坂井市 前田よしひこ

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観光ボランティアガイドさんと小浜西組を散策

2021-12-02 22:43:52 | 重要伝統的建造物群保存地区

ホテルせくみ屋さんでランチの後は、

小浜公園で観光ボランティアガイドさんと合流し、

小浜西組伝統的建造物群保存地区を散策してきました。

小浜公園の入口は象の形をしています。

「おばまの歴史」によりますと、

室町時代初期の1408年、将軍足利義満への贈り物として象やダチョウなど、

当時珍しい動物を積んだ“南蛮船”が交易基地として発展を続けていた小浜に入港、

初めて「象」が日本に上陸したまちとなったそうです。

大陸から見た日本地図を見ると、

船で来る昔の日本(京都)への玄関口は若狭湾ということもうなずけますね。

小浜公園入口の象の反対側には、小浜まちなか散策案内板があります。

重要伝統的建造物群保存地区

名称:小浜市小浜西組

種別1:商家町

種別2:茶屋町

選定年月日:2008.06.09(平成20.06.09)

解説文:小浜は福井県の南西部、日本海に面した港町である。

古くは日本海側から京への物資の中継地であり、若狭国の政治の中心地でもあった。

慶長6年(1601)に京極高次の小浜城築城後町人地が拡大し、

貞享元年(1684)に東、中、西の3組に区分された。

保存地区はそのうち西組のほぼ全域で、商家町と茶屋町、寺町からなる。

商家と茶屋では建築様式が多少異なっており、茶屋は二階前面に縁や出窓を出す特徴がある。

近世城下町の町割を継承し歴史的風致を今日によく伝えている。

国指定文化財等データベース参照(文化庁HP)

各家の玄関には5匹の身代わり猿が吊るされています。

魔除けでしょうかね。

庚申さんと身代わり猿とコンニャク

庚申信仰は青面金剛像を本尊とし、青面金剛の使いの猿を型どったお守りは、

魔除け、厄除けとして町内の家々の軒先に吊るされている。

まだ、庚申の日には、人間の体内にいる「三尸(さんし)の虫」が、

寝ている間に体から抜け出し、天帝(寿命の神)に悪行を告げ口に行くそうである。

そのため、「三尸(さんし)の虫」を退治すると伝えられている「コンニャク」を、

北を向いて無言で食すれば諸病諸厄を免れる。と昔から伝えられているとのこと。

「三尸(さんし)の虫」

三尸(さんし)とは、道教に由来するとされる人間の体内にいる虫。

上尸、中尸、下尸の三種類で、上尸の虫は道士の姿、中尸の虫は獣の姿、

下尸の虫は牛の頭に人の足の姿をしている。

大きさはどれも2寸で、人間が生れ落ちるときから体内にいるとされる。

全国伝統的建造物群保存地区協議会

小浜市小浜西組

https://www.denken.gr.jp/archive/obama-obamanishigumi/index.html

 

文化遺産オンライン

小浜市小浜西組

https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/203319

 

 

 


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