国政選挙が近くなってきたからか、反アベ勢力の政権批判がなりふり構わなくなってきた。建設的批判はゼロ、合理的・論理的批判もゼロ、詭弁にまみれた我欲政局優先の批判のための批判ばかり、心底うんざりする。お前らいい加減にしろと。
G7サミットは誰の目にも大成功だった。オバマ大統領の広島訪問も歴史的快挙だったし、安倍総理とオバマ大統領の演説は感動的だった。完璧なサミットだと評価して良い。国民の喜びと満足感は、世論調査でもはっきり表れた。
成功したのだから素直に評価すれば良いのに、反アベ連中は粗探しに必死だ。開催前からオバマ大統領と謝罪の問題でグチグチとケチをつけ、終了後は安倍総理のリーマンショック云々を言葉狩りし、関連して消費税増税延期を批判している。
増税延期は国民の大多数が賛成しているわけだが、反アベ野党は「やると明言したのだから増税しろ」「延期なら総辞職しろ」「でも野党は延期法案出すから国会延長して審議しろ」「でも内閣不信任決議は出すからな」等々、もう滅茶苦茶だ。
世論調査で反対が多い政策を進めると、反アベ連中は「数の力で強行採決」の常套句で猛反発してきたはずだ。今回の増税延期は民意とマッチしているわけで、もし増税していれば、やはり「数の力で強行!」「ナチス!」等と批判したのではないか。
増税すれば猛批判、先送りしても猛批判、国民無視の政局闘争、反アベ連中は頭がオカシイとしか言いようが無い。
5月27日、報道ステーションを見ていたら、増税延期について安倍総理が麻生財務相や菅官房長官らと続々会談したことが報じられ、延期反対派も多数いたことから「内部でも亀裂」などと、あたかも内部抗争が勃発しているかのごとく、与党に対する不安定感を煽っていた。
5月30日のNEWS23を見ていたら、今度は安倍総理と麻生大臣が笑顔で会話している様子を取上げて、「増税で対立していたはずなのに一点和解、何故!?」、「茶番劇で国民を騙した、自民卑劣なり!」などと報じていた。
アホかと。
政治家ごとに意見が異なるのは当たり前であり、通常、こういった会談は「議論」「対話」などと表現すべきものだ。自民党には、多様な意見を交わす風土・ガバナンスが有り、安倍総理にはこれをまとめる度量と決断するリーダーシップが有る。
民主党は消費税問題で内紛を起こし、たちまち小沢一派が分裂したけれど、それと同じレベルで自民党を論じるなと言いたい。
他にも、民進党ら反アベ勢力は最近やたらと「アベノミクスは失敗した」と批判している。これも、国民感覚からは大きく乖離した愚劣な決めつけだ。国民感覚として、アベノミクスは大成功とは言えないまでも、そこそこ成果を上げている。
アベノミクス以降、株価は大幅に上昇し、円高もかなり是正され、デフレスパイラルから脱却し、失業率や求人倍率も劇的に好転し、賃金も多少は上昇した。暗い話題しか無かった民主党時代と比べるまでもなく、社会は随分と明るくなった。
国民の多くは、安倍自民党に大満足はしていなくても、それなりに不満も少なく受け容れている。まして、野党よりは断然自民党が好まれ、それは政党支持率・内閣支持率にもしっかり表れていて、与党としては上々の成果と評価していい。
反アベ連中の与党批判は、一部の特殊な思想を持つ国民には拍手喝采で受け容れられても、ほとんどの国民には実感に反した意味不明の難癖でしかない。
もうね、そういうのは公の場とか公共の電波使ってまで撒き散らすなと。機関紙とかBS・CSの有料チャンネルとか、見たい聞きたい人だけが集まる媒体を使えと。国民感情と乖離した連中の分際で、社会にしゃしゃり出てくるなと。
本当にくだらない。反アベ野党は、あまりにもレベルが低すぎて国政政党と呼べない。なら、国政政党は自民党だけあればいい。責任野党は必要だと思うが、今の野党が成長するとは思えないので、ならいずれ自民党が作れば良いのだ。