ヨッサリアンのアホ日記

滋賀近辺に出没する不良おっさんのウロウロ日記であります

レトロ・ジャポンから思いっきり遠く離れて・・・フランスの村人の叡智に満ちた究極の選択!

2008-03-28 01:34:28 | ウロウロ日記

尊大なるフランスの日本における文化政策は
大成功をおさめております

ですから、
フランスも結構ワルの近代国家の一つに過ぎないのですが
フランスの悪口を言う日本人は稀であります
ヨッサリアンもつい、
おフランス映画がどうのこうの
シェルブールの雪がどうのこうの
などと口走ったりするという
まことに恥ずかしいことを
やらかしたりするのでありますが
今日は、チョッとマジメなおフランスの話であります

3月初めの新聞に写真に示したような
小さな記事が掲載されておりました
どうか写真をクリックしてご覧くださいませ

3月9日に行われた統一地方選挙で
フランスの片田舎
小さな村で投票率がゼロだったという
まことにビックリのニュースであります

記事によりますと
建設が予定されている高圧送電線に反対して
村人みんなが選挙をボイコットしたためとあります

おそらく
高圧送電線がバラマク電磁波を懸念したのでせう
日本ではノーテンキで電磁波規制は皆無に近いのですが
電磁波問題は地球規模の環境問題になりつつあるのです

選挙をボイコット、投票率ゼロ
その結果、村長の立候補者もいなかったため
村長不在の村というわけであります

村人たちは一致団結して
近代デモクラシーの制度を逆手にとって
自分たちの強き意志を見事に表明したのであります
まことに叡智に満ちた村人の決断であります
これが敬意に値するものでなくて
何でありませうか
ヨッサリアン
心からこの村人の叡智に脱帽であります

ひるがえって、この我がジャポン
老害都知事に幼稚ガキンチョ大阪府知事
都民も府民もアホの極致であります
すこしはおフランスの村人を見習いなさい!

グッドナイト・グッドラック!

レトロ・ジャポンから若干遠く離れて・・・・強烈トマソン物件を発見

2008-03-26 00:46:04 | ウロウロ日記

天空の城界隈のレトロ・ジャポンもわるくはないのですが、繊細なるヨッサリアン、ときにはレトロ・ジャポンの濃厚なる日常性に倦むことがあるのであります、そういうときは非日常性を求めて街を彷徨うのですが

写真はそんなフuラフラ歩きで遭遇した強烈トマソン物件であります、写真をクリックしてご覧くださいませ

湖都の住民を吸引するセイブ・ショッピングセンターさんやパー子(PARCO)さんへと通じる坂道の途中で遭遇しました

これは「王将」さんの跡地、今はサラチになっています、おとなりはお菓子の不二家さんのお店です、王将さんは不二家さんと軒を接していたのですが、取り壊されました、その結果、不二家さんの側壁に王将さんの軒の形がクッキリと焼き付けられました

これだけでは、何も目新しくない平凡なる原爆型トマソン物件のひとつに過ぎません、ところがこれは超芸術トマソン物件第一号発見者もあっと驚き感激するであろう強烈トマソン物件なのであります

と申しますのは、かつて、王将さんの調理場から火が出たことがったのでありませう、その火災の跡が見事にクッキリと隣の不二家さんの壁に焼き付けられているからであります!

まあ、予期せずこのような物件に遭遇いたしますと、ヨッサリアン、ちょっぴり幸せというわけであります、小さな幸せというのはこのような幸せを言うのであります

【これまで超芸術トマソンとは無縁で生きてこられた不幸な方ゑ】

トマソンあるいは超芸術トマソンとは何か、その定義はウィキペディアによれば以下の通りであります

『トマソン、もしくは超芸術トマソン(ちょうげいじゅつとまそん)とは、赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付着していて美しく保存されている無用の長物。創作意図の存在しない、視る側による芸術作品。
トマソンの語源:トマソンは基本的には無用の長物を意味する。語源は、元読売巨人軍の外人助っ人のゲーリー・トマソン選手に由来する。 この巨人軍のトマソンが前評判の割に、役に立たなかったため、無用の長物のことをトマソンというようになった。』

詳しくは以下のサイトをご覧くださいませ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9E%E3%82%BD%E3%83%B3

グッドナイト・グッドラック!

