
……と言っても、もう少し先の話なんですけどね。
8月13日から25日まで、横浜高島屋において
「ヨコハマ・グラフィティー」というイベントが開催されます。
1960年代後半から70年代にかけて、日本の若者文化を
リードした横浜。
その中心となった本牧には、白い米軍住宅が建ち並び、
横浜大空襲、敗戦の痛手から必死で立ち上がろうとする
日本人の憧れを誘っていました。
そこから生まれたのが、車とダンスとファッションで
当時のテレビにも取り上げられたナポレオン党。
その女性版、クレオパトラ党。
そしてグループサウンズ最盛期に一世を風靡したゴールデンカップス。
ゴールデンカップスの誕生当時、さらに、その後を取材した
私のノンフィクションが「天使はブルースを歌う」(毎日新聞社)です。
初めて書いたノンフィクションですが、自分でも大好きな作品です。
白塗りの娼婦メリーさん、根岸外国人墓地に秘かに埋葬されている
ハーフの赤ちゃん達……というミステリアスな話が、取材過程で
次々と出てきました。
金田賢一さんは各地で朗読を開催しておられますが、
この「天使はブルースを歌う・朗読版」を数年にわたって
上演してくださってます。
今回はたってのお願いでトークの相手を受けていただきました。
当日はここでしか言えない私の取材秘話、金田さんの
(おそらく)初出の横浜秘話が続出する予定です。
ぜひお越しください!
8月23日(土) 11時・14時の二回。(それぞれ約40分)


当日、販売されます。

つい最近、配信が始まった電子本です。
