
巻頭の写真は、「JR九州787系電車」
2017年(平成29年)10月17日、正午過ぎに直方駅到着。
総務常任委員会行政視察により直方市役所を訪問してきました。
ちょうどこの時は10月22日投票日の衆議院選挙の最中で、
直方市役所前には福岡県第8区ポスター掲示場があり、
麻生太郎副総理のポスターを見つけて思わず撮りました。
直方駅前には直方市出身の魁皇関の銅像がありました。
設置年度は2014年11月。
高さ238cm、重量480kgだそうです。
魁皇関の最高位は東大関、幕内優勝5回。
生涯戦歴は1047勝700敗158休。
幕内戦歴は879勝581敗141休。
ついでにお尻も。
視察場所:直方市役所
視察内容:公契約条例について
人口減少による市の財政と雇用環境悪化の状況が続き、入札制度改革により下支えを試みてきたが、
発注量も確保できず地元企業の疲弊も進む。
そのようなことから直方市議会での公契約条例の制定にかかわる一般質問や、千葉県野田市の全国初の公契約条例制定などを受け、
平成23年9月、公契約条例制定に向けての検討方針を決定。
その後、パブリックコメントの実施、市長への条例案報告などを経て、平成25年12月議会可決、平成26年4月1日施行となる。
公契約条例制定後の入札では、労働者への賃金支払い条項を定めていることより、入札参加前の自社積算設定などに効果がみられ、
業務委託においては入札時の過剰な価格競争の抑止に効果があったとの説明でした。
事業者からは条例実施後、事務処理が増えたことや、労務台帳の提出回数を減らして欲しいなどの声が聞かれるそうであったが、
条例施行後も予算額や落札率などの変化は無く、落札率は90%程度で契約金額の上昇も無いとのことでした。
坂井市では入札不調や高落札率などが見られ、どちらかと言うと、入札監視委員会や公正入札調査等委員会などの設置検討も必要と感じられました。