レトロ・ジャポンから遠くはなれて、にわか辛口評論家気取りのヨッサリアン老

2008-03-25 01:01:12 | ウロウロ日記

老人になりますと、
短気になるというか気分屋になるというか
ヨッサリアン、
しばしレトロ・ジャポンから遠く離れることにしました
そして、激動する世界の現実を知るべく
かつ錆ついたオツムを刺激すべく
コンビニで極秘テープを某所に発送してから
英字新聞なるものを買いました
ジャパン・タイムスであります

写真はその一面
題字のすぐ下に掲載されていた写真を
写真に撮ったものです
(なんかクドイというかヘタクソな文章ですねぇ)

どうぞ、クリックしてご覧くださいませ
(この写真の左側、トップ記事は
パキスタンのムシャラク大統領が
政敵を首相に任命というニュース
写真の下側の記事は
昨日の連続殺傷事件の記事)

昨日、防衛大学の卒業式があり
その式場で卒業生たちが
天井めがけてボウシを高く放り投げております

あいかわらず、まだこんなことをやっているのだなぁ
と思いながらキャプションを読みますと
今年の卒業生は424人
その大半が士官候補生として軍人になるけれど
opt outする卒業生の数は近来になく多いとあり、
そして、関連記事は2頁をご覧ください、とあります

opt outって何だろう、はっきりしないが
なにかオプションと同じ語源だろうなぁ、でも
まあ前後関係から「任官拒否」のことだろうと思って
辞書を見ますと「加わらないことにする、手を引く」とあります
なるほど、と納得

でも「(自衛隊に)加わらないことにする」という表現だと
あ、そうですか、という感じしかしないけれど
日本語で「任官拒否」というと
何か悪いことをしている感じだがなぁ、

と愚にもつかないことを考えながら
2頁を見ますと、その中央に
この卒業式で福田クンが
「卒業生諸君、防衛省の名誉挽回のために
刻苦勉励されたい」と演説したとの記事
ついでに守屋事務次官から

イージー・イージス艦衝突に至る
一連の不祥事の説明文もついております
それも、福田クンの大きな写真入りであります

ところがですねぇ
天下の大朝日の朝刊を見てみますと
この卒業式のニュースは一面には
どこにもに見当たらないのであります
トップ記事は連続殺傷事件
その下の大きなカラー写真は
「朝青竜、復活V」
(そして左側1/4弱は
「環境元年:熱噴く都会」と題した
ヒートアイランド問題の特集記事)

こんな一面では
スポーツ新聞とほとんどかわるところがありません

防衛大の卒業式に関しては
2面にわずか20行たらず
ベタ記事扱い
福田クンが卒業式で
防衛省改革の演説をした
と報じているに過ぎないのであります

何たる紙面の違いでありませうか!

天下の大朝日サマよ
恥ずかしいと思わないのですか、
環境元年などと称しながら
大阪のど真ん中に
成金趣味のツインタワービルを
建てるなんて
開発志向のアホなまねを白昼堂々とやるとは

そんあ愚かなことは即刻やめて
もっとしっかり
紙面づくりを行いなさい!

グッドナイト・グッドラック

オールド・シティ界隈・・・もうレトロはうんざり、ただ時代遅れなだけ、胃にもたれるというあなたへ・・・

2008-03-24 01:21:44 | ウロウロ日記

この十日ばかり、オールド・シティ界隈の光景をお見せいたしましたが、もうたくさん、もうレトロは結構、ただ時代に取り残された光景に過ぎん、懐かしい光景かもしれないが、なんだか胃にもたれるようで少々ウンザリ、という方もおられることでしょう、ジメッとした路地裏の光景なんてどこがええのや、ショモナイ・・・

気分屋ヨッサリアンもまことに同感、まったく同感なのであります、そこでレトロとは無縁な、というかポスト・ポスト・モダンというべきか、無国籍というか、時空を超えたと言うべきか、お口直しにちょっとスッキリする光景をお見せします

