http://blog.goo.ne.jp/chuka-champ
毎日のように中華街でランチを食し、その内容が紹介されている。
私はかねてより、このブログの主である酔華さんと、中華街ランチを
ご一緒させていただくことを夢見ていた。
それが昨日、ようやく実現。案内してくださった店は大通りの「一楽」。
http://www.ichi-raku.jp/index.html
昭和2年の創業で、ランチメニューも豊富。中国の風景が描かれた店内は、
おちついた中にも中国風情緒が漂っている。
我々は三名だったので三種の定食をオーダーし、シェアすることに。
「赤魚とインゲンのガーリック炒め」
赤魚という名ではあるが白身の魚。茄子、インゲンと一緒に炒めてある。
スパイシーで、後を引く味!

「手羽元と夏野菜の中華風カレー」
「中華風」とあるが、そんなにくせのある味ではない。
チキンは柔らかいし、夏野菜の彩りも美しい。

「涼麺」
冷たい麺にトマトを初めとしてサラダの野菜がたっぷり。
するすると入るし、なぜか御飯のおかずにもなる。

これに、盛りの良い御飯と、スープ、キュウリのぬか漬け(自家製!)、
野菜の酢漬けがつく。デザートはプリン風な杏仁豆腐。
この日は関帝様の息子の聖誕祭だということで、お供えの着色卵も
いただいた。

酔華さんお勧めだけあって、どれもほんとにおいしい。
御飯、こんなに食べられるかな、と最初は心配だったが、
なんのことはない、きれいにたいらげてしまった。
料理は極力、化学調味料を控えているというのも嬉しい。
最近、店の移り変わりも激しい中華街だが、こういう店は
ぜひ頑張っていただきたいものだ。
今度は夜に来て、紹興酒をいただこう。
さてこの夜はこじんまりした立食パーティーがあった。
その帰り、近くにメイド喫茶なるものがあるから、いまごろ
なんではあるが後学のために行ってみようということになった。
横浜駅西口……といっても駅からちょっと離れた静かな住宅街の一角。
あらま、行列ができてる! 若い男性ばかり7人ほど。
おじさん一人、おばさん三人の我々も、その列に並んだ。
十分ほど待っただけで入ることができた。
白いレースのキャップに白いブラウス、白いエプロン、
長い髪のメイドさんに導かれて入った店内は、ビクトリア調のしつらえ
……ではなくて、おたくっぽい男性客でいっぱいの明るい喫茶店だった。
スクリーンにアニメが映し出され、店内にはアニメソングが流れている。
メイドさんも、客を「ご主人さま」、「いらっしゃいませ」を「おかえりなさい」
「ありがとうございました」を「行ってらっしゃいませ」と言い換えているものの、
跪いてかしづく、という感じのものではなかった。
男性達はみんな、メイドさんに嫌われないよう、たいへんお行儀良く
坐っている。実質的には、メイドさん=お嬢様。
写真は同行のS氏がオーダーなさった「メイドが握ってくれるおにぎり」
海苔をはりつけて「キティちゃん」になった大きなおにぎりを、
S氏はダイエットしてるにもかかわらず、おいしそうに完食なさった。
