坂井市 前田よしひこ

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第27回一筆啓上賞入賞者発表会

2020-01-26 20:50:00 | 坂井市

令和2年1月24日(金)午前10時より、高椋コミュニティーセンター「たかむく古城ホール」において、

第27回日本一短い手紙コンクール一筆啓上賞「春夏秋冬」の入賞者発表会が開催され参加してきました。

 

古城「丸岡城」がある坂井市丸岡町では平成5年(1993年)から日本一短い手紙コンクールを行っています。

「鬼作左」のニックネームをもつ本多重次が陣中から妻に宛てた手紙、

「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」にちなみ一筆啓上賞を毎年募集しています。

今回のテーマ「春夏秋冬」には、国内外から32,106通の応募があり、

大賞5点、秀作10点、住友賞20点、坂井青年会議所賞5点、佳作145点の入賞作が発表されました。

発表会では丸岡中学校の2年生5名が朗読発表しておりました。

また、入賞者をたたえる顕彰式は4月26日に行われる予定とのことでした。

審査員は、

小室等(シンガーソングライター)

佐々木幹朗(詩人)

宮下奈都(作家)

夏井いつき(俳人・エッセイスト)

平野竜一郎(住友グループ広報委員会事務局長)

審査員の皆さんの講評を楽しく聞かせていただきました。

大賞作品(5編)

・「母」へ

 俺が季節の変化に気づくのは、いつも、お母さんの弁当を開いたときです。

 中根悠貴(17歳)茨城県鉾田市

・「亡き息子」へ

 戸を閉めないでと病の床で雨音を聴いていた君。朝顔の残り花に久し振りの雨です。

 加藤壽子(77歳)京都府京都市

・「妻」へ

 むかし向日葵と言われた君。こっちを向いてくれないのは、僕はもう太陽ではないのか?

 三木孝良(74歳)兵庫県姫路市

・「里の秋」へ

 猫のクーがトカゲを追いかけたまま帰りません。もう冬が来るよと伝えてください。

 福永行男(71歳)鹿児島県霧島市

・「お母さん」へ

 クチナシの匂い立つ夜の気配に気づくようになって、話したいことが増えました。

 飯田浩子(53歳)東京都新宿区


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