写真をクリックしてご覧くださいませ

オールド・シティ界隈の商店街を通り抜けて湖へとどんどん数百メートル下って行きますと最後にこの光景に出会うのであります、ヨッサリアン、レトロが嫌いなわけではありませぬが、実はこのようなレトロとはおよそ無縁の空間を愛するのであります

シンプルで知的で、静けさに包まれて・・・・知的なるものを愛するヨッサリアンにぴったりなのであります

こんなことを記しますと、ヨッサリアンよ、なにを気取ってるんや、こんなわけの分からん光景、この光景のどこが知的なんや、いいかげんな思いつきみたいなことを言うな、こんな光景、気取っているだけで何の意味があるんや、などという声が聞こえてきそうであります、

が、しか~し、「世界は意味があるわけでもありませんし不条理であるわけでもありません、ただ単に在るだけなのであります」・・・・

どう、分ったぁ?!

グッドナイト・グッドラック!

オールド・シティ界隈・・・レトロ・ジャポンとヨッサリアン老・・トンネルを抜けると奥の細道・・

2008-03-22 00:59:29 | ウロウロ日記

オールド・シティ界隈は路地の多い街です
路地のなかでも、とりわけユニークなのが
トンネルを抜けると奥の細道だった、と申しますか
トンネル路地とも申すべきでしょうか
こんな路地です

写真をクリックして、とくとご覧くださいませ

建物の一回部分の端っこが
トンネル状の通り道になっていて
さらにその奥に路地が続いているのです

このようなトンネル路地が
この界隈では珍しくないのです
あちこちに見受けられます
お地蔵さまの数よりずっとたくさんあるのです

なにやら迷路に誘われるような
不思議な空間です

たしかに、この界隈
あちこちで時空間がねじれているようなのです

まことにレトロな街です

グッドナイト・グッドラック!

オールド・シティ界隈・・・レトロ・ジャポンとヨッサリアン老(その十)・・・路地裏に破れた「愛」・・・

2008-03-21 01:14:09 | ウロウロ日記

天空の城の近辺
水商売の小さなお店が多いと申しましたが
この写真はそのひとつ

天空の城の玄関口から183歩
ビルトインされたお地蔵さまの手前231歩の位置
路地裏、一番近くにあるスナック屋さんです
写真をクリックしてご覧くださいませ

「TORK SALLON 愛」とあります
綴りが間違っているなどというのは
ヤボというものでありましょう
まあ、楽しくおしゃべりしましょう、
ここでお酒でも呑みながら、
という意味は十分に伝わってきます

でも、この照明スタンドというのでしょうか
お店の名前を記したランプ
ガラスが壊れたままです
人影も、ほとんどないに等しいのですが
修繕しようという気配もまったくありません

ヨッサリアン、ほとんど毎日
夕刻、このお店の前を通ります

ああ、今日も愛は破れているなぁ
きのうも愛は破れていたなぁ
明日も愛は破れているだろうなぁ

路地裏の破れっぱなしの愛だなぁ・・・

まことにレトロな街であります

グッドナイト・グッドラック!

オールド・シティ界隈・・・レトロ・ジャポンとヨッサリアン老(その九)・・・路地裏のお地蔵さま

2008-03-20 01:18:22 | ウロウロ日記

オールド・シティ界隈
お寺の多い街ですが
路地裏のあちこちには
お地蔵さまも鎮座されております

写真はそろばん教室の近くのお地蔵さまです
クリックしてご覧くださいませ

このあたりのお地蔵さまたち
たいへん待遇がよろしいのです
本格的一戸建てというのも珍しくありません

このお地蔵さまは、なかでも特別です
屋根の部分は飛び出ておりますが
本体部分は民家の壁にすっぽりと
ビルトインされているのです

どのお地蔵さまにも
いつも新しい花が生けられています
天空の城とは大違いです

天空の城では
花々は枯れてもしばらくは
花瓶に鎮座しているからです

でも、これはヨッサリアンが
ズボラだからではありません
あの八重葎案であれば
枯れた花々は土に還してやればOK、
つまりあのガーデンにポイッと捨てればよいのですが
天空の城ではそうもまいりません

色香を失ったからといって
ゴミ箱にポイ捨てするのは
少々残酷であります
ですから、心優しきヨッサリアン
君たち、まだそこにいたければいてもいいんだよ、と
花瓶の中にしばらく静置しておくのであります

路地裏のお地蔵さまの前を通りかかるときは
ヨッサリアン、必ず
どう、お地蔵さん元気?
と声をかけます

まことにレトロな街です

グッドナイト・グッドナイト!

