山心 花心 湯心 -Part2-

山に登り花や鳥に魅せられて北部九州をうろついています

久しぶりに「カラ迫岳」に登る!(花探しも兼ねて!)

2022年04月12日 | 山登り

 

-4月9日-

この数年探していた花がある。そんなに稀少というわけでもないんだけれど。

御前岳でも空ぶっていて、どこそこには大きな群生もあるとも聞いている。

まぁ、そうはいっても山登りのついでに見れるところがいいので、

久しぶりに、いつもの山仲間との山行が成立したこの機会に「カラ迫」を提案。

メンバーも気持ちよく「いいよ!」とのことで「カラ迫岳」に行くことに。

 

カラ迫岳は、二十数年ほど前に一度登ったことがある。

まだ。花には何の興味もない頃で、季節はちょうど今頃だった。

登山口の記憶が曖昧だったので、ナビを設定。8時には太宰府インターに。

そして朝倉でおりて星野村へと向かったまでは良かったけれど、それからがね?

 

ナビが示しているルートではなく、これまでの経験で近ごろできたトンネルをと、

進んでいるとナビが引き返せと執拗に迫ってくる。と、不安になり引き返した。

これが間違いの始まりだった。もう少し行くと調音の滝が現れたのだけれど!

 

何だか見覚えのある棚田が現れた

ヒガンバナでも有名な「つづら棚田」だね!

 

ここでも引き返せばまだ時間的には良かったようだが、ナビに従って狭い林道へと入っていく。

 

狭隘な林道をかなり走ってしまった!

 

木の花を撮ったりしながら

 

10時過ぎに、ようやく登山口に到着し準備をしてから出発。

 

噂に聞いていた、シロバナネコノメソウの群落がこれなのか!

うーん!すごい!

 

アップでも迫って

 

群落の中には、「ハルトラノオ」さんも!

 

花を探しながらゆっくりと登っていく

 

「ヒトリシズカ」さんもとっても立派!

 

キョロキョロとしていると、

 

「サバノオ」もパッチリ!

 

その美しさに心が躍る!

 

そして、お目当てのお花が登場だ!

 

数的には少なかったが、多分これがあのお花さんだよね!

 

さらに別のものを探しながら先へと進んでいく!

 

前登ったことはすっかり忘れてしまっている

沢沿いの快適な登山路

 

過去には金を掘っていたようで、鉱山跡がある

 

かなりの急勾配になってきた

 

まだ少しくらいは残っているのかな?

 

そんな卑しい思いをすぐに捨て去って

 

愛しい花々へと眼を向ける!

「ミヤマシキミ」?

 

稜線に出ると、快適な青空が広がっていた!

 

オッと!これは「ツクバネさん」!

 

うむ?これなんだ?

フタバアオイに椿はよく似合う!

 

あのカメさん標識がここにも!

 

Yさんは、欠けた国境石の手直しをし!

 

そして、ここを過ぎれば

 

圧倒的な眺望の山頂へ!とうちゃこ!

 

目の前には、御前岳と釈迦岳!

 

この雄大な景色を見ながらの今日の豪華ランチ!だったけれど撮り忘れ⤵

 

ゆっくり、マッタリとした山頂独り占め!

Yさんの靴には、山友Mさんのお思いがたくさん記憶されている。

これからも、多くの山々で靴音を響かせていくことだろう!

 

さぁ、それじゃそろそろ下山しよう!

 

下りは西ルートで

 

これがかなりの急斜面!

雨後は、滑るかもね?

 

再び沢筋に戻ってきたので

再度「ヨゴレネコノメさん」にカメラを向ける

 

登りでは気づかなかった「エイザンさん」も

 

そして、もう一度「シロバナネコノメソウ」の大群落に挑戦!

 

そうこうしていると、登山口まで戻ってきた

 

もしかすると、いつものメンバーでの今年お初だったかな?

 

新型コロナのこともあるけど、5月の連休のどこかで「Mさん追悼登山」に行きましょう!

 

登山口から星野村に戻る途中には「キブシ」が

 

帰路は間違えることなく正しい道を通って

 

浮羽まで出ることができて、そこであるブログの記事を思い出した!

 

「芝桜富士」と言うそうだ!

 

うーん!こぢんまりとまとまっていて、思わず、ほっこり!

こんなものがあったなんて、知らなかった!

でも、今年限りとのことで間に合うことができよかった!

 

 

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