シニアのグランプリファイナルと同じところで、ジュニアの
グランプリファイナルも開かれていて
ロシアの「ワリエワ選手」が優勝しました。
競技前の情報では、「ワリエワ選手」は４回転ジャンプを
跳ぶことができるので、今大会でも４回転ジャンプで
トリプルアクセルと４回転を跳べる、アメリカの「アリサ・リュー選手」との
一騎打ちの構図で、「アリサ・リュー選手」が有利かな？
と、思ってましたがこれも見事に外れて
「ワリエワ選手」が勝利しました。すごいのは、「ワリエワ選手」が
骨折から回復して３週間なんだそうで、全ての高負荷の
ジャンプを回避して、完成度の高さで勝負しての勝利！ということです。
前半に跳ぶ４本のジャンプの得点合計を見ると
「ワリエワ選手」の22.82なのに対して
「アリサ・リュー選手」は30.59と点差がありますが
後半のジャンプの合計は「ワリエワ選手」の33.92なのに対して
「アリサ・リュー選手」は26.16で、ジャンプの合計得点は
「ワリエワ選手」が56.74、「アリサ・リュー選手」が56.75と
ほとんど同じで、３種類のスピンでは「ワリエワ選手」が勝ち
うまさの指標の演技構成点では62.58と60.06と
「ワリエワ選手」の勝ちです。
「ワリエワ選手」の演技の美しさは、シニアと比べても
並ぶ者がいない、柔軟性を生かした高度なバランスによるもので
BS朝日のTVからの切り出し画像でご覧ください。
滑りながら頭上高く足を上げるなど、８月に149cmの身長とは
思えないダイナミックでしなやかな演技です。
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