オールド・シティ界隈・・レトロ・ジャポンとヨッサリアン老(その八)・・路地の途中で

2008-03-19 01:51:58 | ウロウロ日記

先日も、ヨッサリアン、天空の城から二百歩たらず、すぐ近くの古家を見上げておりしたら、通りがかりのおばあさんに声をかけられました。このおばあさん、腰はすこしも曲がっていないのですが、歩みが文字通り地を這うよう、一歩でやっとこさ10センチという感じ、足がどこか悪いのでありませう

「このあたり、古い家が多いやろ・・・」

と穏やかな声でした。

確かに多いのです、多いだけではなく、そのなかには何となく風情があるというか、少し手のこんだ感じの造りの古家が少なくないのです。写真の家もそうした古家のひとつ、クリックしてご覧くださいませ

以前からもう廃屋かと思っていたのですが、今日は洗濯物が干してあるので少しびっくり、それにしてもこの古家、なかなか凝った造りです、ひょっとしたら、かつては遊郭じゃなかったのかなぁ・・・

そうです、天空の城のすぐ近くの一帯は、昔は花街というか色町というか、れっきとした遊郭の町、戦後はレッドライン、次いでブルーラインという歴史をたどった街なのです、そのせいか、その残り香というのでしょうか、遊郭ではなかったかなぁと思う古家が点在しています、そのためか今でも小さな水商売のお店が点在しています、ただし、湖都最大の商店街の没落とともに、すっかり寂れて、どのお店も人影はまことにまばら、閑散、商っているかどうか定かでないお店も少なくありません

デジカメで廃屋ではなかったこの建物を写真におさめてから、あのおばあさん、大丈夫かなぁ、どこまで帰るのだろうと思って、路地の先に目をやりますと、
向こうからやってきた二人連れ、老夫婦と何やら親しげに話しておりました

まことにレトロな街であります

グッドナイト・グッドラック!

オールド・シティ界隈・・レトロ・ジャポンとヨッサリアン老(その七)・・路地を抜けると

2008-03-18 02:21:56 | ウロウロ日記

写真は毎日のように
ヨッサリアンが通り抜ける路地というか裏道というか
要するに小道であります

写真をクリックしてご覧くださいませ
画面の奥、黒々と見えるのは
三井寺さんのお山です

この路地が尽きるあたりで
一帯の空間がねじれており
突然、異次元空間に到達します
ヨッサリアン、
この異次元空間を通って
天空の城へと帰還するのです

この路地を緩やかに歩んでおりますと
古びた民家の前にぼんやりと佇んでいる
老人にあいさつされたり
なんとはなしに声をかけられたりすることが
少なくありません

まことにレトロな街であります

グッドナイト・グッドラック!

オールド・シティ界隈・・レトロ・ジャポンとヨッサリアン老(その六)・・江戸屋さんのショーウインドウ

2008-03-17 01:58:07 | ウロウロ日記

お醤油さんや喫茶店屋さん(再来)とは異なり
江戸屋美粧院さんは常時商っているようであります
そのため、ショーウインドウの手入れも行き届いております

写真はそのショーウインドウ
クリックしてご覧くださいませ

手入れは行き届いておりますが
十分にレトロであります

おそらく髪のお手入れだけではなく
婚礼の着付けなども行なうのでありませう
それで美容院では物足りず
「美粧院」としたのでありませう

まあ、この「美粧院」に参りますと
どのような美人に仕上がるのか
あなたの好みに合うかどうかは別といたしまして
このショーウインドウを眺めていますと
想像がつくように思われます

グッドナイト・グッドラック!