爆した住民に対して、アメリカは最近になってしぶしぶではあるが、放射能被爆の実態を認め補償の必要性を認めているが、フランスは実験場周辺のポリネシア人が被爆した事実をまったく認めていないとのことであります

ですから、ハッキリ申しあげますが、フランスはワルイ国であります、フランスは芸術、文化、ファッション、グルメなどで誉れ高い国ではあり、日本人には人気のある国であり、ヨッサリアンも嫌いではありませぬが、それでもワルイ国であります、とてもワルイ国であります

以前にこのブログで、アジア・アフリカ作家会議で作家の堀田善衛氏と親しくなり、アルジェリアが独立したときに外務次官になった人物が、堀田氏との約束を守って、独立直後にサハラ砂漠でのフランスの核実験を一方的に停止させたために、(おそらくフランスの諜報機関に)暗殺されたという話を書きましたが、この堀田善衛氏があるエッセーでこんな意味のこととを書いていたのを思い出しました

「世間では《核実験》と称されているけれども、いったいはあれは《実験》と言って済まされてよいものであろうか、あれは《実験》などではなく、《核爆発》そのものではなかろうか」

まことに正鵠を得た指摘であります

写真はムルロワ環礁でのフランスによる《核爆発》の一シーンです。クリックしても危険はありません。

グッドナイト・グッドラック!


シンプルライフの全体的イメージ・・・・

2008-07-19 02:16:54 | ウロウロ日記

ヨッサリアン、
地上楽園担当や天空の城担当の
気まぐれ幸運の女神さまたちに
ヨッサリアンよ
これからはシンプルライフを心がけよ
と命じられたのではありますが
もう一つ、シンプルライフの
具体的イメージがはっきり分かりかねます

そこで地上の楽園担当の女神に聞いてみました
あのぉ~、女神さんよ
シンプルライフ、シンプルライフと
あんたはのたまうけれど
どうも、ヨッサリアン、
今ひとつ具体的イメージがはっきりせんのや

あんたが、見せてくれたシンプルライフのイメージ写真
あの写真、もっともらしいイメージやけど
要するにムジルシといいながら
ほんとうはムジルシでないブランドの
木製家具をただ並べただけとちゃうのかいな?
ムジルシの家具をそろえれば
シンプルライフが一丁できあがり
なんていうはずがない
あの写真はシンプルライフの
部分的イメージに過ぎん

女神さんよ
もっと具体的な
シンプルライフの全体的イメージを
ヨッサリアンにはっきり示したれや!

ヨッサリアン、どうしたの
きょうはお下品な口のききかたをして?
そこまでおっしゃるなら
ヨッサリアンがお望みの
シンプルライフの具体的な全体的イメージを
お見せしましょう

ヨッサリアン、
この写真をご覧なさい
これがシンプルライフの全体的イメージよ
しっかりご覧なさい

写真をクリックしてご覧くださいませ
果たして地上の楽園担当気まぐれ女神の
説明は正しいのでありませうか?!

グッドナイト・グッドラック!