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●ニュースから学ぶ、ウラ事情とビジネスチャンス●
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平日日刊
2006年3月31日(金)
本ブログの概要
話題のニュースを数字を使って、世の中を客観的に読み解きます。
そこから見えるウラ事情より、ビジネスチャンスを探ります。
■記事
「iPod難聴」集団訴訟の弁護士、音量制限を「不十分」と非難
アップルによれば、10デシベル増加するごとに、
感覚的な音量はほぼ2倍になるそうだ。
(ITmedia)
(アップル)
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■疑問
デジベルを復習しよう。
10デシベル増加すると、危険度は何倍?
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■調査
音量で使うデシベルとは、アップルの言うとおり、
10デシベル増加するごとに、感覚的な音量はほぼ2倍になる。
感覚的な音量を表すために用いられる。
計算式:10log10 (B/A)
A=10e-12[W/m^2]
B=出力電力
例:B=10e-12なら、0デシベル
10倍になって、10e-11なら⇒10デシベル
100倍になって、10e-10なら⇒20デシベル
電力10倍⇒デシベル10増し
電力1000倍⇒デシベル30増し
(Wikipedia)
危険度、耳を傷めるまでの時間
約80デシベル(道路の騒音) :約8時間
約90デシベル(ヘッドフォンステレオ最大音量) :約1時間
約110デシベル(工事現場の空気ドリル) :約1分
(ENTry Japan)
騒音難聴の条件
音圧 :高いほど危険
時間 :長いほど危険
周波数:高いほど危険
(耳鼻科50音辞典)
■考察
10デシベル増し(電力10倍):危険度8倍
30デシベル増し(電力1000倍):危険度480倍増し
デシベル-危険度に比べて、電力-危険度の相関が高そう。
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■疑問への回答
デシベルとは、感覚的な音量を表すための単位。
10デシベル増加するごとに、感覚的な音量はほぼ2倍になる。
電力-危険度の相関が高い。
よって、記事中のアップルの主張は間違ってはいないが、
説明が足りない。
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デシベルって、難解。
この裁判、余計なお世話って気がするのは、私だけ?
■編集後記
横浜でのミッションも、残すところあと1日になりました。
今週はお別れ週です。
英会話の先生、飲み屋のお姉さん、にお別れを言い。
今日はバドミントン仲間にお別れです。
横浜での生活が、快適で楽しかったのも、周りの方々のおかげ。
横浜って素敵です。
明日は、最後、職場の皆さんにお別れです。
そして、転勤・・・・月曜日から群馬です。
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