今回は「きしめん」の名前の由来についてです。
いくつかありますが、その中でよく言われているものをご紹介させていただきます。
◎「雉めん」ではないかという説
江戸時代の尾張藩では麺にキジ肉を入れるのが伝統だったが、キジ肉が貴重だったので代わりに油揚げをのせることで庶民の間に広まったというものです。
◎「棊子麺」を語源とする説
うどんの生地を竹筒で碁石大に押し切り、ゆでて豆の粉をつけたもので、名古屋の碁打ちは対局中に一服する時好んで食べたというものです。
◎「紀州めん」ではないかという説
尾張に修行に来ていた紀州出身の料理番が考え出し、「紀州めん」と呼ばれていたのがいつの間にか縮まったとされる説
などなどあります。
江戸時代の文献には、東海道の「いも川」「現在の刈谷市今川」に名物の平打ちうどんがあったと記されていたそうです。
古くから名古屋近郊で好まれていたようです。
どの説もありそうです。
あなたならどの説だと思われますか?
よしだ麺のきしめんをお召し上がりいただきながら、推理していただければと思います。
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