
2015年1月の午後5時過ぎ、グラバー園にある三浦環像にであった。
巻頭写真の左側壁面の前に三浦環像があります。
この時には、何も思わずに撮った写メでしたが、今年のNHK連続テレビ小説「エール」で、
あらためてその存在を知ることになるとは思いもしなかったですね。
朝ドラ「エール」に登場する柴咲コウ演じる世界的なオペラ歌手「双浦環」、
モデルとなった人物がこの「三浦環」ですね。
予備知識も無く、駆け足でグラバー園を散策すると気づかぬことも沢山ありますが、
偶然に知り得たことに感謝です。
<午後5時24分撮影>
世界的に有名なオペラ「マダムバタフライ(蝶々夫人)」はプッチーニによって作曲されたオペラで、
長崎を舞台に、没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描いています。
物語に登場する景色はまるで旧グラバー邸から望む景色を思わせる描写であり、
戦後旧グラバー邸で過ごした進駐軍の大佐夫人がその住宅を「マダム・バタフライ・ハウス」と呼んだことなどにより、
長崎の戦後復興のための観光産業を活性化させるためにその呼び名が広く使われるようになったとのこと。
結果として、「蝶々夫人の家」や「蝶々夫人ゆかりの地」の作り話が史実より重視され、
1963年(昭和38年)5月、戦前に蝶々夫人の主役を2000回も演じて国際的にも有名なソプラノ歌手「三浦環」の銅像が、
旧グラバー邸の横に設置されたそうです。
銅像は蝶々夫人が幼い息子と共に、父親のピンカートン大尉が間もなく帰ってくるはずの長崎港を指さしています。
<午後5時24分撮影>
<午後5時24分撮影>
<午後4時59分撮影>グラバー園から見た稲佐山と長崎港。
NHK連続テレビ小説「エール」の主役は「古関裕而」。
最近、福井新聞の記事により、息子が通っていた、
独立行政法人国立高等専門学校機構「福井工業高等専門学校」の
校歌の作曲家が「古関裕而」という事を知りました。
毎日、色々なご縁に囲まれて活かされていることに感謝ですね。
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