これはぜひ観てほしいの!」
と、三吉演芸場の本田玉江さんに言われてたので、
初日に行ってきた。
私は大衆演劇に詳しくないのだが、そこから出て
一般の人も知るようになった大スターとして
梅沢富美男と松井誠の名前くらいは知っている。
大衆演劇が低迷し、三吉演芸場も閉館の憂き目をみるか
という不安の中で、本田さんが起死回生の策として
思いついたのが「船乗り込み」というイベント。
江戸の歌舞伎役者が大阪へ初めて乗り込む時、
あるいはその逆に大阪の役者が江戸へ来た時に行われた
もので、飾り立てた船に艶やかな衣装の役者達が
乗り、船で劇場へ入る。
その華やかな催しを、意気に感じて受けたのが
梅沢武生一座。
梅沢富美男はそこの花形だった。当時19歳。
きらびやかな役者衆、お囃子を乗せた船は
中村川から堀割川へと往復し、見事、大衆演劇の灯を
復活させたのだという。
梅沢富美男
本田さんはまた、松井誠さんとはことに親しいようだ。
息子の悠さんが「松井悠一座」を立ち上げ、
今回はめでたい親子競演。
芝居の間は撮影禁止なので、休憩時間に
役者さん達がグッズを売りに客席を回るところをぱちり。
じつは撮影中、遠慮なく携帯で撮影したりビデオを
回したりしていた人も多かったのだが、私は真面目だから
終わってから見送りに出て来たところを撮ればいいと楽観していた。
撮りたかったのは松井誠さん。
いやあ、53歳だそうだが、姿の良さといい切れのいい踊りといい、
演技のうまさといい、さすがに大衆演劇の枠を超えて活躍する人だけある。
で、終わって、ロビーでカレンダーにサインをしている
誠さんをぱちり。
だけどピンボケになった予感がしたので、さらに撮ろうとしたら
スタッフに「あ、すみません、撮影は禁止です!」と阻止された。
でも、一枚撮っちゃったもんね、
ピンボケだけどアップしちゃったもんね。
ごめんなさい!
夜は今年になって初めての中華街。
仕事がらみでご馳走になる。
広東道の「隆蓮」。
立派なお品書きがテーブルに。あまりに達筆で読めなかった。
こんな料理や……。
あんな料理、
いろいろといただいたが、どれも上品なお味で
とてもおいしかった。
デザートの桃まんは、桃の実グッズコレクターの私としては
持って帰って永久保存したいほど可愛かったが、もちろん
その場でおなかのなかに。
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