On楽工房奮戦記byよっさん@アコギ

わたしの音楽活動、楽器、PA、読書についての勉強を綴ります。

久々の実地PA勉強会(1回目)

2007年07月13日 | PA勉強会
このブログに最近PA基本資料みたいな物を書いてますが、本日実地勉強会を行いました。講師2名、生徒2名での勉強です。

内容はPA接続~電源入れ~出力チェック~マイク・ラインチェック~ゲイン調整~必要なスピーカーに求められる音を出すまで。音源はマイク、ギター(ライン)、CDの3つ。卓はヤマハMG16(内蔵エフェクトあり)とマッキーSR24。出力はモノーモノ接続(メイン1台、ステージモニター1台)です。
つまり基本組み合わせは全部入っているPAといえる形で行いました。

以前何度かPA勉強会を行った経験もあり全く分からない状態では有りませんでしたが、かなり忘れてしまっている部分もあって、復習を兼ねて全て自分でやらせるつもりでした。とはいえややアドバイスをしながらの講習となりました。

こういう機械を使う時にやはり大切なのは
・なぜこのボタン(ツマミ)が必要なのか?
・なぜこの手順で操作をするのか?
・なぜツマミはこの位置なのか?

等ひとつひとつの操作の必要性を理解することだと思います。ただ単にマニュアル通りに操作を進めていくことを覚えても不意のトラブルに対応出来ないし、マニュアル通りの設定ですむケースは逆に少ないハズです。もちろん私の経験からいってもそう簡単にスムーズに操作できるはずはありません。何度か繰り返して勉強するのも大事だし、実際にミュージシャンの音を自分で必死で操作すること絶対に必要です。失敗したことはなかなか忘れませんからね。

本日の実地練習内容(講師は私と代表さん・ギター演奏は私で実施)
まずはヤマハMG中心にシステムを組みます。
1.機材の接続(PA機材及びスピーカー)
2.電源入れ(順番に注意)
3.(CDのゲイン調整を行ってから)CDによる出力系等チェック(メイン、ステージモニター)・・ステージ側との会話
4.トークバックマイクを使う(ゲイン調整も)
5.マイクチェック・・・・ステージ側との会話をしながら
6.ラインチェック・・・・ステージ側との会話をしながら
7.ラインのゲイン調整・・・ミュージシャンとの会話をしながら
  (シールドの抜き差しの際の対応)
8.ステージモニターへの音の返し方・・・ミュージシャンとの会話をしながら
9.求められる位置に求められる音をスグに返せるようにする訓練
10.リバーブを効かせる(メイン及びステージモニター)
11.電源の切り方
12.ミキサーのスイッチ類の意味を理解する
次に卓をマッキー(24ch)に入れ替えて同じ事をします。
(おまけ)
1.グループアウトからステージモニターを返すには?
2.ステージモニターだけにリバーブを効かせるには?
(プリフェーダー&ポストフェーダーの理解)

引き続きメンバーのPAに対するスキルを向上させるために勉強会を続けようと思います。

※このPA勉強会にご興味の有る方はご連絡下さい。参加okです。

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