国の重要文化財の旧花田家番屋からオロロンラインを北上すると、
約100kmでオトンルイ風力発電所の横を通ります。
直径50.5mのローターが74mのタワー部に取り付き、
地上から羽根先端の最高高さまでは約99mになります。
その巨大風車(オランダ製)が3.1kmに渡り28基並ぶ風景は他で見ることが出来ない風景です。
萌える天北オロロンルートを天塩町の天塩川河口付近で国道232号線から道道106号線へ。
天塩河口大橋を渡る時、上流に見たことも無いようなものが見えました。
この時はそれがオトンルイ発電所とは知りませんでした。
近づくにつれ、風車が一列に並んでいるのを見て、綺麗な景色だと思いましたね。
オトンルイ風力発電所の建て替え計画により、この景色が見られるのも後3年程度でしょうか。
下調べもせずに走ったオロロンライン、景色の良い思い出深いルートでした。
「萌える天北オロロンルート」またドライブしたいものですね。
JFEテクノスに依頼へ 幌延町オトンルイ発電所建て替え - 北海道建設新聞社 - e-kensin
幌延町浜里地区のオトンルイ風力発電所は2003年9月より運転実施されています。
年間発電量は約5,800万kWh(幌延町全体消費電力の約2倍)に達しているそうです。
オトンルイ風力発電所の建て替え計画は、運転開始から15年以上が経過した『既設風力発電所を更新』することにより、
風況に恵まれた当該地域における風力発電所の継続的な運用を目指し、
今後も地域のエネルギー資源を活用して環境負荷の小さい風力発電事業を推進し、
我が国のエネルギー自給率の向上への貢献や地域産業の活性化への寄与を目的とするものだそうです。
風力発電所の寿命は約20年みたいで、意外と短いものですね。